弁理士 の 「ざっくりブログ」

弁理士試験(本試)をざっくりと解説します。
その他の所感をつれづれと

弁理士試験の本試問題の解説や、

弁理士の仕事やその周辺で起こった出来事等を

さっくりと綴ります。

解説は、不定期にアップします。


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柱書:

特許Aの権利者である甲は、

特許Aに係る特許権について、乙に通常実施権を許諾し、

その後、特許Aに係る特許権について、丙に専用実施権を設定し、

その専用実施権の設定の登録がされたものとする。

 

(ヘ)特許Aに係る発明イが、

特許Aの出願の日よりも前に公開された己の公開された特許Bに係る発明ロと同一であること

を理由として無効審判が請求され、審決により無効とされた。

この場合において、丙が当該無効審判の請求の登録前から、

その無効理由のあることを知らないで、

丙の専用実施権に基づいて、日本国内において発明イの実施である事業をしていたときは、

丙は、実施している発明イ及び発明イの実施である事業の目的の範囲内において、

己の特許Bに係る特許権について、通常実施権を有するが、

己は、丙から相当の対価を請求する権利を有する。

 

こういう問題。所謂中用権の要件をがしっと把握しておかないと、

一つ一つの項目が不安で不安で仕方なくなり、初学者は×にしがちです。

しかし、どこをどう切り取っても間違いは一切記載されていません。

よって、○です。

 

では、質問。

(1)最初の一文に「公開された」が2回も登場するが、

中用権と公開との関係を時期も含めて詳細に述べよ。

 

(2) 特許Aの出願 の際に実施の準備をしていたため先使用権が発生していた庚は、

特許B の出願の際には実施の準備をしていなかった。

この場合、庚は 己の特許Bに係る特許権について、通常実施権を有する か?

理由と共に述べよ。

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先日17-6について言及したのですが、

終業後、同僚から、「木戸さん、(おのれ)は十干の戊のつぎで、(おのれ)じゃないです。」

と、指摘を受けました。

 

げげげっ!!ほんまに、バカでした。

本試の問題に間違いはありません。

それなのに、特許庁が間違っているなんて・・・

長年、講師を務めていて驕り高ぶっていたのでしょう。

反省しきりです。

 

現役受験生に聞いてみると

十干の戊の次とは知らなかったけど、なんとなく別人格と思ってました・・・とか

始めは乙と読んでいたんですけど、間違いに気付きましたとか・・・・

やはり現役受験生は心がピュアで特許庁に対してひとかけらも疑いを持っていない。

 

っと、いうことで、昨日の書き込みは、あまりにも恥ずかしいので削除させていただきます。

 

ちなみに、十干は以下の通りです。

十干

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き
きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと

 

みんな、しってたぁ?戊までしかしらんかったorz

 

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長年弁理士試験の講師をしていて気付いたのだが、

世の中には、「絵(画)」で思考する人と「文」で思考する人がいるようで、

 

おそらく私は、絵で思考していると思う。

 

絵で思考する人の最大の欠点は、自分の考えを表現することが
へたであるということ。

特に、弁理士試験では絵を描いて説明することができず、
文のみで表現する。
その後、口述試験も文のみでの勝負である。

ですから、短答はそこそこで合格するのに論文に四苦八苦している人は
絵で思考する人なんじゃないかと思います。

しかし、幸いにして弁理士で扱う「文」の量は限られているので、
自分の頭の中にある絵と合致する文をレジュメなどから見つけ出せば、
何とか論文にまとまります。

絵で思考する人は、自分の特性を理解した上で勉強を進めていくと
捗るかもしれません。

ちなみに、文で思考する人の論文を絵で思考する人が判断すると点数が悪くなりがちであり
その逆もありますので、
できる限り文で思考する人の文を集めて絵による思考を表現した方が、
良い論文になります。

で、上の文を見てください。絵で思考する人間の文がいかに稚拙かが分かるでしょう。

で、おそらく短期合格できる人は、絵と文の両方で思考ができる人だと思います。
そのような人を10年で数人、お目にかかりました。

はっきり言って、シングルコアがクアッドコアやオクタコアに勝てるわけがありませんorz

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「お笑いの街」で横行するパロディー商品 覚えてますか?「白い恋人」ならぬ「面白い恋人」…悪質なパクリか壮大なシャレか

 

受験生の皆さんは、この記事を読んで、

あやふやな部分を明確にし、間違っている部分を正して下さい。

 

少なくともそのような箇所が二兆箇所あります。

衝撃事件の核心の前にこの記事自体が衝撃です。

 

ちなみに、商標法においては、パロディーか否かは判断されません。

類似するか否かです。つまり、出所混同

 

不正競争防止法もほぼ商標法と判断は同じなんですが、

著名冒用がねぇ・・・


著作権法まで行くと、依拠するか否かだし、
意匠法は、需用者が類似していると思うか否かです。

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『きのこの里』『たけのこの山』、明治が商標出願 気になる理由は…

 

表題を読んで、メッチャ違和感がわいたと思います。

そう、それこそが自他商品識別力

 

同じ明治でも自他商品を識別します。自分と他人ではありませんよねぇ~~

 

で、この違和感のある商標を明示が出願しているそうな?

プラパではヒットしなかったけど・・・・

 

類似品防止のために出願したそうです。

 

ここからが商標法の問題ですが、

明治の気持ちは分かりますが、商標法的にはアウト、

なぜなら、使用することを意図していない出願は本当なら3条1項柱書でアウト。

保護対象たる業務上の信用が発生しないですからねぇ

(まあ、形式的には審査官は明治の意図まで読み取れないのでセーフですが・・)

 

じゃあ、防護標章があるんじゃね?っと思った人はアウト

防護制度はこんなためにあるんじゃありません。

顔を洗って出直してください。

 

基本的に「きのこの里」が付されたパチモンのチョコレート菓子が販売されたら、

禁止権の範囲として横綱相撲すればよいと思うのですが

きのこの里が登録されたって、これで権利行使したら不使用取消されるのがオチ

う~む。勇み足の気がします。

 

ちなみに、きのこの山は指定商品:菓子・パンで登録されています。

えっ!と思った方、良いセン行っています。商標の論文は良い点だったことでしょう。

 

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