ニュースの地元ネタで、
「石川動物園に白フクロウが仲間入りし、北陸初の展示がはじまった。」というのを見て、重い腰を上げるにいたったアタクシ達。
猛禽類の中でことのほか白フクロウ好きだからね~。
なんでか分からないけれど、学生の頃友達と上野動物園に行ったとき、白フクロウの檻の前に立たされて写真を撮られ、
「ホント良く似ているからさ、どうしても撮りたくって。」と言われたのがきっかけだと思う。
その時、好んで白いダッフルコートを着ていたのもあるけれど、どうも顔が白くてつるんと丸くて目が細いところが似ているようだ
しかもネットで調べたら、ウチラの大好きな虎もいるようなので、テンション上がるわ~
駐車場代も無料だし、入場料もそれほど高くなかったので、あまり期待していなかったのだけれど、園内がわりと広いし、えさやりタイムなどのイベントもやっていてなかなか頑張っていると思う。
えさやりタイムはシロテテナガザルのファミリー。
お母さんサルの表情が何とも言えない。
シロテテナガザルはこの茶色い毛色と、黒い毛色がいて、全く同じ種類なのに毛色が違うのが生まれてくるようだ。
おやつタイムなのに引きこもっている長男サル(黒毛)は、流行りの(?)ひきこもりニートかと思ったら、そろそろ家族から追い出される独り立ちの年齢に達しているため、親に迫害されないように引きこもっているとのこと。
サルの世界は人間界よりもシビアです。
成長した子どもを甘やかしてくれる親はいないのですな。
アタクシはパンダは好きだけどレッサーパンダはそうでもない。
しかし相方のレッサーパンダ愛は深く、何枚もこだわって写真を撮る。
「そろそろ虎か白フクロウが見たいねぇ。でも人気の白フクロウコーナーの人だかりが見えないから、まだまだ先かもな。」
「ネコたちの谷って書いてあるから虎はそろそろ来るで。」
「おお!いたいた。でも同じところを行ったり来たりして可哀想だわ~。しかもちょっと痩せているような気もするし。」
とは言うものの、本物の虎の迫力はすごい。
山林を歩いていてこんなのに遭遇したら、腰抜かすわ
それにしてもカッコイイな~
アタクシ寅年だからね。
豹よりライオンよりやっぱり虎が好き
その後、雌ライオンが吠えている声を聞いてビビったり、
雄ライオンのあまりのデカさにビビったり。
やっぱりライオンは百獣の王と言われるだけのことはあるわ。
でも、アフリカ出身なのに寒い北陸で生活するのは大変よね~
「そう言えば、虎2頭いるって案内看板に書いてあったけど、1頭しかいなかったよね。」と思っていたら、ライオンの隣にいたぜ。
「さっきの虎よりも大きくて立派じゃん!」
寝っ転がってゴロゴロしているところを見ると、こっちは雄のようです。
「さっきまで起きてたのに、もう昼寝の時間かね。」
「いや、よく見ると、さっきからギョロっとこっちを見てるぞ。」
「うわっ!ホントだ!目開いてるじゃん。こりゃかなりの迫力だわ!」
タイガースアイっていうパワーストーンあるけど、本当にあの色、あの輝きをしている虎の目。
「いや~。かなり満足したな。いっぱい虎の写真も撮ったし。あとはメインの白フクロウかな・・・と、ちょっと待った。オカメインコのふれあいコーナーがある。」
オカメインコってホントに絶妙なデザインしてるよね~
だって天然でチーク入ってんのよ。
セキセイインコは頭の模様がどうも好きになれないけど、オカメインコは好きです。
他にも無料で動物と触れ合えるコーナーがあったよ。
うさぎのコーナーがちびっ子に大人気で行列ができていました。
「鳥類来たから、そろそろかもね。どうしよう!?超行列で係の人が「立ち止まらないでくださ~い」とかって、上野のパンダみたいなことになってたら。」
「なんたって北陸初!だからな。」
という心配は杞憂であり、ヤツはぽっつりとたたずんでいました。
「夜行性だから寝てるんかな?」
「いや、うっすら目は開いてるよ。特に向かって右側。」
ほとんど動くことはありませんでしたが、意外とカメラ目線をくれるお人よしなのだ。
っていうか、白フクロウに食いついている(物好きな)人、ウチラ以外にいなかったよ
おかげで思う存分撮影会できたけどさ
今日は望遠レンズ持ってきて正解
最後、ウチラが遠ざかってもコソっと見ていた白フクロウ
可愛いじゃないか。
もう目的は果たしたから、もう寒いしさっと流して帰るつもりが
アフリカコーナーにくぎ付け。
「知ってる?シマウマって黒い皮膚から黒い毛が生えてきて、白い皮膚から白い毛が生えてくるんだよ。だから、毛を刈り取ったら皮膚もシマシマ模様になってんの。」
と、得意気に豆知識を披露していたら、
突然、動物達の動きがあわただしくなり、
鳥も慌てて走り出す。
シマウマの追いかけっこが始まったと思いきや、
なんか、貴重なシーンに遭遇
「貴重なシーンを目撃できたし、今度こそ帰るかね。」
入って来た正面ゲートあたりまで、戻ってきたら
「まだアザラシ見てなかった。」
ということに気づいてしまう。
でっぷりした体型にもかかわらず、水中をかなりのスピードで泳ぎ回るアザラシに夢中になってしまう。
「あいつ、ずっと目つぶって泳いでるよ。」
タイミングをはかって、何度もシャッターチャンスを狙い続け、ようやく撮れたので本当に帰るぞ~
「じゃあ、もう家に帰るかね。」
「ちょっと待った。動物園に来る途中の案内標識で「九谷焼陶芸村」っていうのを見かけたんだけど、この近くじゃないかね。ちょっと寄ってみない?」
「何かいいヤツが売ってるかもしれないしな。」
ってことで、
北陸新幹線効果で金沢の街はかなり観光客が集まっているらしいけど、古都金沢には一切立ち寄らず郊外ばかりをめぐる旅。
まだ続くよ
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