アントワープ市庁舎450周年記念! | 【ベル通】スタッフのブログ

アントワープ市庁舎450周年記念!

今年は地元アントワープ市庁舎が450周年を迎えその記念として、内部の一般公開と無料特別展示があることを知り、さっそく家族で出かけてきました。



この日は朝からとても穏やかな日差しが気持ちいい日曜日の週末だけあって、普段よりも多くの観光客や地元の人たちでにぎわう市庁舎前。




普段結婚式でもあげなければ中に入ることのない市庁舎。こんなに近くにあってよく目にするのに遠い存在だったアントワープの財産であり観光スポットでもあるその市庁舎の歴史とその全貌が明らかになるだけあって入る前からドキドキ。

入るとすぐ中央に見えてきたカーペットの上を進んでまずは気になるその2階へ。。

すると見えてきたのは、なんとも芸術的なこの光景♥



まるでそこは絵画いっぱいの美術館のようで、市庁舎であることを忘れてしまうほど豪華で立派な内装ばかりで素敵~。このストーリーあふれる絵画から当時の様子に思いをはせることができるくらい。。



どこからみても、思わずため息ができるほど息を飲んでしばらくじっと隅から隅まで歩いてしまいました。



アントワープの有名人ルーベンスの絵や素晴らしいアンティークデザインがいっぱい。



中には、たくさんの壁付けの長椅子やこんな高級感のあるアンティーク風のチェアがあり、自由に腰かけてゆったりと眺められました。アンティーク好きにはたまらない♥

また楽しみだったのは、この中にあるカフェでのひととき♪
この日は、お天気も良かったせいか特別な地元ビールを味わう人やお茶を楽しむ人たちで大賑わい。満席でしたが、このゴージャスな大きなシャンデリアと光に輝く美しいステンドグラスを眺めながらちょっと待たせてもらい、いよいよ空いた席へ~。



そしてやってきました私達のお目当てはこのアントワープならではの手形ワッフル♥中でもトッピングがすべてのせられたこの一番豪華なワッフルをいただいてみました。周りでたのんでいる人がいなかったせいか、通りすがりのおばあちゃんたちに”まあおいしそう♥!!”などと微笑まれながらいただきました。



ワッフルもブラッセル風でさくさくしていてアイスもトッピングのフルーツも甘くてとーってもおいしい♪ちなみに娘は手形がはっきり見えるこのシンプルな砂糖がけものをおいしくいただいておりました。


食べ終わると娘たちはそのままカフェ内に設置されたキッズコーナーでひと遊び。
見てみるとテレビ画面にはネロとパトラッシュが!日本版ではないですが、フランダースの犬のアニメが上映されていて英語の字幕付き。ついつい子供達としばらく見入ってしまいました。
壁にはベルギー王室の写真も。。



そして最後に立ち寄ったのは、事前に予約をいれてあった1階の無料特別展示!E-チケットのプリントアウトを受付デスクの人にみせると人数分の鍵がもらえて、その鍵をつかって中でいろいろ楽しめるそう。展示はオランダ語表記ですが、デスクにフランス語・ドイツ語・英語の説明書が用意されていてとても便利。

中はとても豪華な金色の壁が続いていて、入るなりタイムスリップしたかのように、昔のアントワープの地図が目の前に♪やっぱり気になる今住んでいるお家はどのあたりかな~?とみんなで探して楽しんでみたり。。



また、ジオラマで今のアントワープ市庁舎前と昔の市庁舎前を比較して違いを発見したり。。
かつては市庁舎前に木が1本植えられていたことやその他大聖堂の前の広場には今よりたくさんの木が植えられていたことなど知らなかったことがいっぱい。。



そのほか、こんな普段みることのないアントワープ市庁舎の歴史に関する貴重な資料がいっぱい★これらは一体なんなのかは訪れてからのお楽しみ!





また、入口でもらった鍵を差し込んで聞く当時の市民の声を再現したオーディオやモニターで子供向けの市庁舎に関するゲームやパズルに市長選挙ポスター作りなどもあって、娘もはまって他の子供達と同様にしばらく遊んでました♪また、市庁舎の中にある主要な部屋の内部写真などもモニターガイドでみることができました。

最後に見学を終えて、感動は期待以上!これだけ素晴らしい内容なら毎年一般公開してほしい~と思った私でした。

2015年2月28日~2016年2月27日までの約1年間、贅沢にも1階で無料特別展示されているそうなので、アントワープにお越しの際はぜひお見逃しなく♪また1階の無料特別展示に訪れる際は、訪問時間と人数の予約をいれることもお忘れなく。違う時間に訪れると入れない場合があるので、万が一遅れたりした場合はデスクの人にその旨伝えると時間のキャンセルや変更をしてくれるそう。また2階やその他部屋の見学希望の方は別途予約が必要です。

www.antwerpen.be/450jaarstadhuis.

By M・T

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