DAIWA TM-201

なんでこのダイワのTM-201をこれまで気にしてきたのかってぇと、至極単純な理由があったわけです。マクレガーとヘーゲンに集中しながら、いろんなモデルに手を出して、打てやしないのに二鉄にも興味を抱いているのがこのブログ主。数年前にこの趣向をご理解いただいていたカトプロから、こんな二鉄があるけど使うってぇ事で譲っていただいたうちの一本だったわけです。二鉄を振り回すってぇこたぁ、曖昧な振りまわし方でも打ててしまうミドル番手とは違って、特徴あるモデルならそれを打ちこなすのには明確な癖があった。かなり前の事なので、自身の記憶もあいまいですが、この時カトプロから頂いたモデルは、このダイワのTM-201や、マクレガーのマッスル2、マルマンのクラシック303Cだったと思います。すると、それまで興味のなかったマッスル2も検索に該当しちゃうし、マルマンのCX系モデルにも興味を示すようになった。もちろんダイワのモデルにもね。
DAIWA TM-201
本来、ストレートネックのマッスル1なら眼中にあったブログ主も、結局マッスル2をフルセットとしてしまった過去があるし、マルマンモデルも手にしていたLXに加えて30LXを揃えて、ダイワもアドヴァイザー7000に発展した。これは二鉄だけ手にしたモデルがそれぞれ特徴的なモデルだったわけで、そのフルセットに興味が湧くというのは、ブログ主には至極自然なことだったわけ。あくまで、ブログ主にとってはね。

また、ウィルソンの76年スタッフの二鉄だけなんかを振り回していた時は、76年スタッフが後にリバイバルされるほど良くできたモデルとされていた情報があったにもかかわらず、それほど打ちやすいモデルとは認識できなかった。これも縁あってフルセットとなった時には、セットの二鉄としてこその機能が良くできていたと理解するのです。これは二鉄の癖というきっかけとは逆の話。

二鉄については長々と話が続くのですが、自身が手にしている二鉄はユーティリティー的に使えるのはわずかで、やっぱりフルセットだからその居場所があるというモデルばかりになった。このダイワも、こうしてフルセットとなる前はラムの小さいヘッドに合わせてみたり、いろいろしてましたが、やっぱり同じモデルが登場したなら、そこが居場所なわけですよ。
DAIWA TM-201
まぁ、屁理屈ですがね。これも経験上の不思議なことですが、二鉄だけで振りまわしていると、なんか違うなぁと感じるモデルが良くある。でもフルセットになると、ちゃぁンと打てるモデルに変身するんです。短い番手から徐々に長い番手に持ち替えると、モデルとしての癖をなんとなく把握するんでしょうねぇ。二鉄だけの時はフェードを打つモデルだと思い込んでいたのが、フルセットになると左が怖くないドローモデルになるから不思議なもんだ。

DAIWA TM-201

二鉄のシャフトバンドはカスレて読めないのですが、セットのシャフトはダイナミックゴールドのR400。ステップの位置はチップ側のかなり高いところにあって、先調子が見えているのですが、二鉄はステップがたくさんあって、最後のステップからネックまではすごく短い。ってぇことはかなり硬いシャフトなんでしょうが、番手を変えながら振り回していても、全く違和感ない。こんなに楽に振りまわせたっけぇ。まぁ、いいか。

二鉄だけが先に手元にあったってぇきっかけが、こうなる。今、二鉄だけしかないのはマルマンのZS-051にコンダクタークラシックの303C31CXII、マクレガーなら、ダイヤモンドバックのMXカスタムに、Vフォイルのドンホワイト、ウィルソンのダイナパワー60年レプリカとか、ダイワのツアースタッフMIIに、BSJ’sクラシカルエディション、ダンロップのDP-101なんかで、それは危ないモデルだね。
DAIWA TM-201
よくネットで見かけるセットもあるし、番手抜けで長い事掲出されているモデルもある。3番からのセットに二鉄を探すことはほとほと困難なことは学習しましたが、二鉄からフルセットというのは意外と近道があるってぇ話でもありました。

いくつかのモデル、悩ましいけど、番手抜けとか、予算外。「あっちの方で良かった」としめてみて、ホント「なんて無礼なことを言うんだ」「撤回しなさい」。あの人は70年間どうやって生きてきたのだろうかねぇ。「出て行きなさい」「もういいよ」。

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