bFGF注入治療の長期経過観察でわかったこと。 | FGF組織再生療法によるくぼみ目やしわの治療は東京/神戸ルネッサンス美容外科

FGF組織再生療法によるくぼみ目やしわの治療は東京/神戸ルネッサンス美容外科

内因性成長因子であるFGF(線維芽細胞増殖因子)を使用した安全で確実な「くぼみ目治療・しわ治療」等の若返り治療を紹介しています。bFGF治療なら「日本美容外科医師会認定適正医療機関」「日本美容外科学会認定専門医」のルネッサンス美容外科におまかせください。

僕が、FGFによる組織再生治療をし始めてからすでに8年以上が経過した。

数多くの症例を長期間観察してきて、bFGFによる治療は「極めて有効性安全性が高い」ということを改めて実感している。特に「くぼみ目」「鼻唇溝(ほうれい線)」に対する治療の有効性は特筆に値する。

「くぼみ目」の治療においては、もはやbFGFの治療以外は考えられない。くぼみ目の治療・改善は、以前は他部位からの脂肪移植しか方法がなかったのであるが、この脂肪移植については、移植脂肪の生着率を予測することが困難であること、本来の組織との柔らかさの違いによるもこもこ感、生着部位のムラ等、不自然さを挙げればキリが無い。FGFによる改善効果を認知してる僕らにすれば、はっきり言って「脂肪移植のメリットはゼロ」である。ヒアルロン酸注入なんてのも、個人的には論外である。眼窩内に感染やアレルギーのリスクがあるものを充填することは、僕には怖くてできない。

「鼻唇溝(ほうれい線)」の改善には、ヒアルロン酸注入は効果的だ。そういう治療法もあるだろうし、否定はしない。感染症状やアレルギー症状が出ても、眼窩周辺へのヒアルロン酸注入のようなリスクもす少ない。でも所詮一時的な改善である。繰り返さなければ意味がないし、やめれば元の木阿弥である。1~2度の治療で持続的効果がある「FGFによる治療」と比較すると、結局ヒアルロン酸注入は費用的に高くついてしまうことになる。驚かれるかもしれないが、フェイスリフト手術をしても、鼻唇溝(ほうれい線)に対する効果は、意外に小さい。ほうれい線を気にして、思い切ってフェイスリフト手術を受けたはいいものの、ほうれい線に対する効果に失望した人はどれほで多いことだろう。ほうれい線を改善する、「もっとも手技的に簡単で、受けた人も効果を実感し易い方法」は、ほうれい線直下の皮下組織のボリュームを増やすことである。この観点からなら、ヒアルロン酸等のフィラー(充填物)で改善させることは理にかなっている。ボリュームを増やす「実体」が、ヒアルロン酸等の「異物」ではなく、自己組織ならベストであることは言うまでもない。だから僕はFGFによる自己組織を増やすことがもっともいい方法と考える。

僕が、長期間FGFによる組織再生の経過を観察して言えることは、
「FGFによる組織増殖期間はせいぜい2週間程度である。」
ということである。それは、長期間の観察で得られた事実である。
処置後2週間後の経過と、処置後数年以上経過した時点での結果は、どの症例においても変わらない。つまり、FGFによる組織増殖は早期に完結してしまい、増殖し続けることは無いということ。この注入早期に増殖した組織が、ヒアルロン酸のように消失することはないので、その効果が継続するということで、別に組織がずっと増え続けることによって効果が維持されるわけではない。

くぼみ目、ほうれい線を気にされている方はぜひ「ルネッサンス美容外科」にご相談ください。