久々に、呆れて気分が悪くなるほどの悪質なパクリをされました。 | 呉服店のLINE@サポート!ビーマンブログ

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呉服店の販促を紙媒体主体から「webを活用した販促」に大きく転換。呉服店に特化したLINE@実践会「With upの会」を運営。
フルオーダで創るオリジナルバック&ファーストバージンダイヤモンド等、呉服以外の商品企画もメーカーと共に開発。

どんな業界にも、パクリってありますよねー!?

 

 

少し前のニュースになりますが、東京オリンピックのロゴでもありましたよねー。
デザイン業界や音楽業界などその度合いの大きい小さいはあるにしても、よくある話のようです。

 

 

御多分に洩れず、呉服業界でも時々聞く話です。

着物や帯の柄を真似たり、企画そのものをコピーしたり…。

 

 

もともと売り難い業界ですから、どこかが売れたとなれば、すぐに摸倣されるのは当然といえば当然です。

みんなやってる事だから、そんなに深く考えずにパクってパクられの考えをしている所も多いのかもしれません。

 

 

販促の紙媒体を作る時もよくある話で、どこかの成功した店の案内状をベースに地元の印刷屋サンで同じようなモノを作るのはよくあります。

 

 

ほとんどの業者さんは、サンプルで持ってこられても全く同じモノは決して作らないようにしているのではないでしょうか。良識ある企業ならば当然です。

もし、ゴリ押しで同じものを作らせるようなら、尚更悪質です。

販促を仕事としている立場から考えると、人のモノマネをするために仕事をしているわけじゃないのだから。

 

 

どうせなら、真似られる販促物を作りたいモノです。

 

 

今から十年以上も前に流行った白生地企画の際に作った販促物なのですが、

稲刈りをしている社長の写真をバックにして「実るほど頭を垂れる稲穂かな」っていう挨拶文が今もパクられ続けているのは、意外と嬉しかったりしたのですが…(笑)

 

 

でも先日、久々にこれはいくらなんでも酷すぎるというパクリを発見しました。
いやもう、呆れて気分が悪くなるほどキッチリとパクられました!(- -;

 

 

数年前に私とクロコダイルのメーカーさんと一緒に何度もシンガポールへ出向いて作り上げた「クロコダイルのフルオーダーバック企画」の案内状がベースでした。

 

 

 

デザインも同じ、文章もコピペ、さらには、海外の職人さんから貰った手紙は転写…。

しかもその転写は、ご丁寧に打ち直してサインだけ切り抜いているという、まさに手の込んだやり口。

 

 

 

他店のパンフレットを手に入れて、そのままの企画を平気でパクる呉服店、

商品供給するメーカー問屋、

プライドもなくそのままモノマネで作る印刷会社、

 

どこが言い出したのか知りませんが、人の褌で相撲を取るどころか、企画の泥棒で万引きで窃盗です。

 

 

 

仕事に対してのプライドってないのでしょうか!?

 

利益のためなら、何をしても平気なのでしょうか!?

 

 

そんなお店から商品を買っているお客様が可愛そうです。

 

 

だって、そこに書かれている文章は、私が書いたモノですから、その店の顧客からすれば全くのウソですし…!

 

 

シンガポールのカバン職人サンの転写された手紙も、その店宛じゃないんだから!

 

 

 

わからないと思って作っているなら大間違いです。

 

 

天網恢恢疎にして漏らさず

 

 

立派なお店と思っていたので、本当に残念です。

 

 

デザイナーやライターの仕事に於ける権利を守るためにも、今回のパクリは有耶無耶にはしないつもりです。

 

手元に現物があるので詳しくチェックした上で、次の機会には比べてオープンする予定です。