問題です。
ツイッターをいまさら始めたものの、機能がよくわからず、誰かに失礼なことしてないかと不安になっているのは誰?
【答え】 私です。
無言フォローって嫌がれるの? 「いまさら人に聞けない」 とは正に、このことなり。
【今日のテーマ】
語感を磨いて、一目置かれる存在となろう!
あなたの周りは、間違った日本語だらけ
今日、ふとヤフーニュースを見ていたら、こんな見出しが、、、
は? 何この文章、意味が分からん。もしくは、なんか違和感感じる。
そう思った方は、いいね 押してくださいw
別に記事の内容について、どうこう言いたいわけではありません。
「敬意に欠く」って何?
ってことです。
正しくは、
敬意を欠く
敬意に欠ける
ですよね。
ネットでは、誤字脱字はよくありますが、こうした助詞の間違いや、意味を取り違えて使っている言葉が多々あります。
ネット記事を読んでいる方は、よく気づかれてるかもしれませんが、大手出版社・新聞社のネット記事でもよく見られます。
ネットに限らず、本や新聞でも。
さらに言えば、テレビで芸能人がコメントする中にも、たくさんの間違いを見つけることができます。
私たちの周りは、間違った日本語だらけなのです。
(「だらけ」はちょっと大げさですかねw)
間違いや違和感に気づく人、気づかない人
気づく人は、語感が鋭く、言語能力も高い人です。
そういった人は、
・本をたくさん読んでいる。
・本以外にも、様々な文章に触れている
・たくさんの人と、積極的に会話をしている。
つまり、いろいろな言葉に触れることが、ライフワークの中に組み込まれているのです。
気づかない人は、
活字に触れる機会が少ない。
人と話すことが、あまり好きじゃない。
言葉への意識が低く、興味がない。
そして、気づく人(語感が鋭い人)は、言葉が洗練されているため、
説得力があり、正しいことを言っている
と思われて、得をします。
逆に、気づかない人(言葉への興味がない人)は、言葉の間違いが多く、
説得力がなく、話の通じない人
と思われて、損をします。
同じ内容を言っていても、「気づく人」 と 「気づかない人」では、話す人によって印象が全然違ってきます。
「語感の鋭さ」は、先生にとって必須スキル
先生にとって、語感が鋭いこと や 言語能力が高いこと は必要な能力であることは言うまでもないでしょう。
でも、これを意識的に高めることで、どんな効果があるかを想像したことありますか?
●子どもへ、正しい日本語 と 正しいニュアンスで伝えることができる。
⇒子どもも、同じように正しい日本語 と 正しいニュアンスを身につけることができる。
●連絡帳や手紙、電話、会話など、保護者との連絡やコミュニケーションを取る際に、きちんとした言葉で対応できて、信頼・信用が深まる。
●校務分掌で書類を作成する時に役立つ
⇒「お、こいつ、しっかりとした文章を書くな」、と一目置かれる。
●通知表を作成する時、時間短縮できる。
⇒所見の欄、管理職チェックで赤だらけ、付せんだらけになってませんか?
⇒言語能力の高い人は、ほとんど直しがないです。
どれも、大切なことだと思いませんか?
「気づく人」になりたいと思いませんか?
語感を磨き、言語能力を高める方法とは
よくネット記事であるような、
簡単・確実!1週間で身につく 言語能力を高める方法とは!?
みたいなことは、書きません。
だって、不可能ではないけど、無理でしょw
人間、そんな簡単には変われませんしねww
私がおススメするのは、短期間でできること と 日頃から取り組むこと(長期間) を並行して行う方法です。
【短期間でできること】
・関連本を5~10冊読む。
・インターネットで検索し、関連ページを読む
ポイントは、両方やること。
【日頃から取り組むこと】
・遊び感覚で、いつも見ているネット記事を読んで、間違いや違和感を見つける。
⇒見つけたら、調べて確認する。
・自分で書いた文章を読み返すくせをつけ、疑いの目を持つ。
⇒正しいと思っている表現の中に、意外な間違いが隠れている。
・人に文章を見てもらう。
⇒書類などは、チェックを受けますね。指摘された内容がわからなかったら、詳細を尋ねるようにしましょう。
・違和感や疑問をもったら、つぶやく。
⇒ツイッターじゃないよw
⇒職場で、「あれ、的を射るだっけ? 的を得るだっけ?」
⇒力のある先生が答えてくれれば、ラッキー。周りの先生も疑問に思ったら、ラッキー。
⇒他の先生もつぶやくようになれば、互いに高め合うことができる。
・語感を磨き合える仲間をつくる
⇒同期や後輩など、身近な人と「間違った言葉を使ってたら指摘し合おう」と協定を結ぶ。
⇒会話などで、変な言葉を使ったら、互いに遊び感覚でつっこむ。
⇒楽しい雰囲気でできたら、ベスト!
【ここは気をつけよう】
●人への指摘をしすぎると、息苦しくなるので要注意
⇒人の間違いを見つけて楽しむ(優越感をもつ)のではなく、あくまで自分の力を高めることを第一とし、他の人と一緒に高め合うという意識をもちましょう。
⇒やりすぎると、逆に周りから「めんどくさい人」 「嫌な人」と思われてしまいます。
●上司、目上の方の言葉に対して、指摘する時は要注意。
↓
<私の考え方>
上司や目上の方には、敬意を払うのが当然と思っているので、そういった方が間違った言葉を使っても指摘しません。つまり、恥をかかすようなことは、してはいけないと考えています。
ただし、自分がチェックする立場にあったり、重要書類のチェックだったりする場合は、容赦なくチェックしますw
自分が指摘を怠ったことで、相手に恥をかかせてしまうからです。
●通知表の所見は要注意
⇒自分の所見はしっかりチェックしてもらうのは当然。
⇒納得できないまま、指摘通りに機械的に直すのはやめましょう。
⇒保護者は、直した人ではなく、担任である「あなた」の文章だと思って読みます。
問題は、先輩や学年主任が書いた所見のチェックを、自分がする時ですね。。。
<私の考え方>
基本は、赤入れしまくりますw
ただし、最初は「ここの表現って、こういう意味ですか? こうした方がわかりやすいと思うんですけど」って感じで、様子(反応)を見ます。
嫌な顔されたら、最低限のチェックのみ。心の中では、「管理職に赤だらけにされちゃうよ~」。
気にされない方であれば、判断が微妙な箇所だけは直接たずね、しっかりとチェックしていきます。
相手を立てるって、コミュニケーションを深めるのに大切なことですから。
こうして、自分の語感を磨き、言語能力を高める努力をしていくと、周りから自然と認められます。そうすると、目上の方でも、間違いを指摘した時に「お、サンキュー」という感じで、逆にありがたく感じてもらえます。
そして、そのころには、あなたの通知表のチェックは、ほとんど赤入れなく、付せんもない状態になっていることでしょう。
また、長くなってしまってごめんなさい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
まとめ
●語感を磨き、自分を高めよう
●周りを巻き込みながら、高め合うことが効果的
教師を目指している方、若手教師の方へ、個別のサポートも行っております。
・採用試験に向けた取り組み方がわからない
・教師になりたいが、なった後の不安や心配がある
・生活指導の悩み ・学習指導の悩み ・行事への取り組みについての疑問
・校務分掌の悩み ・同僚の先生との接し方 ・管理職との付き合い方
・保護者対応について 教師としての力を伸ばしたい なども
興味をお持ちの方は、「お問合せ」からご連絡ください。
お気軽にどうぞ^^