8月6日からずっと、エアコンを28℃でほとんどつけっぱなしにしています。


実は7月29日から8日間、救急車で運ばれて入院してました。
退院したのが8月5日の夜でした。

入院する前は日中少しエアコンを入れても、夜は窓を開け放せば涼しい風が入ってきていたのですが、入院中にそれまでと違って猛暑日が続く毎日。

エアコンを入れると悪寒がしていた私も、病院で涼しい温度に慣らされたのか、帰宅して暑さがこたえる「ふつうのからだ」?になっちゃったみたいです。



さて入院したいきさつですが・・・



「今後は血管新生阻害剤(アバスチン)のみを定期的に投与することでがんの増殖を抑えることになった」と書いた前回の記事から2日後にアバスチンを点滴に行ったのですが、その翌日から2度続けて急な胸の痛みと頭痛が起きるようになったんです。


その時はロキソニンを飲んでおさまったのですが、7月29日の未明に起きた同じ発作は耐えがたい痛みで、とっさに血圧を測ったらなんと233/156という恐ろしい数字で、すぐに救急車となりました。



救急車の中ではかなり不整脈が出ていたようですが、エコー検査や心電図モニターでの異常はないとのことで、しばらく様子を見るための入院となりました。



2日経って、ドクターと「異常もないからそろそろ帰るか?」と話をしていたんですが、その時、おそろしい発作が突然起こりました。


胸が締め付けられる痛み、後頭部の割れそうな痛み!

ナースコールで飛んできた看護師さんが血圧を測ろうとしても高すぎて測れなくて、私は痛みが我慢できず唸り続けているんだけど、ドクターはおろおろしてて。

結局血圧は何度も測りなおして、260まで上がっていました。



こわかったです。なんか、このまま死んじゃうのかと思ったりして。



降圧剤ニフェランタンとロキソニンを飲み、そのまま心電図、ベッドごと運ばれてCT検査を受けましたが、異常なし。
心筋梗塞や脳梗塞の心配はない、との結果だけでした。


それはそれでよかったんだけど、血圧はなかなか下がらず頭痛に至っては全く楽にならず、痛みに苦しむ声が抑えられない。


結局自分で頼んで、即効性のある降圧剤を点滴に入れてもらってようやく下がり始めました。


最初から見ていたのに主治医の先生の対応は、どうしていいかわからないとは言え適切ではなかったと思います。
救急外来ではすぐに点滴を打ってくれた経験があったので、緩やかに聞くニフェランタンではつらくてたまらなかったんですよね。



長男とお嫁ちゃんは、ちょうど子供たちと夏祭りに行っていたのに慌てて来てくれて、少しずつ下がる血圧に少し安心しながら、治まらない頭痛を心配してくれつつ、夜も遅かったので帰ってもらいました。









翌日、循環器内科のドクターが病室まで来てくれました。

これがすごくいい先生で合格

わかりやすくてやさしくて。どのナースにも人気みたい(笑。


血管や心臓が悪くないので、考えられるのはやはりアバスチンの副作用ではないでしょうかとのことでした。
念のためクリーゼの採血検査もしてくれました。

血圧が上がるため頭痛や首肩の痛みもひどくなることも理解できました。


アバスチンの副作用として高血圧は確かにあるのですが、私の場合いきなり何の前触れもなく200を超える恐ろしい数値になったので、これがまた起きない保証がないのがこわい。



そんなわけで、アバスチンの投与は今後中止。

身体からアバスチンが完全に抜け切る(約6週間)までは起こる可能性あり。

降圧剤を変えて、朝晩服用し自己管理する。



てなことになりました。

退院してからも、脈が速くて常に100近く、ちょっと緊張したら120になったりします。

来週循環器科を予約しているので、新たに検査の結果を聞き、少しでも不安を減らしたいと思います。
(主治医の先生はオペの腕はすごいけど、その後の副作用も含めたケアはとってもアバウトなんです。つらさをわかってくれないし。)



それにしても、おそるべしアバスチン。

抗がん剤と一緒に3週間おきに投与していたのに、今までこんなこと起きなかったのに。

私の身体って、ことごとく薬と合わないんだなあ・・・








いつもありがとうございます。