これでは絶対に伸びません
みなさん、こんにちは
今日は、昨日の授業時のことを少しだけ書きたいと思います
授業の様子を見て廻っていた時に、ある生徒からの視線を感じました
用事がある視線ではなく、「見付かるとヤバい」という視線です
当然ながらそんな目線を見逃すはずもなく、近付いて行くとその生徒の顔が引きつります(どれだけ私のことをビビっているんでしょうか)
そして、何も言わずにノートを見てみると、間違った答が並んでいるだけでなくそのノートには「答のみ」が書かれていました
これは、勉楽個別の学習の仕方ではありませんので、直ぐに授業を止めて面談を行いました
テストで問題を正しく解くことが出来る生徒と、そうでない生徒の最も大きな違いは何でしょうか
勉強時間演習量繰り返し学習
実は、どれも完全な正解ではないと私は考えています
どれも非常に大切な物ですが、それ以上に大切な物が必要だと考えます
それは
「正しい方法で、正しい段階を踏みながら、間違った時に確認が出来る過程を踏んでいるかどうか」
だと考えます
テストで高得点を取る生徒の演習ノートを見ると、愚直過ぎるほど省略を嫌っていることが分かります
一流のスポーツ選手のルーティーンの様に、正しい方法で演習を繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し行っています
そして、口では「点数上げたい」と言っていても結果が伴っていない生徒の場合は、
「面倒くさい」
という一言で、途中式を書いたり考え方を書くことを止めてしまいます
一度や二度出来たからと言って、それ以後も確実に出来るようになることは稀であると思います
そして、勉強にも段階があって、正確に出来るようになったとしても制限時間内に完了しなければ意味がありません
だからこそ、「理解する⇒正確に出来る⇒速く正確に出来る」というような段階を踏む必要がある訳です
でも、行動が伴っていない生徒にとっては、とても高いハードルではあるのですが。。。