桂米紫のブログ

米朝一門の落語家、四代目桂米紫(かつらべいし)の、独り言であります。


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昨日鶴橋『米紫の会』にご来場下さった皆様、誠にありがとうございました。

たくさんのお客様と、たくさんの楽屋のお手伝いくん達に囲まれた、嬉しい会でありました。


持ちネタはみんな我が子のようなものですが…「池田の猪買い」は、何故かこれまでそれ程可愛く感じられず、長らく放置されていた可哀相な子でありました。

でも久しぶりに少し練り直し、昨日の会で数年振りに涙の再会をする事が出来ました。

季節ネタですから年がら年中可愛がるという訳には参りませんが…またちょくちょく愛でてやろうと思いました。


一夜明けた本日は、大阪城ホールまで『東京事変』のライブを聴きに行っておりました。

今回のツアーを以って解散してしまう『東京事変』の、最後のライブです。

思えば事変のファーストアルバムとの出会いは、商業演劇の稽古と本番で2ヶ月間滞在していた、新橋のビジネスホテルの一室でした。

金も無く、座組の中に噺家は僕だけという孤立した状況の中、稽古と本番と、先輩の役者さんに誘われて気を遣う飲み会に顔を出す以外は、ずっとホテルの自室に篭りきりで、心の拠り所と言えば自宅から持ち込んだ、小さなCDラジカセぐらいでした。

そのラジカセで一番良く聴いていたのが、当時発売されたばかりだった東京事変のファーストアルバム、『教育』だったのです。

それ以前からも、ボーカルの椎名林檎嬢は僕の“恋人”でしたが(あくまで妄想で)…東京事変は僕の“友達”になりました。

メンバーが変わり、第二期になってからがまた良かった。

第一期から続投の、刄田綴色氏(ドラム)と『師匠』こと亀田誠治氏(ベース)はもちろん、キーボード(時にギター)の伊澤一葉氏、リードギターの浮雲氏の音楽センスと人間的魅力がぶつかり合い、事変はより一層の、僕の“親友”となりました。

その『東京事変』の見納めライブを、2階スタンドのとても良い席で、思い出を噛み締めながら堪能して参りました。


出会いもあれば別れもあれば、再会もある。

それが人生ですね。


ありがとう『東京事変』。
そしてさようなら。


あなたがたが全ての楽曲に愛情を注いだように…僕も全ての持ちネタを愛したいと思います。


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