本日、真夏のバラッドのマスタリングを終えてすべてのレコーディング工程終了しました!
マスタリングとはその前に行うミックス作業(各パートの音量調整など)で出来上がったものに音圧や広がりを加えるもので、さらには曲間の秒数を決めたりして皆の元に届く原型のものを作ることです。
本来、マスタリングはわりとすんなり進むものなのですが…
これのおかげもあってとてもサウンドへのこだわりが出てきて長くなりました。笑
80年代、90年代によく使われていたものみたいで歌謡曲をベースに置いてるベルとしては是非使ってみたい!と。
凄かったのが一回デジタルで作ったものをテープに組み込んでアナログに戻すということだね。
こんなん初めて見ました!
前回もアナログの機械は使わせてもらいましたが、今回のが凄くて。
ベルのサウンドはデジタルとアナログの融合って思うと自画自賛するくらいコンセプトに合ってるなー。なんて。笑
ま、ちょっと深い音楽の話でぽかーんとしちゃったかもしれないですが何はともあれ4thシングル「真夏のバラッド」がついに完成しました。
前回のファーストアルバム「歌謡サスペンス劇場」で一つのベルサウンドの完成系、集大成を表現できたので、
コンポーザーとしては今作はとても苦労しました。
曲が全然浮かばない、出来上がったとしてもこれは果たしてこれからのベルの新たな武器にしていけるのか?
とかすごく悩みました。
歌謡曲というのをコンセプトにしているから尚更ね。
その中で夢人がもってきてくれた「真夏のバラッド」はベルのサウンドでは新鮮で、なおかつライブで盛り上がれる曲。
この曲の反応がすごく楽しみだよ。
そして俺の2曲、
「週末レイトショー」と「きみのまま」
こちらは従来のベルの王道サウンドといっていいかもしれません。
一年8ヶ月の活動の中で培ったベルにしかできない、この手の曲をやらせたらベルだろうというサウンドに仕上げました。
「名もなき絵画」
は夢人の得意ジャンル。この曲の浮遊感というか、聞けば聞くほど奥深い感じは是非皆に味わってほしい。
そして今回のこの4曲で注目してほしいのはハロの歌詞。
夢人も俺もわりと歌詞はざっくりとした注文しかしないんだけど、何も言わずとも曲に合わせて歌詞を書いてくる能力、そして歌詞の奥深さとイメージのしやすさは今までの作品の中でも一番ってくらい好き。
…まぁ、本人にはこんな褒めてないんですけど。笑
正人もドラムどんどん上手くなってくし、俺の曲に関してはすっげー難しいキメとか作ってくるし。
改めて尊敬できるメンバーと音楽をつくれて幸せだなぁと思います。
早くみんなにも届けたい!!
新衣装やMVも気になってるだろうけど、もう少し全貌が明らかになるからね。
渾身の4thシングル
「真夏のバラッド」
みなさん是非よろしくお願いします!