ベレーザの今後を気にされている方への状況説明② | 「ベレーザとメニーナを守る」メインブログ

ベレーザの今後を気にされている方への状況説明②

まず、出資企業の推移ですが
読売新聞・日テレ・よみうりランドの3社。
読売新聞・ランド撤退。
日テレのほぼ単独経営。
日テレとサイバーエージェントとの共同経営。
日テレの単独経営。
時の流れと共に縮小していった日本テレビフットボールクラブ㈱。
サッカークラブ経営という観点ではすでに成り立たない状況
がずっと続いていた。
不況は放送業界にも影響し、とうとう昨年に日テレが手放すことに。
(この辺の過去の推移はウィキベディアが分かりやすいです。)

崔会長、渡貫社長、小崎取締役などが存続のために
株式のすべて含めてまるまる引きつぎ、
東京ヴェルディ1969フットボールクラブ㈱
を設立し、その筆頭株主としての東京VHD設立があったわけです。
この時点で日テレとのかかわりはベレーザのネーミングライツのみ
となり経営含め企業としての読売グループに関連したクラブ体制はすべて
終了したことになります。

日テレサービスが運営していたヴェルディーノの閉店などが
サポーターにもリアルにそれを感じさせた出来事でした。

そこにはJリーグがもちろん新しい経営や経営陣を許可するための
審査が入りました。
それが5億4千万のスポンサー収入などの条件です。
なかなかそれが厳しく、クリアできた報告だったはずが上手くクラブに入らない。
「話が違うじゃないか」と監査をする方のクラブ派遣含め
経営の監視をJリーグが3月ごろでしたか?早いうちから行う。

経営が行き詰った際に経営をJリーグに引き渡す約束を
せざるおえなかった。

6月末に資金ショートという結果から東京VHDとフットボールクラブ㈱
の主な3人の経営陣の辞任となる。


ベースにもともと何もない中のスタート。
そこからの資金難がクリアできなかったという事実です。


現在もこのクラブは東京ヴェルディ1969フットボールクラブ㈱が
ベースのクラブ運営企業です。
その経営権である株式のお話になるのですが
先日このような発表にいたります。

筆頭株主である東京ヴェルディホールディングス株式会社は、
保有する弊社株式の全て(弊社株式の約98.8%)を、
社団法人日本プロサッカーリーグに譲渡し、
社団法人日本プロサッカーリーグは当該株式の全てを本日、
株式会社ジェイリーグエンタープライズに譲渡いたしました。

【株主変更詳細】

変更前株主:
東京ヴェルディホールディングス株式会社(出資比率:約98.8%)

変更後株主:
株式会社ジェイリーグエンタープライズ(出資比率:同上)

東京VHDは単純に日本プロサッカーリーグに株式を譲渡し、それを
日本プロサッカーリーグが㈱ジェイリーグエンタープライズに譲渡した。
よって東京ヴェルディ1969フットボールクラブ㈱は
㈱ジェイリーグエンタープライズが経営権を持つ企業となるわけです。

ですから会社名はいままで通り東京ヴェルディ1969フットボールクラブ㈱ですが
社長にJから羽生新社長含めJリーグの運営下となるわけです。

記者会見ではすでにJからは来期以降の運営企業が見つかるまでの暫定的処置。
とされている。
Jリーグのリーグ登録は9月末。延長しても11月中には決着をつけなくてはならない。
と、当然の発言ですがそのような状況。

あくまでこの体制は今期のJリーグを運営するための措置で
同時に来期以降運営してくれる企業を探すことになる。

ただしその際に今期の今後にかかるとされている4億6千万ほどの
Jリーグより出資いただいた資金も含めて面倒を見てもらわなくてはならない。

重ねますが、来期のクラブの運営費と返済
をも背負ってくれる企業を探すことととなる。


以上がこのベレーザとメニーナのクラブ、
東京ヴェルディ1969フットボールクラブ㈱の現状説明です。
新聞記事からなどのまとめとなりますので違いがある可能性もあります。
その際は申し訳ございません。