トリプルアクセルを跳ぶ、世界でも数少ない女性スケーターの一人であったと

 

速報のテロップとともに、NHKのアナウンサーが繰り返し浅田真央さんの引退を伝えていた。

 

 

トリプルアクセルが、浅田さんの代名詞のように語られることが多いけれど

 

浅田さんが多くのファンを魅了するその理由は、ジャンプが飛べるから、ではなく

 

大技に繋がる、しなやかに鍛えられた身体で表現される流れるような演技ももちろん、彼女の人間性、そのすべてだと感じ入る。

 

 

しかしここ数年は、身体の不調に悩まされていたとなにかの記事で見た。

 

 

 

競技者としての引退をファンとしてはとても寂しく思うけれど、いつかプロスケーターとして氷上で輝く真央さんを観に行きたい、と強く願う夜になった。

 

 

 

 

 

 

競技は結果がすべてだ。

 

結果如何で手のひらを反すのは、メディアがいい例ではあるけれど、人心もまた同じ。

 

今、世界のフィギュアスケート界で上位に入っている日本の選手たちは、確かに素晴らしい逸材なのだろう。

 

しかし

 

その容姿とともに、女優の誰それの弟妹である、とかなんとか。

 

知ったところでチラシの裏程度の

『へえ~』

ぐらいの話を、試合のシーズン中延々とメディアで垂れ流している。

 

韓国で開かれる冬季五輪を来年に控えているので、盛り上げたいい気持はわかるが、テレビの画面を通してではあるけれど、十数年浅田さんの可愛らしさや流れるような演技の美しさを、彼女がまだほんの女の子だった時から見てきた者からしたら、現在の、ワイドショー的なチラシの裏の話を見聞したところで、今の選手たちの試合を見る気にはならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

浅田さんの、成長とともに培われた美しさと、大人の女性の表情にふと垣間見える愛らしさや可愛らしさは、今でも私を和ませてくれる。

 

 

あの透明感の源はなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

自分に課した目標に対する責任感で悩む時間も多かったのではないだろうか。

 

 

私などは、浅田さんの苦しみをわかり得るはずもない。

だからこそ、ありがとうと言いたい。

 

 

 

たくさんの憧れと、たくさんのハラハラと。

美しいものに見入るたくさんの喜びを与えてくれた。

 

 

 

いつかまた浅田さんのスケーティングを見ることが出来る日を楽しみに

私もまた日々を生きよう。

 

 

 

 

真央ちゃん、本当にありがとう。

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