津軽百年食堂 | かめと自転車と私

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ミシシッピアカミミガメのすずさんの成長記録とか、
Bianchiのクロモリクロスバイク'96PREMIO、
クロモリロードバイク'98VIRATAでのポタリングとか、
しゃけの日常とか、日々の備忘録。
残念ながら、面白い事は書きません。

 近所の図書館にある太宰治の文庫を借りて読んでいました。
 この図書館にある太宰治の文庫は全て読んでしまいました。
 まだ未読の太宰治の文庫が数冊あります。
 他の図書館へ行けばあるのですが、本が汚いのですよね。
 近所の図書館は品ぞろえは今一ですが、あまり借りられていない様で本はきれいです。

 汚い本は読みたくないので、この図書館で太宰治以外の日本文学を読む事にしました。
 三島由紀夫、川端康成を読んだ後、次は何を読もうかと文庫の棚を探していました。
 井伏鱒二、江戸川乱歩、坂口安吾、一度読んでみたい作品はいろいろあるのですが、この本のタイトルが目に留まりました。
津軽百年食堂01
 『津軽百年食堂』
 裏表紙にあるあらすじを読んでみると、面白そう。
 東京、弘前を舞台にした話。
 映画化もされているのだそう。
 作者の森沢明夫って全く知らなかったのですが、吉永小百合主演の『ふしぎな岬の物語』の原作者だとの事。吉永小百合主演の『ふしぎな岬の物語』のタイトルだけは知っていました。

 いつも鞄に図書館で借りた文庫本を入れており、出先での待ち時間等に読んでいます。
 今日、病院での待ち時間に読み終わりました。
 最後は涙腺崩壊。
 ティッシュで涙と鼻水を拭きながら読んでいました。

 もうすぐ返却日なので、もう一度借りなおして読み直します。
 この作品、青森三部作の一作目で、『青森ドロップキッカーズ』、『ライアの祈り』と続きます。
 幸い近くの図書館に2冊ともあるので、続きも読みます。

 今回借りた文庫本、栞紐が付いていませんでした。
 栞紐が付いていないので、ページの角を折り曲げて栞替わりにする人が居る様で所々折り曲げた跡があります。
 公共の本を折り曲げるとは……。(*`ω´)
 僕は自前の栞を用意しました。
津軽百年食堂02
 20年以上前の物です。