三井住友銀行の融資をめぐり、決算書を偽造して計5億5千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われた不動産会社「コシ・トラスト」(東京都渋谷区)社長、中林明久被告(41)の判決公判が16日、東京地裁で開かれた。朝山芳史裁判長は中林被告に懲役4年(求刑懲役7年)を言い渡した。

 また共犯とされた元社員、斎藤貴嗣被告(46)は懲役2年6月、執行猶予4年(求刑懲役3年)とした。

 朝山裁判長は中林被告について「詐取金のうち4億円以上を取得している」と指摘。「犯行の中心的役割を果たし刑事責任は重い」と断じた。一方、斎藤被告は「従属的だった」として執行猶予とした。

 また詐取金4億5千万円については同行の元行員、堀真文被告(44)=同罪などで起訴=との共謀を認定した。

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