ここ数ヶ月で3キロも太った。
いよいよ、中年
太りかという不安もあいまってダイエットを決意。
しかしもともと計画的なダイエットは性格的に向いていないうえに、これまでの私が得た結論は、あらゆるダイエットはリバウンドするか人間をだめにするかのどちらかだから、真っ当なダイエットはやらない。
始めたのは、食事のときにペリエやラムローザなどのガス入りミネラルを飲むこと。
これは単に発泡する水だから、ビールのように太らずに満腹感をもたらしてくれて、食事はおいしいのに食は進まず、実に都合がよいのである。
もう一つの決め手は、毎日使う、自分のご飯茶碗を子供用みたいな小ぶりのモノに買い替えたこと。
最初の2日くらいは、おかわりしたくなるが、あっという間にそれが当たり前になる。
ネガティブなことは何一つなく、気が付けば痩せているという計算。
結果はといえば、何ともすんなり元に戻って、あとでなるほど、と思ったのは、この程度のことで痩せられてしまうこと自体快感で、これが心身にとても良いということなのである。
手間もヒマもお金も根気も、なにもいらないダイエット法を、その後も日常の中にいっぱい見つけた。
かかとのついた部屋ばき。
お通じのよくなる朝のコーヒー。
長湯したくなるを風呂の枕。
ダイエット繰り返して、でも一向に痩せない人の最大の過ちは、おそらく考えないことにあると思う。
世間で有名なダイエット法以外にも、痩せるコツなんて日々の暮らしの中に、実は無限にあるはずなのだ。
こうすればこういうわけで痩せるはず…と自分で網出した方法は、有名なダイエット法より、多分効果は確実だ。
実はそれも、考えたことの成果。
考えると、身体もそれについてくるのである。
痩せ方なんて、いっぱいある。そう思うことからまず始めよう。