蛇には怖いイメージがありますが風水的に蛇はとても縁起のいい動物とされています。
蛇を十二支で表すと「巳」ですね。
「巳」という漢字は胎児の形を表していると言われていて
「産まれる」や「未来」という意味があるそうです。
そこから子孫繁栄や家庭円満などの意味につながったとも言われています。
また、蛇はとても生命力や繁殖力が強い動物です。
また蛇は年に数回「脱皮」します。
それが「生まれ変わる」ように見えることから、
「命」や「生命力」を象徴する動物として考えられるようになりました。
また、十二支の巳は一年に当てはめると旧暦の4月、
草木が最も繁っている時を表しているそうです。
そのことも「生命力」という意味に関係あるかもしれませんね。
島根県にある出雲大社では蛇は神様の使いでもあります。
注連縄の形は蛇が交尾している姿を現しているそうです。
このように蛇は昔から様々な云われがあり、
それが現在家内安全や幸運の象徴となったわけですね。
特に白蛇は古代インドにおいて財運招福の神「弁財天」の化身とされ、
金運・財運をもたらしてくれると言われていました。
日本でも全国各地の神社で祀られています。
弁財天は神道の神様である「宇賀神」と一体化したりもしてます。
宇賀神は老人の頭を持った白蛇の姿をしていて、豊饒・財福の神とされています。
こんなことになってしまうんですね…
蛇柄の財布は金運アップに効果があると言われていますが、
白蛇は大変希少で天然記念物に指定されているため白蛇を使った革財布はありません。
山口県岩国市では白蛇を見るツアーなどもあるようなので機会があれば是非行ってみましょう!