長年連れ添った夫婦のどちらかが亡くなってから
3年以内にもう一人が亡くなる夫婦の事を 「本物の夫婦」 と
言うそうです。
あと1週間で祖父の3年忌と言う先日、祖母が亡くなりました。
祖父と全く同じように・・・風邪を引いてたわけじゃなく、
病院にかかってたわけでもなく・・・誰に迷惑を掛けることもなく
朝ベッドの上で冷たくなって見つけられました。
幼い頃からおじいちゃんとおばあちゃんは仲がいいなぁ~
と子供ながらに感じていました。
祖父が亡くなってからの3年間で祖母は一気に老け、
いつも寂しげで力なく生きている感じが切なかったです。
ひなたが生まれてからは、ひなたが生きがいでした。
ひなたを連れて遊びに行けば別人のように生き生きし、
ひなたの写真をあげれば子供のように目をキラキラさせていました。
最後に会ったのは亡くなるちょうど1週間前。
少しだけ歩いて見せたのを手を叩いて喜んでくれました。
「重い、重い」 と言いながらもひなたを抱っこしたがっていました。
よく考えたら死ぬ直前なんだから体力もなかったでしょうに。
それでも抱っこしたいくらいかわいかったなんて。
84歳だから大往生。
一人だけだけどひ孫も見れたし、ばあちゃんの望むように
痛くも苦しくも、誰にも迷惑かけることなく亡くなって・・・・。
ただ子や孫はもっと迷惑かけても良かったのに
祖父も祖母もあっさり逝き過ぎ。って思ってる。
人に迷惑を掛けるのが嫌いだった二人らしい最後だけど。
死に方まで一緒なんて最後まで仲良し夫婦だったなぁ~。
まだ1週間経たないけど、無事、祖父と会えたかな?!
3年間、じいちゃんが見なかったこっちの世界の
報告を今頃してるのかな?!