BICとはなんだ?
ということで最初に、
CL<クローゼット>
WIC<ウォークイン・クローゼット>
そして
BIC<ビューティーイン・クローゼット>
の違いをご説明します
現代の日本住宅・マンション・アパートに
圧倒的に多いスタイルは
CL/クローゼット
なぜか決まって910×1820サイズ(※A)の畳1帖程度。
注文住宅でも、マンションでも
部屋に付属するCLはほとんど基準がこのサイズです。
附属する部屋が広いと広くなる傾向が・・・910×2730(※B)、
さらに広くなるとCLも比例・・・910×3640サイズ(※C)。
しかし、CLと主ルームの関係は常に
”ルーム>CLの関係”
ルームが広くなれば、CLが大きくなる、
もしくは、ルームは広くなるけれど、
CLサイズは取り残されることもあります(※C’)。
そして次に知名度・普及率の高い
WIC/ウォークインクローゼット
マスターベッドルーム・・・主寝室のように
2人分の収納が欲しい時は
3帖程度(※CC)ほどとることもあるが
マンション、住宅では
WICといっても2帖程度が主流(※AA BB)。
ウォークインというよりも
足を踏み入れる程度のクローゼット。
日本でいうWICとは
”ルーム≧CLの関係”
「CL=脇役」というスタイルでデザインされます。
そして最後に
BIC/ビューティーインクローゼット
は
”ルーム=BIC” の独立関係。
クローゼットは他のルームと同じくらい大切な
1つの魅せる、そしてリラックス部屋として考えます。
<PicFrom : Rab Arredobagno>
ビューティーインする内容は下記:
●バスタブ(バスルーム)
●ミニバー(ミニキッチン)
●オーディオシステム
●メイクアップカウンター・ドレッサー
●鏡
●シューズラック
●棚・ハンガーパイプ(クローゼット)
などなど、クライエントに合わせて部屋をデザインしていきます。
ただの、「脇役クローゼット」ではなく
”パワーをもらえる1つのルーム”
として考える―
これがビューティーインクローゼット/BICです