☆10月30日☆




授業時間を基礎学力テスト勉強にあてたLHR。


初めは誰しも真面目に取り組むが、次第に皆飽き始め


斉藤先生は男子Yと戯れ合っていた←


その光景を羨ましそうに見る私。


いいな…




今日も先生の首から下げている


外見蛍光色のボールペンが目に映える。


友達F「ダサいよ(笑)」


忘れない為の対策なんだろうね(ノω・、)




技競全国大会の話で男子と先生が盛り上がっていた。


そこで初めてプリクラを体験した先生。


生徒と一緒に撮ったらしい。


そのプリクラ欲しい!


というか、先生の写真が欲しい><


きっと、先生


はにかんだ笑顔で写っているんだろうな…




先生の目の前で、マガジンをチラつかせ始める男子M。


先生の時代は、漫画を持ってくると没収されてたみたい^^;


斉藤先生「取り合えず、“はじめの一歩”見せて!」


先生、漫画読むんだぁ(*・ω・*)


ジャンルは違うけど、私も漫画好きだから嬉しかった。






休み時間。


以前、時間内に書けず宿題にした作文 を提出する為


友達Fを誘い職員室へ。




作文の題名について、私よりも英語が出来る友達Fに相談した所


英文よりも国文の方が気になった様子で←


友達F「“魔法をかける”この場合の漢字は何?」


浦川先生に質問していた。


私が友達Fに質問した事柄はどこへ;;




2人が話し合っている間に、視線を逸らした私は


チラッと職員室内を見た。


本当はこの作文、福嶋先生に見てもらいたいな…


と思ったが、福嶋先生はいなかった。




斉藤先生も不在。




作文提出して早く戻ろ><


視線を戻そうとすると


突然、職員室のドアが開いた。




あの姿は間違えない。


斉藤先生───


「よーし!やるかぁ!!」


職員室に入るなり、いきなり大声で意気込んだ←


∑な、何を!?




結局、友達Fも私も納得のいく答えを得られないまま


作文を提出して、職員室を後にした。






SHR。


視聴覚室に椅子を運んでいた時だった。


男子Y「ともなきー!」


斉藤先生を名前で呼んでいたが、間違っていた。




先生の名前は…


私「…(ぼそ)智之」




わ、わぁ/////


尋常じゃないほど顔が熱くなり、慌てて伏せた。


まさか、先生の名前を声に出して呟いただけで


こんなにもドキドキ


顔が赤くなるだなんて///


暫く、手に持つ椅子しか見れなかった←






放課後。


私達の班は今週、視聴覚室掃除担当なので


他の班員は帰っちゃったけど←


友達F「掃除あるのかな?」


視聴覚室のドアを友達Fが開けると


そこには私達と全く接点のない椎塚先生がいた。




本来の担当は森口先生だけど^^;


椎塚先生に掃除の有無を聞かなくていいのに、友達Fが聞いた。


椎塚先生「折角だからやっていってよ^^」


私「で、では、私は帰るので(((^▽^;)」


バタンッ


視聴覚室の重いドアを閉め、帰ろうとした。




でも、やっぱり友達Fが気になり振り返ると


ドアから顔を出し、私を見る先生が


笑顔で手招きしていたΣ(゚д゚;)


これは無視出来ない><


嫌々、戻る私。




私「道連れにされたぁ。・゜・(/Д`)・゜・。」


椎塚先生「モップ掛けるだけで、直ぐ終わるから^^」


と言いながら、私の背中をポンッと軽く叩いた先生。


ほぼ、先生とは面識ないのに…




モップを手に取った私は、友達Fと掃除を簡単に済ませ


視聴覚室を後にするのでした。






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