プラスティック容器包装の分別回収 | Be Wise!

プラスティック容器包装の分別回収

今日、近くのスーパーに行ったらプラスティック製容器包装の分別収集のチラシ配布が行われていました。

これまでプラスティック製のトレイやボトル類、ポリ袋などを分別回収しリサイクルを行うそうです。

私が子供のころに分別回収が始まり、私の実家のほうではプラスティック容器は燃えないゴミという扱いでした。

その当時は焼却炉の性能が低かったため、プラスティック容器を燃やすと焼却炉に問題が起きるので分別回収して、プラスティック容器の類は燃やさずに埋め立てるという、まさに燃えないゴミという扱いでした。

今回の分別収集は、そういった燃える燃えないという問題ではなく、プラスティック製容器包装をリサイクルすることが主眼となっています。

そのため、単に分けて出せばいいというのではなく、プラスティック容器を洗ってリサイクル可能な状態で出さなければなりません。

トレイ類を洗うのはそれほど問題ではありませんが、口の細いボトル類やラップフィルム、ポリ袋の類は洗うのがかなり面倒な気がします。

生産・流通の段階からリサイクルを意識した容器包装を行っていただくとともに、私たちも生活スタイルや考え方を変えないと、本格的な運用は難しいのではないかとそんなことを考えてしまいました。

特に小分けパック、個包装といったものは洗って出すのが面倒になりそうな気がしますので、本当に小分けパックや個包装が必要かというところからの見直しが必要な気がします。

他にも、生産・流通のコストダウンのために使用されている容器包装は最終処分まで含めた全体では結局コスト高になっていて、生産・流通でのコストが行政につけ回しされているだけではないかとか、そういったことも考えなければならないと思います。

真剣に考えると結構難しい問題だとは思いますが…。