三谷幸喜氏にあっては、初期の作品にあたるのでしょう。
氏、独特の芝居観がいっぱいに詰まっています。
内容は、タイトルのまま。
「人間は一人では生きていけない・・・」
これって沢木耕太郎の言葉でしたっけ?
それはともかく「家は一人では建てられない」
まさにそんなことを心から思えるように作られていました。
たくさんの人の思いが詰まって、
ああでもない、こうでもない、といいながら、だんだんと形になっていく。
家を建てるって、人生を築くのと同じなんですね。
三谷幸喜って本当にすごい。
こうした大きなテーマを、時間内に凝縮して、
さらに笑いにできるんですからね。
ああ、楽しかった。