見ましたよ。公開2日目。
昨日は舞台挨拶をこの映画館でやったそうな。
三島由紀夫原作。
大正時代の悲恋を描いた作品。
いいお家のおひーさんとお坊ちゃんの、
叶わぬ恋の物語、ってところ???
まず、時代背景を考えましても、ちょっと私のような
世代にはよくわからん感覚ですね。家の都合で
自由に恋愛できない、って。ひとつの文学作品として
とらえるべきでしょうが、相変わらず本を読まない私には
なんだか難しいお話だと感じました。
ただ、三島由紀夫大好きな人、私よりも上の世代の人は
どう思われるんでしょ?職場に三島由紀夫ファンの
妻夫木くんファンである方(たぶん50代前半)が
いるので、意見を伺おうとおもいます。
えと、妻夫木くんの役は、とても難しかったと思う。
時代的な台詞回しがぎこちなく聞こえるのを除いても、
なんだかしっくりこなかった。
今の時代の、流行のドラマ・映画出演がほとんどの
彼にはハードルが高すぎたのでは???
(この役は、絶対に堺さんのほうがハマると思う。
年が全然だけど。なんて思うのは私だけか?)
対して、竹内結子の役は、ストレートでしたね。
ひたすら、両思いになるのを待ち続けるという、
純な役。日本的美人なので、また衣装とかも
似合うんだな、これが。
でも、私が一番ドキっとしたのは、覚悟を決めて
自ら髪を下ろしたシーン。あの潔さは、
とても素敵でした。
と、かなり辛口にしてしまった、今回の感想・・・。