2人に1人が非正規雇用か失業中(24歳以下)
お仕事は婚活(結婚)にも大きな影響を与えますよね。
結婚がが難しくなっている理由の一つに雇用の問題があります。
今、24歳以下(若年層男子)の2人に1人が非正規雇用か失業中という状況をご存知ですか。
24歳以下というとちょうど平成生まれの世代です。
その一方で45歳~54歳は9割が正社員という安定した雇用状態にあります。
■年齢別非正規率(平成22年男子)総務省調べ
上の図は年齢別非正規率ですが15~24歳の非正規率が43.3%、
45~54歳の非正規率が8.1%です。
15~24歳の失業率は8.0%、45~54歳の失業率は3.5%なので
15~24歳の非正規率と失業率を足した数字は
(100-8.0)×433.3%+8.0=47.8%
同様に45~54歳は11.2%になります。
これは今まで正社員や公務員の雇用が守られてきた結果です。そのしわ寄せとして
バブルを知らない20代の若者が雇用調整用として酷使されているわけです。
こうして数字で見ると恐ろしいでしょ。
そんな20代の男子が結婚するわけないですよね。
この歪んだ雇用状態を打破するためにはどうすればいいか?
正社員の解雇を解禁するしかありません。
人口構成が逆ピラミッドになった日本ではもう年功序列や終身雇用は無理なのです。
先日経団連が「定期昇給制度の見直しを提言する」というニュースがありました。
日本も欧米のように同一労働、同一賃金で公正な競争するしかないでしょう。
少子化対策で婚活で子育て支援や婚活だという前に、まず雇用改革が一番だと思うんですけどね。
正社員の解雇が解禁されたら、今、非正規社員の人もチャンスが生まれます。
逆に派遣やアルバイトの待遇が良くなる可能性も高いです。