【埼玉】警帽に「西入間警察署生活安全課」と書かれた制服を着たトイプードル犬のカレン(4)とカノン(2)の母娘が、鶴ケ島市内の通学路で不審者に目を光らせている。

 母娘の飼い主は同市下新田、細谷安夫さん(69)。細谷さんに連れられ、市内四つの小学校と保育園を日替わりでパトロールしている。朝は正門で子供たちを迎え、下校時は通学路をパトロール。子供が駆け寄って、「かわいい」と抱き上げるなど人気者だ。

 細谷さんが散歩を兼ねた巡回を始めたのは4年前。カレンを譲ってくれたブリーダーに誘われ、「犬の散歩が子供たちの安全に役立つなら」と、埼玉西ブリーダーズクラブのボランティアグループ「犬のおまわりさん」に入会した。

 昨春には、防犯効果を高めようと、署の了承を得て警察官の服も着せている。水色の夏服もある。

 細谷さんは「子供たちと触れあうことができ、自分もパワーをもらえる。今後もお役に立ちたい」と笑顔で話している。【鷲頭彰子】

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