1月4日に腫瘍マーカーの結果を聞きに行った帰りに、友人に紹介してもらった鍼灸の治療院にも行ってきました。


鍼灸は数年前に一度整骨院でお試し、でやったことはあったのですが、本格的に施術を受けるのは初めて。どんなことをしていただくのか楽しみにして行きました。

 

施術してくださった鍼灸師の先生(T先生)は、その道ではかなり有名な方らしく、臨床に熱心なのはもちろんのこと、新しい手技の研究開発や教育にも熱心に取り組んでいる方だそうです。

見た目は怖い(WANTEDのポスターがあれば疑うことなく信じてしまうようなレベル)のですが、しゃべりかたも仕草もとてもソフトでお茶目な方で、魅力的な方でした。

T先生はがんの治療における鍼灸のサポートに関する研究にも熱心に取り組まれており、都内のがん専門病院とも連携してサポートに取り組んでいます。


私は今の自分の状況(抗がん剤はやっていないが、将来もし転移再発ということがあれば、抗がん剤を行う可能性もある)は友人経由で詳しく伝えていたため、どのような施術を考えているのか、これまでの実績などを詳しく教えてもらいました。

 

※私自身の現状にあまり合致しないので、詳しくは聞いていないのですが、抗がん剤の副作用軽減や癌性疼痛の緩和など、世界的な取り組みについても聞かせてもらえ、有意義な時間でした

 

T先生の基本的な考え方は、鍼灸治療はがん治療の3大療法と併用していき、その効果を最大限に高めていくサポートをしていくもの、という考え方です。

なので私の場合は、術後のダメージを回復し、再発阻止・予防の観点から免疫力を高めていく、という観点で施術を行ってもらいました。

 

そして実際の施術ですが、まず両手首の脈診と舌診をしてもらいました。

このときの「鍼灸では病気ではなく病人を診ていきます」という言葉が印象に残っています。

その後仰向けに寝て足やお腹の触診。

お腹の触診はくすぐったかったのですが、順調に回復しているとのことで安心しました。病院でO医師にも傷の経過は順調と言われていたので、より安心することができました^^

 

触診の後は足とお腹と顔と頭に鍼を打ってもらったのですが、数分くらいしたら体がぽかぽかしてきてとても気持ちよく、爆睡してしまいました。

「うつぶせになりますよ~」と声をかけてもらうまで熟睡してしまいました。


うつぶせになってからは、今度はお灸。

これが、もう本当に気持ち良い!鍼も十分に気持ちよかったのですが、その何倍も気持ちよかったです。

お灸タイムも引き続き熟睡。寝ていたら施術が終わっていましたw

 

終了後、次の予約をしようとしたところ、「このまま2~3日過ごしてみて、合ってそうと思ったらまた予約してください」と言われたので、とりあえず週末まで様子を見ることになりました。

でも、あまりに気持ち良すぎたので、これはもう継続確定ですね。


紹介してくれた友人にも「爆睡してしまった」と伝えたら、「鍼灸師と合ってるということだから前向きに検討していいと思うよ~」とのことだったので続けていこうと思います。