ユ・アイン、シン・セギョン、イ・ジェフン、ユリ(少女時代)、チャン・ミヒ、キム・イル、イ・ヘスク、ハン・ユイ、シン・スンファン、ユ・チェヨン、ユン・ギウォン、ソ・ヨンジュ、キム・セロン
このドラマは、後半に行くほど微妙になってきたかな。
最初は波乱万丈なスタートで、これからどうやって誰がファンション王になるのか？そして四角関係はどうなるのか？
という感じで見始めたのですが、後半に行けばいくほどファッション界のサクセスストーリーからかけ離れて行きました。
ラブストーリーが中心になっていくのですが、このドラマ、雰囲気がバリでの出来事に似てるんです。
ちなみにバリ出来は私の№１ドラマなのですが、気になって調べてみると、脚本家さんが２名いるのですが、１人がバリ出来の脚本家さんでした。
だからか～と納得するとともに「なんで似てるのにこんなに印象が違うんだろう」と考えてみました。
バリ出来は、見た方は分かると思うのですが、ハ・ジウォンの役だけが気持ちが曖昧であとはわりとハッキリしてましたし、抑えた演技のジソブと激しく感情を表すインソンの対照的なキャラも魅力でした。
ファッション王の場合、全員の気持ちが曖昧な感じで、後半はハッキリしてくるのですが、それをファッション業界でお互いを陥れようという方法に出るんですね。それとともにシン・セギョンの気持ちも曖昧になってくるのですが、その設定は悪くないんですよ。
でも中盤ぐらいから感じてたのですが、ユ・アインはわりと好きな俳優なんですが、今回の演技はクセが強すぎて苦手でした。役作りだとは思うんですが、その時点でユ・アインのほうのラブストーリーには感情移入が出来なくなってしまい、イ・ジェフンは凄く良い演技だったので、そっち寄りで見てたのですが、そこもイマイチ盛り上がらず...。
そして最終回は、なんといったらいいか...。
最後のシーンに行くまでのスピードが速すぎて「なんだそりゃ」ってなりました。
ユリは「止められない結婚」というシットコムに出てましたが、今回は主要キャラということで、本格的に演技に挑戦しましたが、基本クールな役なんですよ。なので、感情を表現するのが難しいんでしょうね。
あまり印象に残らないキャラになってしまいました。
と悪い部分を並べましたが、こういう雰囲気のドラマ自体は嫌いじゃないしイ･ジェフンが良かったので、評価は７コにしました。
