「まだ魯肉飯(ルーロウファン)食べてなかったんで、食べられるお店がいいです。」と上原氏(妹うのうの相方)のリクエストがありまして。
台湾で魯肉飯は何度か食べたけど、行ったことのないお店がいいな~と思い、手持ちのガイドブックを見たところ魯肉飯で有名な「大来小館(大來小館)」が永康街に分店を出したらしいので行ってみることにしました。
元々の店舗は地下鉄駅からちょっと離れていて交通のアクセスがいまいちだったような気がしたのよねぇ。
永康店は有名な鼎泰豊の一本裏手の細い路地を入ったところにありました。
それにしてもすごい雨でかったばかりのワンタッチ開閉折りたたみ傘が役に立ちまくり
お店の中はお天気のせいか、それほど混んでいなくてすぐに食べられたよ。
アタクシと妹うのうは魯肉飯(小)。
上原氏の中サイズには筍の煮たやつも乗ってたよ。
こちらの魯肉飯は脂身が少なめで、あっさり。
台湾料理というより洋食のミートソースを髣髴とさせるような味。←トマト成分はないけどね。
「そう言えば、牡蠣オムレツも食べてなかったよね。」と言うことで、ギリギリセーフで「上原氏の台湾満喫グルメ」達成
「牡蠣オムレツは夜市で一度食べたことがあるけど、この上に甘辛いタレがかかっているのが普通だと思ってた。ここのはかかってないパターンなのね。」
それからお店のおばちゃんオススメのキャベツとエビ炒め。
こちらも優しい上品な味で美味しかったです。
最後に
「多分これだけじゃ足りないと思うから、もう1品頼んでおいたほうが良くない?」と聞いたら、
上原氏の「トマトの卵炒めがいい。」とのご希望により蕃茄炒蛋。
お通しみたいなこぶりな器に出てきたもんだから、一瞬「こんなの注文したっけ?」と思ってしまった
これは正直言ってアタクシが作ったヤツの方が美味しいです。
決して不味かったというわけではありません。
アタクシの唯一と言って良いほどの得意料理が「トマタマ=蕃茄炒蛋(ファンチエチャオタン)」なので、そこらの店には負ける気がしない←自画自賛。
今度、うのう家に行って作ってあげようと思う。
食後帰ろうとしたら、ドアの前でお店の飼い猫と店員さんがしゃべっていて、
「ニャー。(外に出してくれよ)」
「ダメよ。外、雨降ってるじゃないの。」
「ニャーニャー。(それでもいいから出せっていってんだよ)」
「濡れちゃってもいいの?まったくしょうがないわねぇ。すぐに帰ってくるのよ!」
「にゃ。(分かってるつーの)」
猫は雨の中散歩に出かけて行きました。
アタクシ達も雨の永康街を散策します。
いつも立ち寄る「沁園」でアタクシはお茶を買い、うのう達は茶器を買う。
その後、雑貨屋さんなどをあちこち見て回り、
もしかしたら姐姐が元気になって復活してるかも!?と淡い期待をして李饒棉衣店にも寄ってみたけれど、やっぱり姐姐はいませんでした
台湾最後の夜なので、雨が降ろうが槍が降ろうが夜市に行かねばなるまい。
アタクシだって、まだいつもの潤餅(ルンビン)食べてないからね!
まずは入口の胡椒餅。
すごく有名だけど、アタクシ的にはちょっと胡椒辛すぎる。
しかも中身がアツアツなので食べるときにやけどしないよう注意が必要だ。
さすがに雨が降っているし、ナンダカンダ時間も遅かった(10時半過ぎ)せいかお店の数がまばらでいつもの4分の1以下の出店数だった気がします。
「あのおっちゃんいないような気がする~。でも前もほとんどの店が閉まっている日でもちゃんといたからなぁ。今日はどうかな~。」
夜市の折り返し地点付近まで歩いてきたものの、いつもの場所に潤餅巻の屋台はありませんでした
「せっかくここまで来たのに、おっちゃんの屋台が出てないなんてガックリだよ・・・」
「何なん?そのおじさん、有名な人なんかい?」
「いや?全然有名じゃないよ。ただ単にアタシが追っかけしてるだけ。」
「ふぅん・・・」
「ちゃんと潤餅も美味しいんだって。野菜炒めが入ったクレープみたいで。今日はいなかったから食べられなくて残念だけどさ。しょうがないもう戻ろうか。」
「あ、臭豆腐あるけど食べる?」
「イヤイヤイヤ。食べない!」
「臭い豆腐は遠慮しときます。でも他に何か食べてみようかな・・・」
「えっ!?まだ食べるの?アタシもうお腹いっぱいだから止めておく。食べ過ぎるとホント具合悪くなるし。」
「だって夜市では胡椒餅しか食べてないじゃん」
「じゃあさ、パパイヤ牛乳飲んでみる?日本では飲めないからさ。その場で生のパパイヤをミキサーにかけて作ってくれるよ。」
「あ、そうします。」
パパイヤ牛乳を手に入れた上原氏はとりあえず納得した様子だ
帰りも地下鉄「松山駅」から直通でホテルのある「松江南京駅」まで行けちゃうよ~
真新しい駅構内。
天井の雲みたいな照明の色が変化します。
地下鉄に乗り込んでいざ出発!というタイミングで別行動していた相方から電話があり、「たった今、饒河街夜市に着いた。」と言う。
「もう改札入っちゃったし、電車出るから先にホテルに帰ってるわ。(台湾に遊びに来ている)香港の友達にはよろしく言っておいて。」と電話を切ってから、潤餅のおっちゃん今日はいなかったって教えてあげるのを忘れたことに気がついたぜ。
地下鉄の中で
「ホテルの近くに24時間やってるマッサージ屋さんがあるんだけど、行きたい?」と聞くと、
「せっかくだから行ってみるか!」とうのうも乗り気の様子。
いつもの千里行で足裏マッサージ40分コースをしてもらい、足取り軽やかにホテルに戻りました
ちなみに千里行はWifiが使えるので、遅れて相方も合流し4人並んで足裏マッサージやってもらいました。