9月も終わる頃 南三陸町で与えて頂いた作業は寺浜生活センターという民家の倉庫での漁業のお手伝いでした。ホタテを育てるロープに機織機のような道具で定間隔にプラスチックの針を挿す作業でした。いつものようにVCで個人受付を済ませたところで「手先が器用な方 また どんな仕事でも良い方5名の協力をお願いしたいのですが手をあげてくださ~い!」と掛け声があり 一番先頭に並んでいたし センターのお姉さんと目があったので引き受けました。あとは海外青年協力隊の若い女性3名と若い男性と都内在住で長期に三陸町で宿をとっているという私の父親位の年齢で筋肉質なダイバーボランティアもなさっている方の5名。何故 素人に漁業作業をさせるかというと 今までしていた方がいないから…の理由。周囲は全て流された地域なので どうしていないのかまで伺えませんでしたが 瓦礫撤去だけではなく被災地のニーズにあった作業が色々あるようです。はじめは5人よそよそしく各自が針刺しをしていましたが 段々と ロープをほどく係り 針刺し 針配りと チームワークができお互い情報交換をしたりして良い出逢いになりました。ダイバーボランティアも頭の下がる作業ですし 海外青年協力隊の女性は発展途上国長期滞在ボランティアもなさっていて ノーメイクでも大変美しい女性3名でした。笑顔・表情が美しいのは やはり奉仕の心からでしょう。若い男性もこの年齢なら休日遊びたいでしょうが一度訪れたらボランティアから離れられなくなったとのこと。娘はこんな人に嫁がせたいな~というイケメンで落ち着いていて心配りのできる子でした。東北で素敵な日本人が多いことを確認できたし学びの多い時間です。夏までは初めて参加の人の方が多かったですが 10月の東北朝晩寒くなり始めた頃には経験者が少人数いる感じになってきてしまいました。