春の雪 | Beach Side

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「好きなモノ・ヒト」「日常」を好き勝手に語ります☆

見ましたよ。公開2日目。

昨日は舞台挨拶をこの映画館でやったそうな。


三島由紀夫原作。

大正時代の悲恋を描いた作品。

いいお家のおひーさんとお坊ちゃんの、

叶わぬ恋の物語、ってところ???


まず、時代背景を考えましても、ちょっと私のような

世代にはよくわからん感覚ですね。家の都合で

自由に恋愛できない、って。ひとつの文学作品として

とらえるべきでしょうが、相変わらず本を読まない私には

なんだか難しいお話だと感じました。


ただ、三島由紀夫大好きな人、私よりも上の世代の人は

どう思われるんでしょ?職場に三島由紀夫ファンの

妻夫木くんファンである方(たぶん50代前半)が

いるので、意見を伺おうとおもいます。


えと、妻夫木くんの役は、とても難しかったと思う。

時代的な台詞回しがぎこちなく聞こえるのを除いても、

なんだかしっくりこなかった。

今の時代の、流行のドラマ・映画出演がほとんどの

彼にはハードルが高すぎたのでは???

(この役は、絶対に堺さんのほうがハマると思う。

年が全然だけど。なんて思うのは私だけか?)


対して、竹内結子の役は、ストレートでしたね。

ひたすら、両思いになるのを待ち続けるという、

純な役。日本的美人なので、また衣装とかも

似合うんだな、これが。

でも、私が一番ドキっとしたのは、覚悟を決めて

自ら髪を下ろしたシーン。あの潔さは、

とても素敵でした。


と、かなり辛口にしてしまった、今回の感想・・・。