あと25年、会社員として闘い続けられますか? | オトナ女子の進路相談室~魅力を活かしてごきげんに生きる~

こんにちは。

水田真由美です.

 

わたしは個人事業主。

「会社」という組織から卒業した人間なので、

「会社を辞めるのって勇気がいりませんか?」

と質問されることがあります。

 

会社員を卒業したのは、2014年の9月。

そろそろ3年が経ちます。

 

当時のことを思い返すと、全然勇気は必要ありませんでした。

8年もの間担当していた仕事を離れ、

自分のなかには「ここでの役割はもう終えたな」という感覚がありました。

そう思うと、会社員を卒業するのはわたしにとって

とても自然なことだったのです。

 

加えて、定年まであと25年。

25年このままここで闘い続けるのか???っていう疑問がありました。

職種や業種、会社のカラーにもよると思いますが、

会社員という働き方は、ある種戦闘のようなもの。

経済の波に乗り、スイッチを「ON」ってして、自分を奮い立たせるような、

そういう日々でした。気を抜けば流されそうなね。

季節にあわせて日々を丁寧に暮らしたいわたしにとって、

戦闘生活をこれからも長いこと継続していくことは

とてもむずかしいことに思えました。

 

「でも、お金を稼ぐってそういうことでしょ」って声も聞こえてきそう。

「辞めたら収入なくなっちゃうじゃん」とか、

「じゃあ,辞めて何するの?」「他にできることないし」とかね。

 

そうですよね。

わたしも以前は「会社員でない自分には価値がない」と思っていました。

会社員として、(ちょっと気の向かない仕事だったとしても笑)

お金をいただいているので、スイッチONにしてガシガシ働く。

それがわたしが唯一できるお金の稼ぎ方だと。

 

でも、それって本当なんでしょうか?

そして、その働き方は本当にあなたのしたい働き方ですか?

 

わたしの場合は、多くの時間自分以外の人にかかわってもらって

自分の内側を紐解いていきました。

 

人は必ず自分のなかに答えを持っています。

自分が本当はどうしたいのかの答えを。

 

だけど、世の中の常識(と呼ばれるもの)やこうすべきというもの

中心に生活している間に、内側にある本当の声が見えなく

なっちゃうんですよね。

 

そして、自分の顔を鏡に映さないと見えないように、

自分の内側も、自分で気づくことができません。

自分には当たり前のことすぎるから。

 

だから、自分以外の誰かと対話をしながら

自分をあぶりだしていくと、自分でもびっくりするような

本当の声が出てくるかもしれません。

 

たとえばそれは「お姫様になりたい!」かもしれない。

「でも、お姫様ってこんな大人になって…」

「それでどうやって暮らしていくの?」の声は一旦とめて。

 

どうしてお姫様なのか、にあなたの大切なものがつまっています。

わたしだったら、そこをじっくり話していきたいと感じます。

 

何も会社員を辞めろという話をしているのではありません。

仕事はいまのまま、余暇の時間の使いかたを思いっきり

変えることで毎日も充実してくる可能性もあります。

 

いずれにしても大切なことは

「できること」ではなくて「やりたいこと」のなかから

自分の毎日を選択するということ。

 

やりたいことをやる毎日は、

責任もありながら、生きている実感十分ですよ。

 

あなたもわたしと対話をしながら、

自分の「やりたいこと」をあぶりだしませんか。