だからこの場合、やっぱり「忘れちゃうから出来ない」んじゃないんだよね。
「やらない理由」があるんです。
受講生さんの場合は、書くとすぐに行き詰まってしまうことが理由でした。
<感情が動いた出来事>に対して矢印を引っ張って「なんでそう感じたのか?」をどんどん書いて行って、最終的になんで今の世界を選んでいるか(設定)を導き出してもらうのが目的だったんです。
ところがその設定が出る前に、行き詰まってしまう。分からなくなる。
行き詰まったり
分からなくなると、
ヤル気が失せてしまいますよね。
まさにそんな状態だったことが分かりました!
そこから話を掘り下げていくと、
自分に対する問い方に原因があった。
自分に対して問いかける「なんでそう感じたの?」という言葉。
これをね、原因探しにしてしまっていたんです。
┣「原因探し」と「疑う事」。「優越感の気持ちよさ」と「心からの繁栄の感覚」。(昔も書いてたね♡)
原因には「問題点」が含まれるんだよね。つまり、原因探しの正体は問題探し。
これ、絶対に行き詰まります。
例えばね???
これも講座内で実際に出た話なんだけど、生理が遅れた時に不安を感じた!って話。
生理が来ない。困る。
→(なんでそう感じた?)職場で後輩の指導にあたってる。その子が育つにはあと2年かかるから、今は辞められない!困る。
→(なんでそう感じた?)自分には責任があるから。以上。
こんな状態に陥ってしまっていたの〜!!
これ、なんで行き詰まるか分かりますか?
そもそも原因探しの答えって、自分の思考からしか導き出せないのね。
その思考は「過去の経験」の積み重ねで出来てるんです。
その中から答えを探そうとするってことは、「今の設定の元」でグルグル考えている状態!
つまり「責任は絶対に放棄しちゃいけない」って設定の元で自分にいくら問うても、「責任があるから仕方ない!!」で止まっちゃうんです。それが<正解・正論>で、ゴールになってしまう。
これ、違うよ♡
「なんでそう感じるの?」
この問いの本髄は、感じた理由を問うことです。
原因は、物事がおこるもとになることを指します。
理由は、物事がそのようになった訳を指します
早い話が、そう感じた訳を「自分で自分に」聞いてるんだ
そこには自分の設定という「枠・縛り」は存在しないから、本当に自由な問いかけなんです。
A「嵐なら誰が好きー?」
B「私松潤ー。」
A「私はニノ。」
B「えー!?マジ!なんで〜???(なんでそう感じたの?)」
これこれー!!(この例えわかりやすくないかな?)これを自分一人でやるんです。
もしこれ原因探しだったら、
「ニノを好き(と感じてしまった)のはなぜですか?」って尋問みたになってしまうし、「松潤こそ万人ウケする男である。」って設定の元になってしまうよ。
そんな会話は苦しいし、なんか面倒くさいし、つまらないし、当然続かないよね。
どっちが良いか悪いかではなく、なぜそう感じたのー?なんでなんでー?が、知りたいのです。とてもシンプル!