日本の政治の問題:議院内閣制 | 思うように資金調達ができない方へ

日本の政治の問題:議院内閣制

日本は議院内閣制の国です。
イギリス、イタリア、日本、ドイツ、スペイン、スウェーデン、オランダ、オーストラリアなど多くの国が採用しています。
 
多くの国の制度ですから、その悪影響を一律の話としてすることはできません。
実際、日本のように経済成長しない経済政策を30数年も継続して、自らの手で国を弱体化させ、大半の国民を貧乏にしているような国は、恐らく日本ぐらいしかないことからも、議院内閣制が良くないと決めつけることはできないと考えます。
 
それは、日本ではこれまでの投稿でお話しした曖昧な三権分立、小選挙区制などとあいまり、特定の組織が権力を握り、国を発展させないように、そして国民が豊にならない政策を30年以上継続されるような暴挙を止めて変えれない稚拙で中国のことを嗤えないような政治が続いてしまうようなことになってしまっていることからも分かります。
 
ここからは議院内閣制自体が政治に与える悪影響について考えてみたいと思います。
 
①首相の独走議院内閣制では首相が内閣を主導し、議会で過半数の支持を得て政権を担当します。しかし、首相が強力なリーダーシップを発揮しすぎると、内閣や党内の協力やバランスが乱れ、意思決定が一本化されてしまい、独裁的な傾向が生じる可能性があります。
※正しい政治を目指す首相なら良いかもしれません。
しかし岸田首相のような基本は財務省ベッタリ。
だから、本来なら国が財政支出すれば簡単なことなのに、国民負担を上げてても財務省が嫌がる財政支出を少なくて済むようにするから、与野党で本来必要もないかことの審議に無駄な時間を費やしたり、支持率も下がってしまうのです。
 
言い方はきついかもしれませんが、腐った首相でも首相の座にいると独裁的な権力を持ち、特定の勢力圏に取りこまれやすく、間違いの政治が継続されてしまうのです。
 
 
②政策の停滞
議院内閣制では内閣の閣僚は議会の議員で構成されており、内閣の信任を得るために議会の多数派を獲得する必要があります。政権与党が議会で多数派を失ったり、野党との間で対立が生じたりすると、政策の決定や実施が滞り、政府の機能不全や停滞が起こりやすくなります。
※まさに現在の岸田首相(政権)の状況になります。
 
 
③政治の不安定化: 議院内閣制では政府が議会の信任を受けているため、政治的な不安定化が生じると政府を崩壊させることがあります。定期的な選挙や内閣不信任決議が行われることで、政府の継続性や信頼感が揺らぐ恐れがあります。
※②と同様、現在の岸田首相(政権)の状況になります。
 
 
④利益集団の影響
議院内閣制では議会での多数派を獲得することが政権の基本条件となるため、特定の利益集団や勢力の影響を受けやすくなります。政治資金やロビー活動によって政府の政策決定プロセスが歪められる可能性があります。
※①と同様、国と国民のためでなく、特定の集団や勢力(財務省とその一派のザイム真理教一味)のための中国のことを嗤えない政治が続いてしまっています。
 
 
いずれにしても議院内閣制だけが、特定勢力のための政治が長期間継続される訳ではありません。
 
世界をみても、日本ほど財務省と言う官僚組織に長期間にわたり権力が集中している国は珍しいです。
 
つまり、日本は議院内閣制の国でも、チェックバランスの取れていない数少ない国であることは確かだと言えると思います。
 

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