昨晩は本当に楽しかった。

たくさん欧州のことも聞くことができた。

アムステルダムの「飾り窓」のことや、

ある方々への性的奉仕のこと、

そのほか、欧州社会の暗部について。

真夜中のセビリアで、フラメンコの狂喜さめやらぬ、

石畳の上での四方山話しだった。


セビリアは、出会いの街だった。

バルでの朝食でさえ、心地よかった。

(ハムエッグのサンドとカフェオレ400ペセタ)

ティトウアンの事が夢のようだ。

楽しいひとときを共有させてくれた、

ミラノの二人組みは、リスボンへと旅立っていった。

孤独感が際立つ間もなく、

西やん、田中さんら日本人と出会う。


そして、この旅で一番の出来事があった。

そう、あれはマクドナルドでのことだった。

精悍な日本人青年に声をかけられた。

彼自身の写真入りのビラを見せてくれた。

彼の名は、ニーニョ・デル・ソル・ナシエンテ!

そう、日本人闘牛士との出会い。