Tourney MACH 2.2

良く眠れないのは、全英のせいかもしれないし、暑さのせいかもしれない。なんかね、申し訳ないのですが、小紋柄のレインウェアのパンツが、もんぺに見えてしまった昨夜でした。今日は今日で、お昼過ぎからBS東京放送で女子。スポンサーの意向を受け入れるのがスタンダードなのか、たいした順位に無くとも、契約プロの登場が目立つ上に、インタビューまでされている。スポンサーのスタンスが放送に対して確実に変わってきた。金だけじゃなくて、口も出す。東京放送は深夜も昼間も女子ゴルフ。ま、今だけだろうけど、引き篭もりで楽しませてもらいます。

で、趣味の世界では最近になってやっと固まったと思われる、自身のスペックのお話。それは事ある毎に計測してみるヘッドスピードとは関連なく、重くて硬いスペックが打ちやすい事になっている。これって、どういうことなんでしょう。
Tourney MACH 2.2
計測したことのあるヘッドスピードは、計測機器と機会によってまちまち。試打会のポータブルでは43を超えないし、アルコールの少しだけ入った屋内のシミュレーション系では47を超えた。フランチャイズのお店の鳥かごではもうちょいで50ってぇこともあったけど、それはお客の気分良くさせる技でしょう。それだけ自身のスイングが、日によってまちまちということかもしれません。ま、せいぜい同伴競技者とお話する分には42-3というところが妥当。にもかかわらずXがいいとか、重いのが良いとか、何言ってんでしょね、この人。

でね、手にしてみた、ある楽しいモデルのスペックを測ってみたんですよ。いつもの長さ、バランス、重さ、振動数ってぇ4要素でね。楽しいモデルとは、ターニーカスタムのマッハ2.2。シャフトはプレシジョンのFM5.5で、二鉄だけFCM。といっても世代が違うだけで、ほぼ同じ性能と認識しております。マクレガーモデルゆえに長さの基点は、目検討ながら、造形にあるヒールとしてみましたので、多大な誤差は承知の上。
Tourney MACH 2.2
にしても、なぜにこのモデルのスペックを知りたくなったのでしょうか。ってぇのはね、硬くて重いスペックにニンマリしている今なんですが、このモデルを振り回すと操作性にすんごく優れているんです。特に右から回すってぇ時に、胸のすくような操作が利く。もちろんウリャってな振り回しをしていれば、たまに左へ真っ直ぐってぇのもあります。でも、そんな左右だけじゃなくて、高いの低いの、パンチでスピンのキュキュッとかもバッチリできちゃう、レンジでの話ですけどね。重いってぇのは別にしても、柔らかいってぇのは、もしかしてヘッドとのコンビネーションがうまくいっていれば、面白い組み合わせなんじゃないだろうかってぇ事。
Tourney MACH 2.2
FM5.5と言えば、一般的にSRと理解されている硬さナわけで、僭越なXユーザーからしてみると、意識的にゆっくり振る事を求めてくるはず。にしても、たまに弾いてくれる打感のよろしい球筋は、それほどゆっくりと振った意識がなくとも、きれいなドローになる。

本来なら、それって硬いとか柔らかいとかの話じゃなくて、キックポイントに、振動数や硬度表示に現れることのない機能、いわゆるフィーリングがテーマ。プレシジョンならFM5.5でも良いけど、R400じゃないかも、ってな事にもならんかと。

そのあたりは重なる経験値が必要なわけで、でもとにかく柔らかいシャフトでも楽しくて面白いということになれば、ンじゃ、基準として把握しているスペックデータはどうなんだってぇ事ですな。
Tourney MACH 2.2
ってぇ事で、このマッハ2.2を計測したわけ。するってぇと、大雑把に見ると各番手バランスはC8前後、重さは二鉄の400gちょいから、揃っちゃいないけど徐々に重くなってる。これは当時のモデルとしては、全うな数字と見ることができます。

振動数で言えば、長さが39インチの二鉄で319rpm。手持ちの二鉄では、やはり全うな数字ナわけです。プレシジョンシャフトのM95Rとか、64年ターニとかと似たような数字。違うのは10g程度軽いことですね。似たような数字を示したモデルは、まさしくFM5.5だったわけで、重さにいくらかの違いがあっても同じような振動数が出た。ヘッドと手元側のコンビでの重さの違いということになるんでしょうかねぇ。まぁ、眠れなくなるからやめときましょう。

にしてもトライゴールドのスーチャックよりも硬いわけで、ただし、操ってみようと振り回した感覚は、断然柔らかさを感じる。規格の硬度計では測れない事実もありそうですな。ちなみに、このモデル、長さがなんかおかしい。ハーフインチずつ短くなるところ、番手間によっては0.25インチ。バランス重視のフリークエンシーマッチングということで、そんなことになっているのかもしれません。確かに振動数のばらつきは小幅に収まります。ただし、振り回している限りにおいては、そんな差なんか微塵も感じない操作性の高さが、秀逸なんです。
Tourney MACH2.2
操作して楽しんでみるという点においては、シャフトの硬度は、柔らかい方が楽しんじゃないかってなアプローチ。ちょいと深く掘り下げてみたいかな。985モデルのインターナショナルとクラシックも、ダイナミックゴールドのR300S300で比較できます。当初もやってますが、イメージはR300が左ばかりという印象だったのですが、今なら少しは違うかな。それとも、ダイナミックゴールドとプレシジョンの違いなのかも。ちょいとオもろいやんけぇ。