DAIWA TM-201

せっかくの週末、お台場系列の女子トーナメントは、いい加減で無責任なコメントのボルデモートに雰囲気をぶち壊される。ナイスショットがショートやオーバー。良くわからないですけどってぇのはコメントを商売にしている者の発するフレーズかぁ。先達にはボールが止まってからナイスショットの声をかけたってなんの失礼もないと教わりました。梅にうぐいすって、博打打かいな。テレビの音をミュートにして、オーディオで好きな音を出してます。選手の声も拾った、会場の音のみでの副音声が準備されればそっちに切り替えで、5.1にしてもいい。コメントなしで視聴するのは古来からの伝統のようで、ボルデモートが登場するときは1980年代からの当然の事らしい。メディアにアナウンスの権威が寄稿している。
DAIWA TM-201
気分を取り直せればよいのですが、さんざん正体を隠して、ネタにしていたモデル、コメントでご明解いただいたのはこのダイワでした。TM-201というモデルで、91年の登場らしい。

この辺りはメディアに残るコメントが結構あって、でも、本音で言うなら、気に留めていたからそんなコメントが目立っていたということかもしれません。おぢさんでも、乃木坂の数人とAKBの何人かはちゃんと名前も知っているし、ブログもたまに見ちゃう。欅も知ってるよぉ。でも、他は全然知らない。それと同じとは言いませんが、興味があれば、情報は目が自然と追うものです。

ってぇことで、引っ張ってみた割には大した事ないモデルなのはいつもの通りですが、情報によりますとぉ…。これ、昔は泉ピン子が加藤芳郎の司会で、新聞によりますとぉ、って芸能ゴシップネタを面白おかしく語っていた番組があった。

じゃなくって、91年にはダイワがそれまでのアドヴァイザープロのシリーズを改め、ダイワプロTMシリーズとしてリリースされたフラッグシップだとされていた。ま、その後が明らかな現代では、92年にはアドヴァイザープロのDG-273が改めて発売されているわけで、ダイワの思惑通りにはならなかったのですが、デビッドグラハムのDG-273は現代でもお好きな方がおられるわけです。
DAIWA TM-201
メディアに残ったコメントをたくさん仕入れていて、いろいろといじるより先にレンジへ持ち出してしまったのですが、いやぁ、いいわぁこれ。何がいいかって、思った通りのヒール打ち、重心も低くデザインされたバックデザインにホーゼルの高さ、フェイスのヒールも高くて、内外にエイやってぇ振り回すモデルだったわけですよ。もちろん、スタイルによってはフェードスタイルにもなるわけですが、自身の信じるスタイルがとてもシンプルに気持ちよく実現できたモデル。マクレガーにもプロ-82とか、R58とか、似たようなモデルがいますが、それらのモデルはシャフトがプレシジョンで、感覚的に軽い印象がある。ダイナミックゴールドなら重さは気にならないのですね。プレシジョンだと手元側が重くなっているようで、総重量が同じでも、重量感では軽く感じるもの。立てて下ろして来れば同じなんですけど、フラットに振っちゃうとかなり感覚的に違うもんです。
DAIWA TM-201
ブレードがコンパクトなのは90年代初めの国産モデルとしては特筆されるべき点らしい。フェイスがシャフトの延長線上に喰いこんでくるように見えて、ブレードがコンパクトでもフェイスが小さく見えない工夫があるというのですが、これはマクレガーに親しんでいると、ストレートなエッジを持つモデルならいたって普通のこと。

ブレードのトップとシャフトがスクエアに交わるとかコメントされるのですが、こうした目の錯覚的な部分は、自身には感じにくいところ。それはそう見えるメリットを理解していないからですけどね。

コンパクトなブレードは番手が短くなるにつれて大きくなるとあり、でも、先に手にしていた二鉄は、このコンパクトさからラムのモデルと一緒に振りまわしても違和感がなかった。
DAIWA TM-201
この時代特有の短い番手が10番と11番があるってぇのは自身にとっては超モダンなイメージになるのですが、するってぇと、ロフトがかなり立っている可能性があります。

ってぇことで、確かにミドル番手はイメージするよりも飛んでるわ。この時代のストロングロフトってぇと、長い番手はそれ程でもないのですが、従来は4度刻みだったロフトギャップが、3度にされたりして短い番手が立つ傾向にあった。11番でフルショットして100行っちゃったら自身の使い方を考えなきゃいかんと思ったのですが、ホンマのPP-737に似た75程度の飛距離。SWのフルショットと似てくるのですが、そこはソールの違いで使分けるもの。
cat
まぁ、こうした細かいところは、まだまだ遊びのネタとしておくことにして、今のグローブライドとは関係ないダイワが作った楽しいモデルを改めて手にしたことにまずは満足しちゃっているブログ主なのでありました。

いじってみるのもチョイと思うところありぃ、ネタには事欠かないモデルとなりそうです。
cherry blossom