お知らせ

ご無沙汰しております。前回の更新から何と既に約４週間、突然音信不通となって読者の皆様にご心配をお掛けし、申し訳ありませんでしたｍ(_ _)ｍ。

先月の記事でも何度か示唆しましたが、理由はやはりリアル多忙です。ブログを更新していなかった間、巨商にインしたのも殆ど武器工場の維持だけという状態で、とてもブログを書けるような余裕もネタもありませんでした。この間、巨商にインしようと思えば出来た時間も多少はありましたが、やはりリアルが忙しいとネットゲをやるだけの心の余裕がなく、自然と巨商から遠ざかってしまいました。また、巨商内での手ごろな目標を見つけられなくなってきたのも、巨商にインする気になれなくなった一因かも知れません。以前なら帰化を買って無理やり自分にクエをさせるようなことも出来たんですけどね＾＾；。

今後も、残念ながら今と同じような生活がしばらく続きそうです。そのため、このブログも当面は開店休業状態が続くことになります。更新を楽しみにして下さる方々には本当に申し訳ありませんが、benderが心置きなく巨商をプレー出来る日が来るまで、benderの分まで巨商を楽しんで下さいｍ(_ _)ｍ。

10月18日現在

お久しぶりです。先週も少し触れましたが、本当にリアルが忙しくて中々イン出来ません（＾＾；）。ただし、一時的に活動を休止しようかと思ったりもしましたが、このブログをわざわざ読みに来て下さる方々のことを考えるとその決心もつかず、細々とではありますが深夜にプレーしています。

その甲斐あって、前回目標数まで後１１個に迫っていた（？）虎眼石の指輪集めですが・・・

ついにパーティー全員分揃いました！！！

・・・どうやって、ですか？それはもちろん・・・

全て市街で購入しました（汗）

い、いや、露店放置で品物が大分売れた時、ちょうどトラメを安値で大量販売していた方がいたんですよ（＾＾；）。かなりの出費でしたが、将来転売しても確実に利益が出せそうな価格だったので、思い切って買ってしまいました。頭領狩りにも大分マンネリしてましたしね・・・

・・・その他にも微妙に装備がグレードアップしたので、指輪集め完了記念、十月のパーティー紹介～～～まずは主から：

兜は＜竜の鱗＞、小手と帯は＜麒麟模様＞、弓は＜郭再祐＞です。先日羽を使って無駄な力量と知力を削り、対空仕様に変更しました。ただ、その後龍狩りはしていないので効果の程は分かりません（＾＾；）。最近花火も鱗も一時と比べると値下がりしましたからね・・・。

続いて旧カンストまでラストスパート、鳳凰：

兜は＜竜の鱗＞、鎧は＜名将＞、小手は＜蓮花模様＞、帯は＜麒麟模様＞です。先の経験値２倍イベで思うようにレベルが上がらず、中々＜奇跡＞装備レベルに届きませんが、徐々に近づいては来ています。ｌｖ１４９になったら羽を使って知力と敏捷を未振りにし、火の鳥向けにｈｐ２０００、残り力量のような感じにする予定です。

続いて現在冬眠中、ヤニ：

兜、鎧、帯は＜奇跡＞、小手は＜蓮花模様＞です。最近は鬼哭声でレベル上げor頭領か火龍でドロップ稼ぎしかしていないので、完全なプータロー状態ですｗ。信用レベル上げに少林寺クエや、鱗が高額で売れるバミでも狩ろうかとも思いますが、如何せんイン時間が限られているので中々手が回りません。対空要員と違い、これ以上レベルが上がっても戦闘にそれほど影響があるわけでもないですしね・・・。

続いて膨張する法力タンク、幻術：

札と指輪以外、全て＜蓮花模様＞です。もう少し体質を増やしてもいい気もしますが、鬼哭でのレベル上げの効率は彼女のｍｐ量にかなり影響されるので、最近は知力しか振っていません。体質は相当増やさない限り、少林寺や冥界では死ぬ時は死にますしね。目指せｍｐ３０００超え（笑）。

続いて脅威の対地火力（？）、鉄砲侍：

兜と鎧は＜名将＞、小手と帯は＜麒麟模様＞です。通常、二次以外のレベル上げは高レベルになるとマゾくなるものですが、彼の場合はｌｖ１１７になった現在でも殆ど苦痛を感じません。鬼哭で普通に戦っていればいつの間にかレベルが上がっている、と言った感じですｗ。装備は現実的には当分このままになりそうですね。果たして悪霊セットを装備できるだけのレベルと資金力を手にする日は来るのでしょうか（＾＾；）。

続いて痺れる対空の名人芸、銃士：

兜と鎧は＜名将＞、小手と帯は＜麒麟模様＞です。こちらは鉄砲侍とは違い、レベルはそろそろ頭打ちです・・・と言いたいところですが、対空廃の方々からすればまだまだ半人前でしょうね（＾＾；）。とは言え、このレベルでも、ハロウィン無しの対空火力としても相当なものです。

続いて対空第三の男、騎馬弓：

兜は＜竜の鱗＞、鎧は＜名将＞、小手と帯は＜麒麟模様＞です。レベルは大分上がってきましたが、相変わらず鉄砲侍には歯が立ちません。ステはこのまま敏捷４００までは振りますが、鉄砲侍や銃士よりは力量多めの方がいいような気がするので（根拠のない持論なので、理由は省略します＾＾；）、その後はしばらく力量振りになりそうです。

続いて回復系アイドル二人組：

二人とも鎧、小手、靴が＜蓮花模様＞で、帯は術が＜蓮花＞、巫女が＜麒麟模様＞です。将来の火の鳥ガチ狩りに向け、術はｍｐ、巫女はｈｐの増強が至上命題となっています。

最後に、対空見習いトリオ：

全員の鎧、小手、帯と、一人目の弓と二人目の兜が練成品です。三人目は奮発してトラメを買ってやったにもかかわらずまだ装備出来ないというヘタレです（笑）。＜郭再祐＞高級双刃弓もまだ２レベル足りません・・・。特にこれ以上装備に金をかける気も余裕もないですが、銃使いの五連だけは遠い将来にでも買わないといけませんね。

・・・以上です。やはりトラメと黒曜石だと見栄えが段違いです。性能的には大差はないんですけどね（＾＾；）。次回までの目標は、今度こそ、今度こそ、鳳凰をｌｖ１４９に・・・。

奇跡ならず

月曜から昨日まで、部屋のネットが何故か繋がらなくなり、インもブログ更新も出来ませんでしたｍ(_ _)ｍ。まあ、そうでなくてもリアルが加速度的に忙しくなっているので中々イン出来ませんが・・・。

前回話した紡績工場の件ですが、結局破談となってしまいました（涙）。現金の手持ちがなかったため、物納の交渉をしていたのですが、査定価格にあまりにも開きがありすぎてどうにもなりませんでした。やはりある程度の両は常にストックしておかないとダメですね・・・。

そもそも、benderが紡績工場を手に入れようと本気で考え出した遠因は、練成の成功率激減の影響による＜奇跡＞品の値上がりにあります。鳳凰用にアップ前に＜奇跡＞朱の兜＆竹の鎧を入手してあったのですが、最近火の鳥戦に向けて打撃抵抗を上げることを考え始めたため、魅力が半減していました。そんな中、素材が低レベルでも＜奇跡＞品に２００ｍ以上の値がつけられることが珍しくなくなってきたので、先週辺りから市街で売りに出していました。

二つとも売れれば４００ｍ・・・久しぶりに手にするような額の大金です。

そんな中、タイミングよく紡績工場を武器工場＋αと交換して頂ける話を聞きつけたので、＜奇跡＞品の売り上げに期待して JohnB. の武器工場との交換を交渉していたのですが・・・残念。＜奇跡＞品も露店放置している時間が短いこともありますが、やはりそう簡単には売れませんね（＾＾；）。まあ、練成で出る確率が極めて低くなった、という認識が広まれば自然と相場は上昇するので、焦らずに露店を続けます。

・・・ちなみに、昨日はネットが復旧してから少し狩りもしたのですが、トラメは出ずorz

ワラシベ長者？

昨日も深夜に少しだけインしました：

これでトラメ目標数まで後１１個・・・。深夜とは言え、週末だと頭領は混むので、早々に切り上げました。火の鳥ガチ狩りという無謀な目標のためには、レベル上げ＆鳳凰用装備購入のための貯金が湯水のように必要なのですが、全く目標に近づいている気がしません（＾＾；）。

ところで先日、霊獣雇用のために工場を手に入れねば、と冗談半分で書きましたが、これが何と俄かに現実味を帯びてきました。まだもしかしたら、という域を出ない話ですが、あるいは近日中に紡績工場を入手できるかも知れません＾＾。霊獣札以外にも、８９服、武将の指輪、鉄靴など、benderが今欲しいものが多数生産可能な紡績工場・・・夢で終わらないことを願うばかりです。

輪廻転生

本日の狩りの成果：

昨日とは一転し、短時間でお目当ての物が出ました。指輪はこれで黒曜石以上を全員分確保出来ました。ただし当面の目標である、全員にトラメ or 紫雲悲装備まではまだ残り１２個・・・トホホ。

しかも、予想外に好調な狩りに気を良くしたbenderは、また市街で衝動買いです・・・

初心者時代の名残から、無駄に知力と力量の多いステをいつかは修復せねばとは思っていました。しかし、一向に下がる気配のない不死鳥の羽の相場を前に、果たして２０ｍ弱も投資してまでステを振りなおす価値があるのかどうか、ずっと悩んでいました。今でも装備購入資金として貯金した方が良かったような気もします・・・

とは言え、使ってしまったものは仕方ありません（＾＾；）。念願の羽を使い、理想のステを得た主がこちら；

レベルの上昇に伴い、「午」護符の発動速度が龍狩りのタイムに及ぼす影響がかなり強まってきたので、敏捷中心です。体質は閻王＆少林寺で一撃死しない程度を想定してｈｐ１０００まで。力量は未振りにしようかとも思いましたが、荷物持ちとしての性能や取引の際の利便性を考え、一応１００まで振りました。知力はもちろん未振りです。万一将来爆雷で主を育てたくなっても、ｍｐは装備を変えればある程度確保できます。

善悪は別として、一生対空中心に生きていく、という覚悟が現れたステだと思いますｗ。

・・・それにしても、貧乏人の悲しきサガで、金持ちの道楽の象徴のような羽を使ったのは、未だにもったいなかった気がしてなりません（＾＾；）。

火龍貯金

経験値２倍イベが終わったので、レベル上げを中断して資金集め再開です：

 

鉄砲侍と騎馬弓の成長により、タイムは一段と早くなりましたが、昨日は久しぶりということもあってか（？）中々出ませんでした。ただし、花火を１個獲得するまでにｌｖ６７爪（店売り４０万両）が１０個も出たので、総合的な稼ぎはまずまずです。

・・・それにしても、先週引っ越してからリアルの都合ですっかりイン時間が深夜～朝になってしまいました。この時間にブログを書いていること自体が何よりも異常ですね（＾＾；）。そのせいで、知り合いや同じ団の方々とも中々会えず・・・。深夜だと狩場が空いているのはいいのですが、ネットゲームで人に会わないとプレーするモチベーション維持が難しいです。

まともな時間にイン出来るようになるまでは、地道に貯金に励むくらいしかすることがないですね・・・。

夢から現実へ

昨日はブログを書こうとしたらアメーバがメンテナンス中でしたｍ(_ _)ｍ。経験値２倍期間中にも関わらず、リアルが忙しくて思うようにイン出来ません。おまけに、このブログも数日前に初めてアメブロのジャンルランクで５０位以内に入ったのですが、benderが３日も更新をサボったせいで（汗）「ランキング一覧」の２ページ目である５０～１００位圏内に戻ってしまいました。イカンイカン・・・

と言うわけで、昨日はイベ最終日と言うこともあり、真面目にインして黙々とレベル上げに励みました。鬼哭声での戦闘は単純なようで、経験値を少しでも多く稼ごうとすると、２次の立ち位置や技を使うタイミングなど、意外と奥が深いですｗ。ここでレベル上げを始めた直後は１回の戦闘の総獲得経験値は１３万程度でしたが、昨日は２倍イベ中ということもあり、何と最高で４５万も搾り出せました＾＾。鬼哭では経験値の稼ぎ頭である鳳凰は何とかｌｖ１４４まで育ちましたが、旧カンストまではまだ残り１８００万・・・経験値２倍がなくなると辛いですね＾＾；。

ちなみに、鳳凰がｌｖ１４９まで成長したら、手持ちの＜奇跡＞月光の帯を装備させて羽を使うつもりです。最近までは＜奇跡＞小手＆ヒコ兜も欲しいと思っていましたが、良く考えると＜奇跡＞帯＋トラメ×２＋８０鏡だけでも、法力未振りでｍｐ９００以上になるんですよね。鳳凰の技を５連打以上することはほぼ皆無なので、これ以上＜奇跡＞品を装備しても実質的なプラスになるのは力量＆敏捷＋１０と防御力＋１５のみ・・・対空仕様の鳳凰としては大きな補正であることに変わりはありませんが（＾＾；）、知力＋４０をないものとして考えると＜奇跡＞品もそこまで突出した性能ではなくなります。そのため、この次に鳳凰用の装備を買うとすればまずは鉄靴、次が水龍鎧ですね。さらに先を考えると、武器工場で生産中のｌｖ１１８鏡を完成させねば・・・。

話は変わりますが、韓国で実装されたアップデートで雷獣（台湾霊獣）が対空も攻撃できるようになったらしいですね。これで対空狩りのタイムを落としたくないがために霊獣を敬遠していた対空廃人様も霊獣を雇うようになるかも知れません（？）。まあ、雷獣の攻撃速度にもよりますが、いくら初期ステが高いとは言え、技のない通常攻撃のみでは高レベルになると同レベルの対空傭兵に歯が立たなくなりそうですけどね（＾＾；）。とは言え、戦闘で役に立たなくてもいつかは霊獣を雇いたいですね・・・知り合いの工場主様に施設を借工場を自力で購入出来るくらいの資金を貯めねばｗ。

決断

相変わらずイン時間が限られている中、露店放置で品物が多少売れたので、レベル上げ三昧の日々に気分転換をと、昨日練成をしました。

結果は：

麒麟模様：成功２、失敗８

竜の鱗ヒコ兜：失敗４

・・・

・・・・・・

・・・・・・・・・プチ

決めました。

もう二度と練成なんてしません（涙）。

元はと言えば、前回のアップ前に初めて本格的に練成をしたら＜奇跡＞朱の兜が２個も出来たのが間違いの始まりでした。幸運をビギナーズラックだと思わずに続けると、＜奇跡＞どころか成功もろくに出ず、練成赤字は拡大の一途・・・特に本命の＜竜の鱗＞飛虎の兜は通算３勝１８敗という目も当てられない結果に・・・。

まさかと思っていましたが、８月のアップデートで＜奇跡＞率のみならず通常の成功率も下げられたのかも知れません・・・。

やはり何事もギャンブルで稼ごうとすると最後には損しますね。経験値２倍イベが終わったら真面目にトラメ狩りによる装備充実と龍狩りによるドロップ稼ぎを再開します。指輪が揃えば現在装備している黒曜石を売ってそれなりの収入が得られますし、龍狩りも経験値２倍期間中にそれなりにパーティーが育つでしょうから、効率も良くなっているはずです。

それにしても３勝１８敗とは・・・イチローの打率の半分以下ですよ（苦笑）。

策に溺れる

今日も鬼哭声でチビチビとレベル上げをしました。五連を持った鉄砲侍の経験値取得率が他の対空要員と比べ物になりませんｗ。連発射撃を撃てばほぼ確実に一匹殺せますからね・・・。昔は銃士より１００万経験値は少なかったのですが、いつの間にか逆に３００万近くリードしています。帰化の高騰によってクエがしづらくなった現状では、そのうち主も追い抜くかも知れません。

逆に意外と成長が鈍いのが鳳凰です。２次以外に経験値を食わせられるのが鬼哭のいいところだとは言え、＜奇跡＞装備まで後一息だと思っていた鳳凰がｌｖ１４０付近で足踏み状態なのはもどかしいです。この分だとイベ期間中にｌｖ１４９は無理ですね・・・。まあ、＜奇跡＞防具を揃えながらゆっくり育てろと言うことでしょう。

・・・特にネタがないので、ヘッダーの画像を変えてみたりしました。巨商公式のファンサイトキットから拝借たものです。他には火龍の画像もあったので、対空中心のブロガーとしてはそちらを使いたかったのですが、ブログ全体が青ベースなのと（デザインを一新させるだけの気力と時間はありません＾＾；）ヘッダーに合うサイズに圧縮すると画像のバランスが崩れてしまったので、結局このどこぞの雄大な背景画にしました。Benderにもう少し技術力と想像力があれば、サイトキットの他の画像も使い道がありそうなのですが・・・。ただ、あまり凝りすぎるとブログが重くなってしまうので、このくらいがちょうどいいのかも知れませんね。今週新しく引っ越した部屋はネットが前の部屋より若干遅いので、自分のブログを開くのに１０秒程度掛かったりしてますし（＾＾；）。

帰化販売終了の真相

昨日、今日とマッタリ鬼哭声でレベル上げです：

当然ながら、経験値２倍だとガンガン育ちます。ただし、イベ中で人が多いこともあるのでしょうが、どうも以前より鬼哭声２階が混むようになった気がします。しかも、某対空廃商団幹部の方や、タングンで儒者を出している方など、明らかに対空パーティーのレベル上げ目的で来ている方が多いので、もしかするとしばらく前にこのブログでいかに妖術司令がウマいかをレポートしたせいかも知れません（＾＾；）。そうだとすると嬉しいのですが、あまり混み過ぎると狩りづらくなりますね・・・。

ところで、最近巷では帰化販売終了の話題で持ちきりです。帰化はＩＭ品の中で最もプレーする上での必須度が高く、恐らく売り上げに最も貢献しているアイテムなだけに、大きな波紋を広げています。公式を初め各所の掲示板等でも、「ユーザー無視」、一時的な売り上げ増加のための身勝手な行動」など、猛反発が起きています。

ただ、Benderは今回の販売終了は、無影風の時ほどは驚きませんでした。運営側の視点に立ってある程度考えてみれば、２年前に１４８０円で帰化を売り出した時と現在では、状況が少なからず変わったからです。

まず、ガマは営利団体である以上、ガマが巨商を運営する目的は利益を上げることです。鯖安定化への努力やユーザーへのサポート等は、あくまでも利益を最大化するために、それらのコストが新規プレーヤー獲得や既存プレーヤーのゲーム離れを食い止めることによって増加する売り上げを下回る場合のみ行われます。プレーヤーとしては、ガマは自分達が快適に巨商をプレーさせるためだけに存在するものと思いたい気もしますが、この現実的な大前提は認めなければなりません。

では、商品を売って利益を最大化するためにはどうすればいいでしょうか？ガマはＩＭ品の市場を独占しているので（ＩＭ品を現金で買うにはＩＭを使うしかないため）、値段を高く設定すれば一個当たりの利益は上がる反面、売り上げ数は減りますし、逆に値段を安く設定すれば、当然売り上げ数は増加し一個当たりの利益は下がります。そのため、売り手はこの二つの要素のバランスを最適化する価格（この場合生産コストがないため、値段×売り上げ数を最大化する価格）で商品を売りに出すことになります。ガマは２年前、この最適な価格が１４８０円だと考え、以降この価格で帰化を売り続けてきました。

しかし、度重なるアップデートにより、２年前と現在では帰化の価値が大分違うようになってしまいました。クエによる主の戦闘／信用レベル上げは、少林寺やシャオリンの実装によって帰化一回当たりの経験値獲得量が格段に増加しました。また、主のレベル上げの必要性も、少林寺やシャオリンへのレベル制限、練成の実装による装備レベルの上昇等により、増加しました。報酬目的のクエも、任務の増加によって戦闘任務の討伐数が減らされ、帰化によって軍靴や飛虎の兜等のそれなりに価値のあるアイテムを手に入れることが容易になりました。２次武将の実装、武将枠の増加等によって、転業のために帰化を使用するメリットも増えましたし、霊獣雇用にも国籍を合わせるために帰化が必要になりました・・・。

これらのことを考えると、帰化の価値はここ２年間でかなり上昇したものと思われます。同時に巨商のプレー人口も増えたでしょうから、帰化の需要は確実に増加したはずです。そのため、２年前は最適だった（厳密にはガマが最適だと考えた）１４８０円という帰化の価格は、利益を最大化させる価格ではなくなってしまいました。つまり、ＩＭでの販売価格を上げれば、需要の増加により売り上げ数の減少にある程度歯止めがかかるので、利益を増加させることが出来るのです。

ただし、いきなり帰化を値上げすると、プレーヤーから苦情が殺到することは目に見えています。そのため、今回の販売終了は将来福袋やセット販売等で帰化を再販することを見越した、苦肉の策だったような気がします。これでも苦情は多数寄せられているようですが、「来週から帰化を２０００円に値上げします」という発表より、暗に「将来帰化袋や帰化セットを販売します」ということを匂わせた発表の方が、まだ反発は少ないのではないでしょうか。特に福袋にすれば、帰化が出る可能性を公表しないことによってプレーヤーはいくら値上げされたのかを知り得ないので、利益的にはガマに好都合でしょう。

さて、ここまでは「帰化」というアイテムそのものに注目した、ミクロ経済学的（？）な考え方です。しかし、今回の帰化の販売終了と、それに伴うであろう将来の間接的な帰化の値上げは、経営学的にもガマにとっては利益を最大化する上で利に適った行動だと言わざるを得ません。

２年前、ＩＭ販売開始とほぼ同時期に帰化というアイテムが誕生した頃は、ガマにとっての最重要課題はいかに巨商というゲームの寿命を延ばすかにありました。短期的な売り上げを犠牲にしても、ゲームの寿命が延びればプレーヤー数も増加し、ＩＭの消費量も増え、長期的には利益に繋がるからです。１４８０円という帰化の値段は、そういった事情も考慮した上でつけられたものと思われます。

しかし、全ての商品いずれは売れなくなるように、オンラインゲームの寿命にも限界はあります。毎年ＰＣの性能やネット環境は向上し、それらを活かしたグラフィックやサウンドを取り入れた新しいネットゲームが次々と誕生します。また、プレーヤーを巨商に飽きさせないためのアイディアもいずれは底を突きます。極端な話、今日から１年間巨商が続く確立は、１ヶ月前に同じ確立を考えた時よりも低いのです。

そのため、２年前は帰化の価格設定の重要な要素だったゲーム寿命への配慮は、現在では当時と比べると重要度が低下しています。人間が若い時に将来を考えて貯金し、老後には金遣いが荒くなるように（？）、帰化の販売終了はガマからすれば当然の行為なのかも知れません。

以上、帰化の販売終了の意図に関する考察でした。もちろん、これは全て推測なので、実際は全く違った考えがあるのかも知れません。そうは思いたくないですが、いずれは帰化が別の形で売り出される、という推理自体が間違っているかも知れませんし（＾＾；）。まあ、将来どうなるにせよ、プレーヤーにとっては腹の立つ今回の販売終了ですが、ガマも利益を上げなければいけない事情があることを考えると、やむを得ないような気もします・・・。

これで超長期的な目標だった霊獣雇用と主の＜奇跡＞装備は完全に白紙ですね・・・。