イクメン考! | 「窓辺の風景」 ・・・喜・想・哀・楽  

「窓辺の風景」 ・・・喜・想・哀・楽  

かけがえのない大切な時の流れ・・・
心の窓を開いて望む一瞬の風景を、優しい言の葉で綴ります。


月曜夜の番組「ネプリーグ」で、解答者5人が一文字ずつを答えるクイズがあり、「11月3日は何の日?」

という問題に、「ぶ・ん・り・の・ひ」なんていう珍解答で大笑いしましたが、分離してどうするよ あせる
11月3日、本日めでたく28回目の「結・婚・記・念・日」を迎えました、古郎古婦(笑)でございます ラブラブ

やれやれ~、お互いに、ようがんばったもんだ クラッカー  50年の金婚式を迎えるご夫婦って偉大だよ 合格

「あらあ、花束 ブーケ1 なんていいのに~。でもありがとう 音譜 じゃあ、今日は食事にでも ナイフとフォーク ワイン 」

・・・・・と言ってみたいもんだ ダウン  二人して仕事だったし、帰ってきたらヤキトリ屋にでも誘うかな(笑)


前回の記事で、長男夫婦からはなんの音沙汰もなし・・・とつぶやいていたら、聞こえちまったのかな?

その日の夜に、嫁から写メと動画がドドッと送られてきましたよ。今日は祝日休みで、家で子守り中だと言う

長男から「のんちゃんの声を聞かしてやろうと思ってさ~~。」と気楽な電話が入るも、こっちは開式前の

集中したい時間帯だっちゅうの(><) 帰宅してこちらからかけなおしたものの、どうも今日が何の日かも

覚えているわけでもなく、単に偶然が重なっただけと言う、カラ喜びのやりとりでおました(-。-)

もうすっかり自在に歩き回り、目が離せないお姫さまは、日に日に悪さ(?!)も覚え、手に負えないと

愚痴る息子に、母は「オマエの子じゃもん!」と突き放すのでありました。でも、四六時中叱られっぱなしだと

笑顔も曇りがちでブスになっちゃうから、ニコニコ愛嬌のいい可愛いコに育てて欲しいもんですなあ (^。^)


数日前の夕方のことです。ウォーキングに出かけた溜池公園で、時々一緒に歩くことのある顔見知りの

Aさんと、二男坊主の同級生のお母さんKさんが、それぞれお孫さんをベビーカーに乗せて歩いていました。

Aさんのお孫ちゃんは、のんちゃんと同じ満1歳と3か月の男の子です。Kさんのお孫ちゃんは来月で

満1歳になる男の子、どちらもお散歩が好きなのか、おとなしく座ってキョロキョロしています。

道の脇でおしゃべりが始まると、Kさんがタメイキをつきながら息子の様子を話し始められました。

「最近は、イクメンって言って男の人も育児に積極的だって聞くけど、もうすごいよね。私たちの頃には

考えられんかったわ~。ウチは特に同居だったから、主人におむつ替えやらミルクを飲ませてもらうやら

義父母の手前、ようせんかった。今はもう、全然おかまいなしにダンナがまめに育児を手伝うんやね。

あの、な~~んもせんかった息子が、あれもこれもってやる姿には驚かされるんよ。信じられん・・・。」

うんうん、わかる!わが子の世話は当然とは言え、私も驚くというか呆れるというか、苦笑いはしたものの

ちょっと母親としては見たくない、息子の姿もありましたからね~。いや、別に父親が育児参加をすることに

どうのこうのと言いたいわけではありませんよ。我が家も夫婦二人で子育てを頑張ってきましたから

いろいろ手伝ってもらったのも事実ですからね。でもやっぱり、それまでずっと見続けていた子どもの

成長から考えて、あたかも別人のようにかいがいしく動き回る育児メンズに、動揺を隠せない姑がいることも

確かですよね。

Kさんのお宅は自営業で、すでにご主人は他界され、あとを継いだ息子さん夫婦と同居中です。夕方の

忙しい時間帯は、おばあちゃんであるKさんが子守りを任されているため、こうしてお散歩に連れて出て

きているようです。お風呂に入れるのは父親の役割だったりしますが、それ以外にもとにかく驚くほど

こまめになった息子さんの姿に、ちょっと違和感を感じているのでしょう。お嫁さんの頑張りを認めつつも

こういった愚痴を吐き出す場もなきゃ、息が詰まってしまうしね(笑)

Aさんは女の子二人のお母さんでしたから、どちらも結婚してつい最近も、沖縄に住むご長女の出産を

お手伝いに行ってたと聞いていましたが、今度はご二女が二人目を妊娠して、悪阻がきついために

お孫ちゃんを連れて実家に戻って来ているとのこと。こちらは、それぞれのご主人がやはりとても優しくて

家事も育児もよく手伝ってくれることに感謝しているという話でしたが、お婿さんがマメなところは姑にとっては

それほど気にはならないもののようです。

「ウチの子のダンナさんたちは、お茶碗洗ったり洗濯物を干したりもしてるし、娘達はものすごく助かって

いると思うけど、そうね~~これが男側の親からしたら、あまりいい気持ちはしないかもしれないわね~。」

と、私とKさんが意気投合しているのに、反論するわけにもいかなかったのか、「娘達にも、あんまりダンナ

さんをアテにしすぎないようにって、言っとこうかな~~(笑)」と、控えめなご意見(^。^;)

スリーババーズの道草会議は、果てしなく続くのでした・・・。


男の子しか育てたことのない私は、のんちゃんのおむつを替えるのにも、なんか照れくささがあり、オマケに

ウンチの始末はもう大変でしたから(汗) それを、慣れた手つきでチャチャッとやりすごす長男には

尊敬の眼差しでしたわよ(笑) 母乳オンリーで育てた私は(三男坊主は若干ミルクを併用しましたが)

1回分ごとに仕切られた携帯用のミルクグッズ(あれ、何ていうのかわからん!)の使い方もわからなければ

ちょうどいい飲み頃の温度も曖昧なのに、これまたササッと作って哺乳瓶をくわえさせるスピーディーさにも

へえ~~!と見惚れてしまいましたもん。

イマドキの若い男性は、料理のひとつも出来なければオムコさんにはしてもらえないようですしね~。

草食系男子と肉食系女子では、ますます結婚のチャンスも減る一方なのではないか?!

男に優しさはもちろん必要だけど、守る強さも持ってて欲しいよね。

現在ご活躍中のイクメンの皆さん、ひと昔前では考えられなかった父親の育児参加は、子どもたちに

とっては、とても意味のある大きな力であることに間違いありません。

けれども、母親の領域にまで踏み込んでしまっては、父親の威厳を保てない心配も、世の姑世代は

ちょっと感じていることを、ここでお知らせしておきます。父親ならではの怖さや強さ、頼もしさも

ぜひ、優しさ以上に子どもたちに与えていただきたいと、切に願います (^人^)



「窓辺の風景」 ・・・喜・想・哀・楽