十二月大歌舞伎 通し狂言仮名手本忠臣蔵 昼の部 @歌舞伎座 |  犬の噺。

十二月大歌舞伎 通し狂言仮名手本忠臣蔵 昼の部 @歌舞伎座

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「大序・三段目」
七之助さんの顔世の白装束で、一昨日見た「勘三郎スペシャル」にフラッシュバック・・・嗚呼。
七之助さんの、この世のものと思えない幻想的な佇まいに目が釘付け。

菊之助の塩治判官に海老蔵の高師直、素晴らしいコンビネーション。常識ある社会人風の菊之助さんに、サイコォ~~に憎ったらしい海老蔵。
海老蔵が巧い。富十郎かと思った・・・褒めすぎかな・・・?
とにかく、ヒールが似合う。
「鮒、鮒」と海老蔵の執拗な圧迫についカッとなった判官、悔しさがよォ~~くわかる。
大満足の「大序・三段目」。

2

「四段目」。
切腹した塩治判官の着物を直す由良之助、幸四郎の芝居を超えた温かさを感じた。





3

「道行旅路の花聟」
富士山を間近に仰ぐ戸塚の山中、桜も菜の花も今を盛りと咲き誇る場所へ、おかると勘平が夜道を急いで来る。(「芸づくし忠臣蔵」関容子)

美男美女がサイコォ~に美しい。場内熱気にあふれる。眠ってる人ナシ。
大満足。

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夜の部も愉しみ!

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