こんにちは、秋も本番という感じで夜寝るときには肌寒さまで覚えますね。風邪をひきやすい季節ですから注意してくださいね。
さて、昨日TBSのスポーツドキュメンタリー番組『石橋貴明のスポーツ伝説…光と影』という番組をみました。
斎藤祐樹選手の現状などもインタビューされていたのですが、何より驚いて番組に見入ってしまったのは、1988年に元プロ野球選手・吉村禎章と栄村忠広に起こった悲劇とその後の人生を明かす特集でした。
当時巨人の大ファンであった私は、札幌丸山球場でおこった守備の際の栄村選手のダイビングプレーによって吉村選手が膝の人体を断裂した大事故のシーンを鮮明に覚えていますし、その試合も見ていました。
しかしその後の両選手の苦悩、とくに怪我をさせた側である栄村選手の苦悩については想像もつきませんでした。
状況が状況でしっかり謝罪出来なかったことを今でも悔やんでおり、手紙にしたためた文章にはありのままの彼の気持ちがあらわれていたと思います。
また吉村選手も、「あの事故で経験した苦しみ、再起への強い思いが自分の成長につながり、それが今でも野球界の中で仕事をいただいている要因になっている」と語る彼もまた凄いなと感じました。
また解説者である元巨人の江川さんの、自分と小林投手との関係もこのような感じで、晩年になるまえずっと謝罪の機会がなく、苦しい気持ちでいたと打ち明けていました。
ほんの少しのボタンの掛け違いで、苦しい思いをしている人も一杯いるんですよね。