Dunlop DP-501

二鉄を手にした時点で、いろいろと知識を集積したモデル、ダンロップDP-501は引っ掛けにくいデザインということが分かっていました。それと、ここのところの自身の調子、どんな風にかみ合ってくれたんでしょうか。早速レンジで試してみたんです。

ここのところの調子というのは、左荷重になっちゃって、なかなか内外に振り切れることもなく、ただ、長い番手ではフラットに振ると、右手の使いようで、結構いい球を弾く。でも、左が詰まっているんで、はなから左に飛び出す、引っかけとも言えない、でも左へ飛び出す傾向が強かったんです。そんなことわかっているなら、ちゃんと修正すリャ良いじゃんってぇことですが、それが一発で出来れば、アマチュアやってません、ってね。
Dunlop DP-501
んなこたぁ、いつもの通り、その日の調子によって全く違うわけで、でも、左傾向が左へ行かないデザインのモデルを振り回してどうなるか、ってぇ興味は津々。

で、はたせるかな、久し振りに右巻き傾向になってきたんです。ほっほぉ~、やっぱりデザインでそうなるもんなんデスねぇ、って思いながらも、そうかぁやっぱりライ角ってぇのがフラットになっていることで、そんだけ違うのねぇとも思うのです。

しかしながら、右目に飛ばすのが目的ではなく、いい球のコントロールできる球筋を弾いてみたいのが本音です。どう工夫しても右にしか行かないのであれば、それは本末転倒ですよねぇ。
Dunlop DP-501
このモデルで真っ直ぐ打つには、自身の中での意識でいうと、打点はセンターの意識、んで、右手に頑張ってもらって、でも返さずに押すくらいの意識が必要かな。いくつかのモダンマッスルには、似た感覚のモデルがありましたが、オオサワのプロ1000なんかは、そんな感じの代表格ですかね。

ソールの景色なんかは、このころのマクレガーと違って、しっかりとした長方形。トウに向かってっウェイトが盛られていく扇形とは違います。でも、それもすべての番手に共通した造形ではなくって、長い番手は若干扇型の傾向がある。短い番手はヒール側にかなりのウェイトが残されているのが分かります。
Dunlop DP-501
実は、このあたり、自身にはチョイト違和感がって、番手によって右手の頑張りが少しづつ違う様な気がするんだナぁ。長い番手は右手で頑張らないと、右へふけて行く球になる。どの番手からと、はっきりと分かればそれはそれでよいのかもしれませんが、アドレナリンの具合で、この番手から右手殺し、という区切りがない。どっかの番手から右手を押さえてこないと、かえって左へ飛び出してしまう。

ま、これって、このモデルの打ち方じゃないってぇ事なんでしょうけどね。テーラーメイドのTDアイアンみたいに、中空番手とソリッドの番手っていう、構造上で、しかも見てくれの違いがあるのなら、それも慣れるもんですが、この日のレンジ程度では、そのあたりにどうすリャいいのさぁ,思案橋ぃ、ってとこでした。

実際、生産精度の高そうなダンロップ製品なわけですから、スペックの狂いでそんなことになっているとも思い難く、やっぱりデザインとしてそうなっているんだろうなぁと思うもの。もしかしたら、DPシリーズに共通するそんな癖があるのかもしれませんねぇ。
Dunlop DP-501
バックから覗いている景色は、なんとなく見覚えのある景色、現役時代には先達の中にはこのモデルの達人がいたかもしれません。

しかしナぁ、バックデザインの見てくれで、トニーシェとか、トムワイスコフのセットに合うかもしれないなぁんて思ってしまったのが運の付、それまでの手持ちのどのモデルとも違ったコンセプトで、浮いてしまいそうな二鉄に、やっぱりセットがついてきて、落ち着く場所を確保しました。
Dunlop DP-501
尚且つ、モダンマッスルとして、いくらか似た傾向のモデルがあるものの、ダンロップというブランドのコンセプトが、いくらかでも読み取れる、しっかりと個性的なモデルなのでありました。

これじゃ、二鉄が他のブランドのモデルに合うわきゃないですよ。ダイワやマルマンもそういうことなのかな。

汎用の二鉄、一時期は上手くいっていた様な気がしたのですが、やっぱり、ブランドを超えて流れが合うことはなさそうです。

ちゃんちゃん。