命をかけて踊る日本屈指のストリートダンサー達を応援してください!!
ついにあと2日後、1月31日(日)にUK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS が開催されます!!!
このイベントは、勝者を日本代表としてイギリスの世界大会に送り出す、大変意義深いイベントです。
イベント間近ではありますが、今日は3つのお願いをこのブログに書かせていただきます。
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS は、全国の予選を勝ち抜いたチームが集結し、バトルを繰り広げるので、内容は間違えないです。
いえ、むしろ予選を戦い抜いたダンサーの戦いには凄まじいものがあります。
自分も同じころはまさに命を懸けて踊っていました。
今日この瞬間に命尽きてもいいぐらの気持ちです。
大会で戦うダンサーたちは皆そんな気持ちで臨んでいるので、当然戦いは壮絶なものになってきます。
ジャッジはいつも非常に迷う戦いばかりを見せられて、辛くなる時もあります。
そんな素晴らしい戦いの数々。
目の前で見ないと分からないその雰囲気、迫力を是非現場で味わっていただきたいです。
そして、大会を見に来ていただける事にはとても意味があります。
大会は入場料から会場費や備品、人件費や経費を支払い、残った分が勝者の旅費として使われます。
イギリスに送り出すべきダンサーはマックス15名にも上ります。
ちょっと勘がいい方ならお分かりかと思いますが、この旅費が非常にかかってしまうためとても入場料の残りではまかないきれません。
毎年かなりの赤字を垂れ流している状態で、大会運営がとても大変です。
しかし
自分はこの夢のあるプロジェクトをどうしても続けて生きたのです。
それは、自分があの、イギリスの舞台に初めて立った時の感動をもっと多くの若いダンサー達に味わってほしいからです。
あの、素晴らしい経験を通して、成長する若手ダンサーたちを何人も見てきました。もちろん、自分もその一人です。
ダンサーとしてだけではなく、人間としても、国際人としても成長する素晴らしい機会です。
その機会を与えてもらった事への感謝の恩返しと思ってずっと続けております。
ではここからが3つのお願いです!!
1.是非観覧にお越しください!
皆さんが、チケットを買ってご来場いただくだけで、この夢の橋渡しへの糧になります。
しかも、内容は間違いないです!!
迷っている方、31日まだ予定がはっきり決まっていない方、是非おいでください。
他のどのダンスのイベントにも負けない、素晴らしい興奮を味わえる事は間違えないです!!!
2.会場に来られなくても、遠征の支援が出来ます!!
そして、既に予定があったり遠方であったりして現場に来られない方。
それでも応援してあげたい!という皆様からの気持ちを受けさせていただけるよう、今回は、はじめてクラウドファウンディングというサービスを利用する事にしました。
ページはこちらです!
https://readyfor.jp/projects/ukbboy
是非お力添えをお願いします!!!
3.この情報を広めてください。
また、ご自身では1も2も難しくてもこの情報を広げていただくだけでも協力になります。
是非いろんな方にこの情報を広めていただけますようお願いします。
以上大会直前ではありますが3つのお願いを書かせていただきました。
皆様のお力添えを、よろしくお願いいたします!!
★★★ UK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS ★★★
記念すべき20周年を迎える今回、イギリス、ロンドンの舞台に立つのはいったい誰になるのか???
KIDS DANCE CONTEST
POPPIN' 1ON1 BATTLE
HIP-HOP 1ON1 BATTLE
B-BOY 1ON1 BATTLE
B-BOY CREW BATTLE
★観覧/エントリーの詳細は以下をご確認ください
http://wp.me/p4zOvm-2tW
■日時:1月31日(日)
■会場:大田区産業プラザ(東京都大田区南蒲田1-20-20)
京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分
アクセス www.pio-ota.net/access/
■イベント時間:12:00-19:00(予定)
★JAPAN FINALS チケットのお取り扱い
前売り3,500円/当日4,000円
●ローソンチケット
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS
Lコード:34289
このイベントは、勝者を日本代表としてイギリスの世界大会に送り出す、大変意義深いイベントです。
イベント間近ではありますが、今日は3つのお願いをこのブログに書かせていただきます。
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS は、全国の予選を勝ち抜いたチームが集結し、バトルを繰り広げるので、内容は間違えないです。
いえ、むしろ予選を戦い抜いたダンサーの戦いには凄まじいものがあります。
自分も同じころはまさに命を懸けて踊っていました。
今日この瞬間に命尽きてもいいぐらの気持ちです。
大会で戦うダンサーたちは皆そんな気持ちで臨んでいるので、当然戦いは壮絶なものになってきます。
ジャッジはいつも非常に迷う戦いばかりを見せられて、辛くなる時もあります。
そんな素晴らしい戦いの数々。
目の前で見ないと分からないその雰囲気、迫力を是非現場で味わっていただきたいです。
そして、大会を見に来ていただける事にはとても意味があります。
大会は入場料から会場費や備品、人件費や経費を支払い、残った分が勝者の旅費として使われます。
イギリスに送り出すべきダンサーはマックス15名にも上ります。
ちょっと勘がいい方ならお分かりかと思いますが、この旅費が非常にかかってしまうためとても入場料の残りではまかないきれません。
毎年かなりの赤字を垂れ流している状態で、大会運営がとても大変です。
しかし
自分はこの夢のあるプロジェクトをどうしても続けて生きたのです。
それは、自分があの、イギリスの舞台に初めて立った時の感動をもっと多くの若いダンサー達に味わってほしいからです。
あの、素晴らしい経験を通して、成長する若手ダンサーたちを何人も見てきました。もちろん、自分もその一人です。
ダンサーとしてだけではなく、人間としても、国際人としても成長する素晴らしい機会です。
その機会を与えてもらった事への感謝の恩返しと思ってずっと続けております。
ではここからが3つのお願いです!!
1.是非観覧にお越しください!
皆さんが、チケットを買ってご来場いただくだけで、この夢の橋渡しへの糧になります。
しかも、内容は間違いないです!!
迷っている方、31日まだ予定がはっきり決まっていない方、是非おいでください。
他のどのダンスのイベントにも負けない、素晴らしい興奮を味わえる事は間違えないです!!!
2.会場に来られなくても、遠征の支援が出来ます!!
そして、既に予定があったり遠方であったりして現場に来られない方。
それでも応援してあげたい!という皆様からの気持ちを受けさせていただけるよう、今回は、はじめてクラウドファウンディングというサービスを利用する事にしました。
ページはこちらです!
https://readyfor.jp/projects/ukbboy
是非お力添えをお願いします!!!
3.この情報を広めてください。
また、ご自身では1も2も難しくてもこの情報を広げていただくだけでも協力になります。
是非いろんな方にこの情報を広めていただけますようお願いします。
以上大会直前ではありますが3つのお願いを書かせていただきました。
皆様のお力添えを、よろしくお願いいたします!!
★★★ UK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS ★★★
記念すべき20周年を迎える今回、イギリス、ロンドンの舞台に立つのはいったい誰になるのか???
KIDS DANCE CONTEST
POPPIN' 1ON1 BATTLE
HIP-HOP 1ON1 BATTLE
B-BOY 1ON1 BATTLE
B-BOY CREW BATTLE
★観覧/エントリーの詳細は以下をご確認ください
http://wp.me/p4zOvm-2tW
■日時:1月31日(日)
■会場:大田区産業プラザ(東京都大田区南蒲田1-20-20)
京浜急行「京急蒲田」駅より徒歩約3分
アクセス www.pio-ota.net/access/
■イベント時間:12:00-19:00(予定)
★JAPAN FINALS チケットのお取り扱い
前売り3,500円/当日4,000円
●ローソンチケット
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS JAPAN FINALS
Lコード:34289
そんな雑な事でいいんですか? 本当に!!
先日スタジオにかかってきた電話の一件。
「私、○○テレビの、□□という番組のスタッフをしております△△という者ですが、ちょっとお時間いいですか?」
という突然の電話
「はい、なんでしょうか」
と俺が応じると、以下の様な内容を話されました。
「番組の中で、クイズのコーナーがあって、そこでダンスのクイズを作りたいんですが、ちょと調べていても良く分からないことがあるので聞いてもいいですか?」
まず、俺からしてみたら、この時点で彼の言動が理解できない。
彼は、「スタジオフェイス」というダンススタジオに電話をしてきて、そこでたまたま電話に出た「誰か」に質問をしているのである。
今回はその「誰か」が俺だったからよかったようなものの、全く知識のない人や、誤解した知識の人が適当に答えたらどうするんだろうか??
それをクイズにして、放送してしまうの??
しかも、「当然答えてくれる」という体で聞いてくるが、俺にはもちろん答える義務はないし、仕事として報酬もなければ、スタジオの宣伝をしてくれるわけでもないのに、なんで見ず知らずの人にいきなり電話してそんなこと聞けるんだろうか。
その神経が分からない。
さらにその後の内容もかなりあきれるものであった。
スタッフ
「まずヒップホップについてなんですが、これは『70年代にできたダンスで、グラフティやDJなどがある』。」
みたいな感じの、訳の分からん内容の事を言ってきた。
俺の返事
「え、これはダンスのクイズなんですよね?じゃ、グラフテイとかDJとかは関係ないんではないですか?それはヒップホップカルチャーの説明ですよね?」
当然何もしらない彼に俺はヒップホップの4エレメンツと、昔はB-BOYだけがHIP-HOPとよばれていて、現在のあり方と違うんだという説明を簡単に行う。
すると彼はこう言ってきた。
「じゃ、なんて書けばいいんですか?」
もう、あきれてものが言えない。
丸投げか??
なんであんたの仕事に俺が付き合わなきゃいけないの。
・・・と思いながら、俺の意見を言う。
スタッフ
「次にもう一つあるんですが、アニメーションっていうのはなんて説明したらいいんですか?」
俺
「日本では、アニメーションていうジャンルだと誤解している人が多いが、これはPOPPIN'というダンスの技法のうちの1つなんだ。」
と説明すると、
「ポップ・・・ですか???」
あ、この人は全く調べないで連絡してきてるなという事が良く分かる。
仮にも多少調べれば、POPとかPOPPIN'って言葉がどこかに必ず出てくるのではないかと思われる。初めて聞いたような反応から、彼のリサーチの状態が良く分かる気がした。
その後もさっきと同じような丸投げ感満載のやりとりが続き、最後に
「あの、もしかしたらまた電話するかもしれないので、名前を教えてください」
と言って、俺が名前をつげると、電話は終了した。
はっきり言って本当にあきれる話だ。
もしもう一度かかってきたら、軽くお説教しようかと思ったが、残念ながらその後はかかってこなかった(笑)
ちなみに俺はその番組を見ていないから、この企画が実行されたのか、実行されたとして、どのような形で出題されたのかも知らない。
俺が彼の電話に付き合たのは、仮にも地上波の、全国ネットのテレビ番組でヒップホップやポップなどストリートダンスについて間違った情報を流してほしくないからである。
しかし全くふざけた話だ。
自分で調べるのが面倒だから、誰かに聞く。
知り合いでもない、誰かも確認しない誰かに聞く。
丁寧な説明も、丁重なお願いも、報酬も、見返りも、何にもないのに、
「じゃ なんて書いたらいいんですか?」
と聞くその神経が理解を遥かに超えている。
今回はたまたまこのスタッフ、ともすれば下請けの制作会社の一番下のADレベルの話かもしれない。
しかしながら、残念な事にテレビ関係にはこういう話はままあります。
一般の方に多くの情報を提供するテレビ番組なら、もっと常識を持った言動を心がけて欲しいです。
それが仮に新米ADにしたところで、そいういう自覚と、プライドを持った仕事をして欲しいと思います。
「私、○○テレビの、□□という番組のスタッフをしております△△という者ですが、ちょっとお時間いいですか?」
という突然の電話
「はい、なんでしょうか」
と俺が応じると、以下の様な内容を話されました。
「番組の中で、クイズのコーナーがあって、そこでダンスのクイズを作りたいんですが、ちょと調べていても良く分からないことがあるので聞いてもいいですか?」
まず、俺からしてみたら、この時点で彼の言動が理解できない。
彼は、「スタジオフェイス」というダンススタジオに電話をしてきて、そこでたまたま電話に出た「誰か」に質問をしているのである。
今回はその「誰か」が俺だったからよかったようなものの、全く知識のない人や、誤解した知識の人が適当に答えたらどうするんだろうか??
それをクイズにして、放送してしまうの??
しかも、「当然答えてくれる」という体で聞いてくるが、俺にはもちろん答える義務はないし、仕事として報酬もなければ、スタジオの宣伝をしてくれるわけでもないのに、なんで見ず知らずの人にいきなり電話してそんなこと聞けるんだろうか。
その神経が分からない。
さらにその後の内容もかなりあきれるものであった。
スタッフ
「まずヒップホップについてなんですが、これは『70年代にできたダンスで、グラフティやDJなどがある』。」
みたいな感じの、訳の分からん内容の事を言ってきた。
俺の返事
「え、これはダンスのクイズなんですよね?じゃ、グラフテイとかDJとかは関係ないんではないですか?それはヒップホップカルチャーの説明ですよね?」
当然何もしらない彼に俺はヒップホップの4エレメンツと、昔はB-BOYだけがHIP-HOPとよばれていて、現在のあり方と違うんだという説明を簡単に行う。
すると彼はこう言ってきた。
「じゃ、なんて書けばいいんですか?」
もう、あきれてものが言えない。
丸投げか??
なんであんたの仕事に俺が付き合わなきゃいけないの。
・・・と思いながら、俺の意見を言う。
スタッフ
「次にもう一つあるんですが、アニメーションっていうのはなんて説明したらいいんですか?」
俺
「日本では、アニメーションていうジャンルだと誤解している人が多いが、これはPOPPIN'というダンスの技法のうちの1つなんだ。」
と説明すると、
「ポップ・・・ですか???」
あ、この人は全く調べないで連絡してきてるなという事が良く分かる。
仮にも多少調べれば、POPとかPOPPIN'って言葉がどこかに必ず出てくるのではないかと思われる。初めて聞いたような反応から、彼のリサーチの状態が良く分かる気がした。
その後もさっきと同じような丸投げ感満載のやりとりが続き、最後に
「あの、もしかしたらまた電話するかもしれないので、名前を教えてください」
と言って、俺が名前をつげると、電話は終了した。
はっきり言って本当にあきれる話だ。
もしもう一度かかってきたら、軽くお説教しようかと思ったが、残念ながらその後はかかってこなかった(笑)
ちなみに俺はその番組を見ていないから、この企画が実行されたのか、実行されたとして、どのような形で出題されたのかも知らない。
俺が彼の電話に付き合たのは、仮にも地上波の、全国ネットのテレビ番組でヒップホップやポップなどストリートダンスについて間違った情報を流してほしくないからである。
しかし全くふざけた話だ。
自分で調べるのが面倒だから、誰かに聞く。
知り合いでもない、誰かも確認しない誰かに聞く。
丁寧な説明も、丁重なお願いも、報酬も、見返りも、何にもないのに、
「じゃ なんて書いたらいいんですか?」
と聞くその神経が理解を遥かに超えている。
今回はたまたまこのスタッフ、ともすれば下請けの制作会社の一番下のADレベルの話かもしれない。
しかしながら、残念な事にテレビ関係にはこういう話はままあります。
一般の方に多くの情報を提供するテレビ番組なら、もっと常識を持った言動を心がけて欲しいです。
それが仮に新米ADにしたところで、そいういう自覚と、プライドを持った仕事をして欲しいと思います。
HIP-HOPのダンスって、何をやっても自由なんではないですか??
文化とは何か。
大変難しい問題ながら、自分は常にその渦中にいると感じる。
HIP-HOPとは何か、B-BOYとは何か、FUNKってどういう事か・・・
そういう一般的にふわっとしたなんとなく定義されている物に対して、我々は常に取り組んでいる。
地方の(東京にも存在するが)、ダンススタジオなどでは、「HIP-HOP」からは程遠いような「お遊戯」のようなダンスを「HIP-HOP」という名前で教えている。
そういう先生達は「HIP-HOP」と他のダンスの違いも判らなければ、音楽性の違いも判らない。多分考えたこともないし、探求することも勉強することもない。
誰かがやっている事を動画で見て、真似して教えるのがせいぜいである。
それがいいか悪いかという議論が常にある。
俺、もしくは俺の周りのHIP-HOPやストリートダンスに関わる人達にはこのカルチャーに対する一定の常識がある。その中で、様々なダンスを評価しているわけである。
難しいのは、この我々の共通でもっているHIP-HOPに関する常識というのが、一般の人には全く分からないという事なのである。
HIP-HOPかそうでないかも分からない先生に、「これがHIP-HOPだ」と教わった子供たちは当然なにがHIP-HOPかまったくわからずに成長していく。いや、その教わっていることがHIP-HOPなんだと思って練習をして行くわけなのだ。
それはとっても不幸な事だと自分は思う。
「ソバ」だと教わってずっと食べてきたものが実は「うどん」だった・・・みたいな話である。
「HIP-HOP」を語らないでダンスを教えているのはある意味自由だが、「HIP-HOP」と謳ってHIP-HOPでないものを教えているのはある意味「詐欺」に近い行為である。
そういう行為が日本中に蔓延しているだけに、我々の文化はより一層伝わりにくくなってしまうわけだ。
皆が揃っている、元気に踊っている、大きく踊っている、笑顔で踊っている・・・
どれもダンスには大切な要素かもしれないが、HIP-HOPにとってはおそらくどれ一つ必須な要素ではない気がする。
それは何か別のダンスの概念をHIP-HOPを理解することなく勝手にはめ込んだものなのである。
ある時、自分のかかわるキッズコンテストで、入賞できなかったチームの保護者がクレームの電話をかけてきたことがある。
「うちのチームの方が絶対に揃ってた」
既に前提として言っていることが的外れていることも分かっていない。
ある時フランスのバトルイベントで、ジャッジに凄いクレームをつけている観客がいた。ジャッジをしていた、WANTEDというチームのEGUSONは彼らにこう言っていた。
「お前らに分からない事が分るから、俺はこの席(ジャッジ席)に座ってるんだ」
確かにそのとおりであり、そのオーディエンスの態度は全く最悪なものだと思うが、どうにかもう少し一般の人にもこのカルチャーの神髄が伝わるようにできないものかというのが自分達の大きな課題である。
「分かる人だけ分かればいい」がもともとの我々世代のHIP-HOPに関わってきた人間たちの考え方である。それはどこか、他の人達に分からないことが分かっている特別意識であったと思う。
それはそれでよかったし、かっこよかった。
しかし、現在、様々な状態で情報が飛び交うこの世の中。
間違った情報が流布し、それが一般的に分かり易いという理由で広まりやすく、誤解が誤解を生み、本来のHIP-HOP独特な音楽感や美学が汚されていくのはこの文化を愛する人間の一人として本当にいたたまれない。
そんなうるさいこと言わないでちょっとだけダンスをしたいだけの人もいると思う。
それもOKである。
全然問題ない!
ダンスは本来そういうものだから。
ただ、HIP-HOPとそうでないダンスの違いは分かってやってほしい。
「HIP-HOPのダンスって、何をやっても自由なんではないですか??」
という人も結構いる。
そういう人にとっては極端な話、「盆踊り」も「ハワイアン」も「バレエ」も同じなんだろうか?
そいう聞いたらきっと「違う」と答えるはずである。
では HIP-HOPは ???
HIP-HOPは何をやってもいいんですか??
答えは当然違います。
それはある一定の幅の中で自由なだけであって、際限なく自由なわけではありません。
その踊りがHIP-HOPとカテゴライズされる理由があるのであるから、その要素を満たしていなければ当然HIP-HOPとは呼べないのです。
カレー粉がはいっていないのにカレーとは呼べないのと同じ事です。
カレー風 ならいいですが、「カレー」と言うには「カレー」と呼ばれる理由があるのです。
それぞれのダンスは皆バックグラウンドがあり、独特な音楽があり、それに合う踊り方と踊りがあるわけである。
これを人は「文化」と名付けている。
文化を無視して行う行為は、きつい言い方をすると「まやかし」であり、文化に対する「冒涜」である。
自分はHIP-HOPが好きである。
HIP-HOPから多くの事を教わってきた。
このカルチャーの素晴らしさと、かっこよさを自分なりに咀嚼し、理解してきた。
だから、このカルチャーの素晴らしさを誤解無く広めていきたいという気持ちがある。
そして、理解しあった人たち同士で共有する時間、喜びをもっと広めていきたい!
HIP-HOP以外のダンスも音楽もそれぞれ独特な素晴らしさがあると思う。
それぞれの良さを尊重し、文化を守り、継承、発展させることが大切なのだと思う。
自分はHIP-HOPが好きである。
だからこそ、愛するがこそ、他の文化も尊重していきたいという気持ちが生まれる。
決して否定する気持ちなど無い。
自分が否定しているのは、HIP-HOPを語った偽物のHIP-HOPである。
この文化やダンスをより分かり易く理解してもらうために今一つのアイデアのもとに作業を始めたところである。
自分達の出来る事を一つづつやっていきながら、なるべく多くの人に理解を広めていきたい。
これが、日本で最初にHIP-HOPカルチャーに触れて育ってきた世代の、自分のミッションなのではないかと最近感じている。
新しい試みを皆さんに出来るだけ早くご紹介できるように頑張っていきます!
大変難しい問題ながら、自分は常にその渦中にいると感じる。
HIP-HOPとは何か、B-BOYとは何か、FUNKってどういう事か・・・
そういう一般的にふわっとしたなんとなく定義されている物に対して、我々は常に取り組んでいる。
地方の(東京にも存在するが)、ダンススタジオなどでは、「HIP-HOP」からは程遠いような「お遊戯」のようなダンスを「HIP-HOP」という名前で教えている。
そういう先生達は「HIP-HOP」と他のダンスの違いも判らなければ、音楽性の違いも判らない。多分考えたこともないし、探求することも勉強することもない。
誰かがやっている事を動画で見て、真似して教えるのがせいぜいである。
それがいいか悪いかという議論が常にある。
俺、もしくは俺の周りのHIP-HOPやストリートダンスに関わる人達にはこのカルチャーに対する一定の常識がある。その中で、様々なダンスを評価しているわけである。
難しいのは、この我々の共通でもっているHIP-HOPに関する常識というのが、一般の人には全く分からないという事なのである。
HIP-HOPかそうでないかも分からない先生に、「これがHIP-HOPだ」と教わった子供たちは当然なにがHIP-HOPかまったくわからずに成長していく。いや、その教わっていることがHIP-HOPなんだと思って練習をして行くわけなのだ。
それはとっても不幸な事だと自分は思う。
「ソバ」だと教わってずっと食べてきたものが実は「うどん」だった・・・みたいな話である。
「HIP-HOP」を語らないでダンスを教えているのはある意味自由だが、「HIP-HOP」と謳ってHIP-HOPでないものを教えているのはある意味「詐欺」に近い行為である。
そういう行為が日本中に蔓延しているだけに、我々の文化はより一層伝わりにくくなってしまうわけだ。
皆が揃っている、元気に踊っている、大きく踊っている、笑顔で踊っている・・・
どれもダンスには大切な要素かもしれないが、HIP-HOPにとってはおそらくどれ一つ必須な要素ではない気がする。
それは何か別のダンスの概念をHIP-HOPを理解することなく勝手にはめ込んだものなのである。
ある時、自分のかかわるキッズコンテストで、入賞できなかったチームの保護者がクレームの電話をかけてきたことがある。
「うちのチームの方が絶対に揃ってた」
既に前提として言っていることが的外れていることも分かっていない。
ある時フランスのバトルイベントで、ジャッジに凄いクレームをつけている観客がいた。ジャッジをしていた、WANTEDというチームのEGUSONは彼らにこう言っていた。
「お前らに分からない事が分るから、俺はこの席(ジャッジ席)に座ってるんだ」
確かにそのとおりであり、そのオーディエンスの態度は全く最悪なものだと思うが、どうにかもう少し一般の人にもこのカルチャーの神髄が伝わるようにできないものかというのが自分達の大きな課題である。
「分かる人だけ分かればいい」がもともとの我々世代のHIP-HOPに関わってきた人間たちの考え方である。それはどこか、他の人達に分からないことが分かっている特別意識であったと思う。
それはそれでよかったし、かっこよかった。
しかし、現在、様々な状態で情報が飛び交うこの世の中。
間違った情報が流布し、それが一般的に分かり易いという理由で広まりやすく、誤解が誤解を生み、本来のHIP-HOP独特な音楽感や美学が汚されていくのはこの文化を愛する人間の一人として本当にいたたまれない。
そんなうるさいこと言わないでちょっとだけダンスをしたいだけの人もいると思う。
それもOKである。
全然問題ない!
ダンスは本来そういうものだから。
ただ、HIP-HOPとそうでないダンスの違いは分かってやってほしい。
「HIP-HOPのダンスって、何をやっても自由なんではないですか??」
という人も結構いる。
そういう人にとっては極端な話、「盆踊り」も「ハワイアン」も「バレエ」も同じなんだろうか?
そいう聞いたらきっと「違う」と答えるはずである。
では HIP-HOPは ???
HIP-HOPは何をやってもいいんですか??
答えは当然違います。
それはある一定の幅の中で自由なだけであって、際限なく自由なわけではありません。
その踊りがHIP-HOPとカテゴライズされる理由があるのであるから、その要素を満たしていなければ当然HIP-HOPとは呼べないのです。
カレー粉がはいっていないのにカレーとは呼べないのと同じ事です。
カレー風 ならいいですが、「カレー」と言うには「カレー」と呼ばれる理由があるのです。
それぞれのダンスは皆バックグラウンドがあり、独特な音楽があり、それに合う踊り方と踊りがあるわけである。
これを人は「文化」と名付けている。
文化を無視して行う行為は、きつい言い方をすると「まやかし」であり、文化に対する「冒涜」である。
自分はHIP-HOPが好きである。
HIP-HOPから多くの事を教わってきた。
このカルチャーの素晴らしさと、かっこよさを自分なりに咀嚼し、理解してきた。
だから、このカルチャーの素晴らしさを誤解無く広めていきたいという気持ちがある。
そして、理解しあった人たち同士で共有する時間、喜びをもっと広めていきたい!
HIP-HOP以外のダンスも音楽もそれぞれ独特な素晴らしさがあると思う。
それぞれの良さを尊重し、文化を守り、継承、発展させることが大切なのだと思う。
自分はHIP-HOPが好きである。
だからこそ、愛するがこそ、他の文化も尊重していきたいという気持ちが生まれる。
決して否定する気持ちなど無い。
自分が否定しているのは、HIP-HOPを語った偽物のHIP-HOPである。
この文化やダンスをより分かり易く理解してもらうために今一つのアイデアのもとに作業を始めたところである。
自分達の出来る事を一つづつやっていきながら、なるべく多くの人に理解を広めていきたい。
これが、日本で最初にHIP-HOPカルチャーに触れて育ってきた世代の、自分のミッションなのではないかと最近感じている。
新しい試みを皆さんに出来るだけ早くご紹介できるように頑張っていきます!
LOCKIN'のステップ、「スクービードゥ」 驚きの秘密!!
本日は縁あって愛知県のスタジオHさんというところで、Lockin'のワークショップをやらせていただきました。
自分がLockin'をきちんと習ったのは恐らく35才ぐらいだと思います。
それまでは友達に習ったり、ビデオを見て独学で練習しておりました。
一応一通りの動きは出来るような状態ではありました。
ある時、俺のチーム「Spartanic Rockres」内では唯一の先輩、佐久間さんに、一緒にバトルに出ようと誘っていただき、それならちゃんとやらないとという事で、自分のスタジオ、フェイスの佐久間さんクラスを受講したのがきちんと習ったという意味では最初でした。
初めてのクラス、LOCKに限らずほとんどレッスンというものを受けたことない俺。
やっている事がチンプンカンプン過ぎて、なにからどうしていいかも分からない状況。
コテンパンにやられた後に、
「そうだ、ステップを一つづつ教えてもらって直していこう」
と思い立ち、佐久間さんにお願いします。
「スクービードゥを教えてください。」
ここで佐久間さんがとんでもないことを言い始めます。
普通の理解では、スクービードゥはトォワル、ロック(ダウン)、キック、踏みかえ、ストンプ(地面を足で踏む)の5つの動作と理解していると思います。
しかし、佐久間さんは後半のキックからの動作、要するに「3つ」の動作の部分が
「7つに分かれている」とおっしゃった。
★俺の心の声★
「え、7つに分かれているって???
絶対に分かれてない!」
・・・心は叫ぶものの(笑)
聞いた手前その「7つに分かれている」という動作の練習を始めたわけです。
動作の事なので、ここで細かく書くことはしないですが、とにかく驚愕の回答であった。
一応言われた通り練習をするものの、これが難しくてなかなか身につかない!!
恐らく2-3週間毎日何十回かやってようやくそれらしくなってきた。
それから数か月後、イベントで佐久間さんがトニーさんと踊るショーがありました。
トニーさんは言わずと知れたLOCKIN'のオリジネイターグループ、LOCKERSのメンバーでもあり、佐久間さんのLOCKの師匠と言える方です。
俺はその時ショーを後ろから見ていました。
ショーの中で佐久間さんとトニーさんが2人でスクービードゥをやるシーンがありました。
★それを見た時の俺の心の声★
「おぉーーーー、そっくり!
この2人そっくりだ!!
トニーさん、佐久間さんにそっくり!!」
もちろん本当はその逆で、佐久間さんがトニーさんにそっくりなんですが(笑)とっさに俺はそう思ってしまった訳です。
裏を返すと、それだけ2人の踊り方が同じであり、要するに佐久間さんの
「7つに分かれている」という理論は正しかったのです。
失礼ながらその時ようやく確信を持ちました(笑)
ダンスに関する知識や理解が深まってくるにつれ、佐久間さんに教わった理論がだんだんはっきりと分かるようになってきました。
スクービードゥの後半3つの動作は、カウントでいうと「3&4」ですね
佐久間さんはそれを
3-1,3-2,3-3,3-4,4-1,4-2,4-3
と分けて取っていたわけです。
要するに16ビートの流れを追っていたわけです。
注意)よくダンサーが言っている16ビートとは音楽的には8ビートの事です。本来の16ビートは1章節の4分音符を4つに割る音の取り方です。ビート1が4つに分かれます。
トニーさんは恐らくそんな事考えて踊っていないと思われます。単純に16ビートを追って踊っていらっしゃるのだと思います。
それがトニーさんにとって普通の事なんでしょう。
それを、日本人である佐久間さんは、理解できなくて、徹底的に分析したんだと思います。そして体系化し、繰り返し練習することで自分のものにした。
素晴らしい というか、
この秘密を解き明かす恐るべき執念!!
俺も含めて、多くの人は、恐らく
「なんか違うなぁ~ 何が違うんだろう、やっぱり黒人だからフィーリングが違うのかな??」
みたいな曖昧な結論で終わっているかと思います。
あとからジワジワと来る佐久間さんの凄さ!!
さぁ、ここでもう一度想像してみてください。
「ここは7つに分かれている」
と佐久間さんに説明された時の俺の気持ち
「絶対分かれてないよ~!」
から、
トニーさんと踊る佐久間さんを見た時の
「あぁ、トニーさん佐久間さんにそっくりだ!!(本当は逆)」
からの、
「本当だった、7つに分かれてた!!」
の俺の心の流れは結構笑えます(笑)
とにかくそんな衝撃な事件でした。
その後来日したNYのFIRE LOCK と佐久間さんと3人で飲んだ時、俺がFIRE LOCK にこの話をしたら、FIRE LOCKは声に出して感動しておりました。
彼は、実は佐久間さんの踊りを見て、LOCKを始めたのです。
逆輸入(逆輸出?)です。
俺たちはそんな執念の先輩たちの築いてきた礎(いしずえ)の上で踊っております。
習った事を次の世代に教えております。
でも、やっぱり7つに分かれているところまで解析した佐久間さんのような先輩の凄さには、未だに到底及んでおりません。
最近はバトルで活躍しているような若いダンサーに習っている人が多いと思います。
それはもちろん悪い事ではないと思いますが、正直、先輩たちのキャリア、知識と比べたら全くレベルが違います。
先輩達に習った我々や、もっと下の後輩たちは、リスペクトとそれを伝える気持ちを忘れていはいけません。
まるで自分一人で育ってきたみたいな振る舞いをしている人もたまに見かけます。
失礼だし、残念です。
ちゃんと公言しましょう。
「俺はダレダレさんから習ったんだ」と。
習った事を自分なりに落とし込んで今レッスンしてるんだと。
恥ずかし事でも、かっこ悪いことでもないです。
さぁ皆さん、
出来るだけ先輩に習いましょう!!
LOCKで言えば「よし坊」さんや「SEIJI」さんや「佐久間さん」のような先輩に習いましょう。
毎週習える環境がないなら、是非ワークショップなどチャンスがあれば受けてください。若いダンサーが教えてくれない事を山のように教えてくれます。
俺は自分の実体験から言っているので間違いないです。
先日もイベントのジャッジでSEIJIさんとご一緒させていただき、その知識の深さに改めて感心しました。
先輩のいう事、最初、チンプンカンプンで「何言ってるか分からない」と何度も思いましたが、理解が深まるにつれてだんだん分かってきます。
その凄さ、その深さ、そして音楽との融合の素晴らしさが!!!
話が散漫になってきたので、まとめます。
1.オリジネーターも凄いがそれを解析して自分の中に落とし込んできた佐久間さんのような日本のオリジネイターも凄い!!
2.そういう先輩たちに直接習うチャンスがあるのだから、是非チャンスは活かしてください!深みがまったく違います。
3.先輩をリスペクトし、先輩に習ったことを公言しましょう!!
俺は、LOCKで言えばまだ学ぶことの方が多い駆け出し(歳だけはとってきたが)なんで、まだまだ先輩から謙虚に学んでいきたいと思います。
そして学んだことをちゃんと消化したのちに、自分なりに下の世代に伝えられればと思います。
最後に宣伝です。
スタジオフェイス赤阪校でも佐久間さんのレギュラークラスやってます。
毎週水曜日20:30-22:00です。
最近は若い生徒がほとんど来ない状態です。
本当にもったいないと思っています。
皆さん是非おいで下さい!
素晴らしい、深いダンスをたくさん教えていただけます!!
http://www.s-faith.com/akasaka/
自分がLockin'をきちんと習ったのは恐らく35才ぐらいだと思います。
それまでは友達に習ったり、ビデオを見て独学で練習しておりました。
一応一通りの動きは出来るような状態ではありました。
ある時、俺のチーム「Spartanic Rockres」内では唯一の先輩、佐久間さんに、一緒にバトルに出ようと誘っていただき、それならちゃんとやらないとという事で、自分のスタジオ、フェイスの佐久間さんクラスを受講したのがきちんと習ったという意味では最初でした。
初めてのクラス、LOCKに限らずほとんどレッスンというものを受けたことない俺。
やっている事がチンプンカンプン過ぎて、なにからどうしていいかも分からない状況。
コテンパンにやられた後に、
「そうだ、ステップを一つづつ教えてもらって直していこう」
と思い立ち、佐久間さんにお願いします。
「スクービードゥを教えてください。」
ここで佐久間さんがとんでもないことを言い始めます。
普通の理解では、スクービードゥはトォワル、ロック(ダウン)、キック、踏みかえ、ストンプ(地面を足で踏む)の5つの動作と理解していると思います。
しかし、佐久間さんは後半のキックからの動作、要するに「3つ」の動作の部分が
「7つに分かれている」とおっしゃった。
★俺の心の声★
「え、7つに分かれているって???
絶対に分かれてない!」
・・・心は叫ぶものの(笑)
聞いた手前その「7つに分かれている」という動作の練習を始めたわけです。
動作の事なので、ここで細かく書くことはしないですが、とにかく驚愕の回答であった。
一応言われた通り練習をするものの、これが難しくてなかなか身につかない!!
恐らく2-3週間毎日何十回かやってようやくそれらしくなってきた。
それから数か月後、イベントで佐久間さんがトニーさんと踊るショーがありました。
トニーさんは言わずと知れたLOCKIN'のオリジネイターグループ、LOCKERSのメンバーでもあり、佐久間さんのLOCKの師匠と言える方です。
俺はその時ショーを後ろから見ていました。
ショーの中で佐久間さんとトニーさんが2人でスクービードゥをやるシーンがありました。
★それを見た時の俺の心の声★
「おぉーーーー、そっくり!
この2人そっくりだ!!
トニーさん、佐久間さんにそっくり!!」
もちろん本当はその逆で、佐久間さんがトニーさんにそっくりなんですが(笑)とっさに俺はそう思ってしまった訳です。
裏を返すと、それだけ2人の踊り方が同じであり、要するに佐久間さんの
「7つに分かれている」という理論は正しかったのです。
失礼ながらその時ようやく確信を持ちました(笑)
ダンスに関する知識や理解が深まってくるにつれ、佐久間さんに教わった理論がだんだんはっきりと分かるようになってきました。
スクービードゥの後半3つの動作は、カウントでいうと「3&4」ですね
佐久間さんはそれを
3-1,3-2,3-3,3-4,4-1,4-2,4-3
と分けて取っていたわけです。
要するに16ビートの流れを追っていたわけです。
注意)よくダンサーが言っている16ビートとは音楽的には8ビートの事です。本来の16ビートは1章節の4分音符を4つに割る音の取り方です。ビート1が4つに分かれます。
トニーさんは恐らくそんな事考えて踊っていないと思われます。単純に16ビートを追って踊っていらっしゃるのだと思います。
それがトニーさんにとって普通の事なんでしょう。
それを、日本人である佐久間さんは、理解できなくて、徹底的に分析したんだと思います。そして体系化し、繰り返し練習することで自分のものにした。
素晴らしい というか、
この秘密を解き明かす恐るべき執念!!
俺も含めて、多くの人は、恐らく
「なんか違うなぁ~ 何が違うんだろう、やっぱり黒人だからフィーリングが違うのかな??」
みたいな曖昧な結論で終わっているかと思います。
あとからジワジワと来る佐久間さんの凄さ!!
さぁ、ここでもう一度想像してみてください。
「ここは7つに分かれている」
と佐久間さんに説明された時の俺の気持ち
「絶対分かれてないよ~!」
から、
トニーさんと踊る佐久間さんを見た時の
「あぁ、トニーさん佐久間さんにそっくりだ!!(本当は逆)」
からの、
「本当だった、7つに分かれてた!!」
の俺の心の流れは結構笑えます(笑)
とにかくそんな衝撃な事件でした。
その後来日したNYのFIRE LOCK と佐久間さんと3人で飲んだ時、俺がFIRE LOCK にこの話をしたら、FIRE LOCKは声に出して感動しておりました。
彼は、実は佐久間さんの踊りを見て、LOCKを始めたのです。
逆輸入(逆輸出?)です。
俺たちはそんな執念の先輩たちの築いてきた礎(いしずえ)の上で踊っております。
習った事を次の世代に教えております。
でも、やっぱり7つに分かれているところまで解析した佐久間さんのような先輩の凄さには、未だに到底及んでおりません。
最近はバトルで活躍しているような若いダンサーに習っている人が多いと思います。
それはもちろん悪い事ではないと思いますが、正直、先輩たちのキャリア、知識と比べたら全くレベルが違います。
先輩達に習った我々や、もっと下の後輩たちは、リスペクトとそれを伝える気持ちを忘れていはいけません。
まるで自分一人で育ってきたみたいな振る舞いをしている人もたまに見かけます。
失礼だし、残念です。
ちゃんと公言しましょう。
「俺はダレダレさんから習ったんだ」と。
習った事を自分なりに落とし込んで今レッスンしてるんだと。
恥ずかし事でも、かっこ悪いことでもないです。
さぁ皆さん、
出来るだけ先輩に習いましょう!!
LOCKで言えば「よし坊」さんや「SEIJI」さんや「佐久間さん」のような先輩に習いましょう。
毎週習える環境がないなら、是非ワークショップなどチャンスがあれば受けてください。若いダンサーが教えてくれない事を山のように教えてくれます。
俺は自分の実体験から言っているので間違いないです。
先日もイベントのジャッジでSEIJIさんとご一緒させていただき、その知識の深さに改めて感心しました。
先輩のいう事、最初、チンプンカンプンで「何言ってるか分からない」と何度も思いましたが、理解が深まるにつれてだんだん分かってきます。
その凄さ、その深さ、そして音楽との融合の素晴らしさが!!!
話が散漫になってきたので、まとめます。
1.オリジネーターも凄いがそれを解析して自分の中に落とし込んできた佐久間さんのような日本のオリジネイターも凄い!!
2.そういう先輩たちに直接習うチャンスがあるのだから、是非チャンスは活かしてください!深みがまったく違います。
3.先輩をリスペクトし、先輩に習ったことを公言しましょう!!
俺は、LOCKで言えばまだ学ぶことの方が多い駆け出し(歳だけはとってきたが)なんで、まだまだ先輩から謙虚に学んでいきたいと思います。
そして学んだことをちゃんと消化したのちに、自分なりに下の世代に伝えられればと思います。
最後に宣伝です。
スタジオフェイス赤阪校でも佐久間さんのレギュラークラスやってます。
毎週水曜日20:30-22:00です。
最近は若い生徒がほとんど来ない状態です。
本当にもったいないと思っています。
皆さん是非おいで下さい!
素晴らしい、深いダンスをたくさん教えていただけます!!
http://www.s-faith.com/akasaka/
「奇跡」は起こるべきして起こる
時間があんまりなくて、詳しくはかけないが、先日のUK B-BOY の東北予選についてちょっとだけ書きたいと思います。
まずは、
KIDS DANCE CONTEST。
皆頑張って踊ってた!
子供たちは真剣。
どのチームも気合が入っております!
コンテストなので、勝敗は決まってしまいますが、皆さん素晴らしかった。
全体的に言えることは、ダンスが音楽とのシンクロだって事を忘れないでほしいって事です。
特にストリートダンスはビートにシンクロが基本です。
いかに自分の踊りが音楽と一体化するかという事が大事なのです。
いろんな技術やテクニックやステップも大事ですが、この部分がある意味もっとも大事なところなので、一度よく考えてみてください。
一方B-BOY BATTLEでは、素晴らしいバトルがたくさんありましたが、やっぱり印象に残っているのは決勝のバトルでした!
BEFEEMOSS(新潟) VS BABYRONS(埼玉)
一言でいうと熱かった!
男同志の戦いだった。
埼玉からわざわざ参加してくれた"BABYRONS"。
そして久々の参戦は新潟の"BEFEEMOSS"
「勝つんだ」という意思のもとに戦うB-BOY達の熱き心が見ている自分の心にも響いてきた!
スタイル、パワー、ルーティーン、そして面白かったのは逆立ち(ラビット)の対決!
様々な対決の結果、今回のジャッジは「BEFEEMOSS」に軍配があがる。
"BABYRONS"関東大会での雪辱を晴らし、決勝へ進むも残念ながら新潟の"BEFEEMOSS"に敗退。しかしその見事な戦いぶりには拍手だ!
結果発表の後は両チームとも泣いていた。
地区予選でこの熱さはなかなかない!!
感動的なシーンであった。
新潟のBEFEEMOSS は2009年にUK初参戦。
その初登場はあまりにもセンセーショナル!!
JAPAN FINAL では優勝候補のチームを次々と倒し、一気に決勝まで上り詰めまた。
その途中には、何度も神がかったような瞬間があったのを記憶しております。
ここで、この音で、このムーヴが決まるか!
・・・と言うような奇跡的な瞬間を目の前で何度も目撃した。
2009年のファイナルでは結局決勝で東北代表のEXCに負けてしまいましたが、その時は同時にEXCも神がかった戦いを見せていたのだった。
勝者のインタビューで、EXCのリーダー「ミタケン」が語った最後の言葉はUK日本予選史上でも、一番自分の胸に響いた言葉だった。
これについて書くとまた長くなるから今度改めて書きます。
イベントのいいところは、現場にいるとその「熱」まで伝わってくるというところ。
後からYOUTUBEとかで見ても伝わらないことはたくさんある。
その空気感を含めて、バトルなのだ。
ともかく、勝つチームは、勝つためにここにきている。
自分を信じて、仲間を信じて、勝利を信じて。
その勝利に向かっていく独特な「空気」は見ているものをも魅了し、感動を呼ぶ。
だから皆さん、是非現場に足を運びましょう!
YOUTUBEで見た場合は、分かったつもりでもその本質は伝わっていないです。
何故なら、ダンスは人間が踊っているからです。
その時の感情や、勝敗の流れ、いわゆる「空気」を含めたものがバトルで、映像では伝わらないのです。
現代の科学では解き明かせない、この目に見えない「空気」が勝敗を左右する大きな要因になる事も多々あります。
「勝つ」という思いが、
時に勝利の女神を呼び込むという事実を、俺は何度もこの目にしてきた。
「奇跡」とは、向こうから勝手にやってくるものではなく、
奇跡を起こす準備ができている人の上に起こるのだと思う。
JAPAN FINAL での両チームの活躍に期待したい!!
まずは、
KIDS DANCE CONTEST。
皆頑張って踊ってた!
子供たちは真剣。
どのチームも気合が入っております!
コンテストなので、勝敗は決まってしまいますが、皆さん素晴らしかった。
全体的に言えることは、ダンスが音楽とのシンクロだって事を忘れないでほしいって事です。
特にストリートダンスはビートにシンクロが基本です。
いかに自分の踊りが音楽と一体化するかという事が大事なのです。
いろんな技術やテクニックやステップも大事ですが、この部分がある意味もっとも大事なところなので、一度よく考えてみてください。
一方B-BOY BATTLEでは、素晴らしいバトルがたくさんありましたが、やっぱり印象に残っているのは決勝のバトルでした!
BEFEEMOSS(新潟) VS BABYRONS(埼玉)
一言でいうと熱かった!
男同志の戦いだった。
埼玉からわざわざ参加してくれた"BABYRONS"。
そして久々の参戦は新潟の"BEFEEMOSS"
「勝つんだ」という意思のもとに戦うB-BOY達の熱き心が見ている自分の心にも響いてきた!
スタイル、パワー、ルーティーン、そして面白かったのは逆立ち(ラビット)の対決!
様々な対決の結果、今回のジャッジは「BEFEEMOSS」に軍配があがる。
"BABYRONS"関東大会での雪辱を晴らし、決勝へ進むも残念ながら新潟の"BEFEEMOSS"に敗退。しかしその見事な戦いぶりには拍手だ!
結果発表の後は両チームとも泣いていた。
地区予選でこの熱さはなかなかない!!
感動的なシーンであった。
新潟のBEFEEMOSS は2009年にUK初参戦。
その初登場はあまりにもセンセーショナル!!
JAPAN FINAL では優勝候補のチームを次々と倒し、一気に決勝まで上り詰めまた。
その途中には、何度も神がかったような瞬間があったのを記憶しております。
ここで、この音で、このムーヴが決まるか!
・・・と言うような奇跡的な瞬間を目の前で何度も目撃した。
2009年のファイナルでは結局決勝で東北代表のEXCに負けてしまいましたが、その時は同時にEXCも神がかった戦いを見せていたのだった。
勝者のインタビューで、EXCのリーダー「ミタケン」が語った最後の言葉はUK日本予選史上でも、一番自分の胸に響いた言葉だった。
これについて書くとまた長くなるから今度改めて書きます。
イベントのいいところは、現場にいるとその「熱」まで伝わってくるというところ。
後からYOUTUBEとかで見ても伝わらないことはたくさんある。
その空気感を含めて、バトルなのだ。
ともかく、勝つチームは、勝つためにここにきている。
自分を信じて、仲間を信じて、勝利を信じて。
その勝利に向かっていく独特な「空気」は見ているものをも魅了し、感動を呼ぶ。
だから皆さん、是非現場に足を運びましょう!
YOUTUBEで見た場合は、分かったつもりでもその本質は伝わっていないです。
何故なら、ダンスは人間が踊っているからです。
その時の感情や、勝敗の流れ、いわゆる「空気」を含めたものがバトルで、映像では伝わらないのです。
現代の科学では解き明かせない、この目に見えない「空気」が勝敗を左右する大きな要因になる事も多々あります。
「勝つ」という思いが、
時に勝利の女神を呼び込むという事実を、俺は何度もこの目にしてきた。
「奇跡」とは、向こうから勝手にやってくるものではなく、
奇跡を起こす準備ができている人の上に起こるのだと思う。
JAPAN FINAL での両チームの活躍に期待したい!!
過酷すぎるバトル!!
本日、RSCのMASAMIさん主催、MR.WIIGLESのイベントに行ってきました!
仕事が終わらず、だいぶ遅くなって行きましたが、POPPIN'バトルの決勝は見ることができました。
決勝を戦うのは「マドカ」と「リョウスケ」
ジャッジはオーディエンスだったのですが、センターに座するMR.WIGGLESが、この2名に次々とカテゴリーを指定してきます。
次はロボット、次はウェーブ、次はアニメーション、次はタット、次はロミオツイスト、次はポップ・・・
マドカとリョウスケはいったい何ラウンド戦ったのか??
しかも指定されたカテゴリーの縛りの中で戦うという過酷さ。
体力も、踊りの引き出し、バリエーションも、その場で即座に対応する対応力も、様々な要素が要求される、超ハイレベルなバトルであった。
そして決勝に残った2人は、その要求に応えられる素晴らしいレベルの持ち主であった。
これだけ過酷な、POPPIN'というジャンルをモーラしたバトルを戦い抜いた2人は、他のどのバトルで勝つよりも素晴らしい結果を出していると思った。
優勝のリョウスケはもちろん、マドカも本当に凄かった!
久々に凄いバトルを目撃して、とても刺激を受けたました!!
だいぶ前の話になるが、スーパーチャンプルというダンス番組にダンス監修として関わっていた頃の話し。
とある企画のダンスを監修していた時、はじめて会った女子がアニメーションをやると聞いていたので、「ポッパーなんだよね?」と聞いたら
「いえ、わたし、ポップはやらないんです。アニメーションだけです。」と聞いて驚愕した記憶がよみがえってきた。
俺からしてみたらこんな感じ・・・
ロックで言えば「ロックはやらないんです。ポイントだけです。」
BREAKIN'で言えば「6歩のフットワークはやらないんです。ウインドミルだけです」
一言で言えば「あり得ない」はなし!!
当然ながらダンスのジャンルも分かってない彼女の自称「アニメーション」は我々の言うアニメーションとは程遠く、ただ単に奇抜な動きというだけでした。
それをダンサーとして出演させるメディアにも大きな責任はありますが・・・
我々のダンスはそれぞれカルチャーとしてのバックグラウンドを持っています。
歴史はまだまだ浅いけど、それでも既にそれなりの流れと文化をもって成立し、進化し、発展しております。
そういう事を理解しないで、ある一部分の表面的な事をとらえて、そして奇をてらったことをして周りからもてはやされている人のなんと浅い事かと、残念でなりません。
簡単に出来る事
奇をてらった事
ただ単に派手な事
ウケ狙いだけの事
揃っているとかいないとかだけのグループダンス
それらの事も全て、自分からしたら同じ事です。
ストリートダンスが、何故ここまで世界に広がり、浸透しているのか。
それは、その中に必ず核となる、「ゆるぎない部分」があるからだと思います。
はやりすたれや、表面だけのものは、一旦はやってもすぐにスタレて無くなっていきます。
かつてブレイキングは、アメリカで一度ハヤリ物としての扱いを受け、完膚なまでに追いやられましたが、今や立派に息を吹き返して世界の隅々まで広がり、ますます発展しております。
それはその背後に文化としてのバックグラウンドがあるからだと思います。
そんな事をいろいろ思い出させてくれた今日の素晴らしいイベント、バトルでした。
今日は短い時間の中で本当にさまざまな事を思わされました。
・我々のダンスのオリジネイターの一人、MR.WIGGLESへの BIG RESPECT。
・そういうオリジネイターが来てくれるその場所に、もっと多くの人が足を運ぶべきだという事
・いつもWIGGLESを呼んで、若い世代を含め多くの人達との接点を作ってくれているマサミさんへの感謝
・そして、最後まで過酷なバトルを戦い抜いたリョウスケとマドカへの拍手!!
などなど
この刺激を糧に、自分も自分のダンスのため、教える生徒のため、我々の素晴らしいカルチャーのために微力ながら頑張っていこうと思います!!
皆さん、ありがとうございました。
P.S.
MCがACKYといのも贅沢!
そしてKAISTARは相変わらず俺好みの曲をかける!!
KOGATAROOもお疲れさん!!
仕事が終わらず、だいぶ遅くなって行きましたが、POPPIN'バトルの決勝は見ることができました。
決勝を戦うのは「マドカ」と「リョウスケ」
ジャッジはオーディエンスだったのですが、センターに座するMR.WIGGLESが、この2名に次々とカテゴリーを指定してきます。
次はロボット、次はウェーブ、次はアニメーション、次はタット、次はロミオツイスト、次はポップ・・・
マドカとリョウスケはいったい何ラウンド戦ったのか??
しかも指定されたカテゴリーの縛りの中で戦うという過酷さ。
体力も、踊りの引き出し、バリエーションも、その場で即座に対応する対応力も、様々な要素が要求される、超ハイレベルなバトルであった。
そして決勝に残った2人は、その要求に応えられる素晴らしいレベルの持ち主であった。
これだけ過酷な、POPPIN'というジャンルをモーラしたバトルを戦い抜いた2人は、他のどのバトルで勝つよりも素晴らしい結果を出していると思った。
優勝のリョウスケはもちろん、マドカも本当に凄かった!
久々に凄いバトルを目撃して、とても刺激を受けたました!!
だいぶ前の話になるが、スーパーチャンプルというダンス番組にダンス監修として関わっていた頃の話し。
とある企画のダンスを監修していた時、はじめて会った女子がアニメーションをやると聞いていたので、「ポッパーなんだよね?」と聞いたら
「いえ、わたし、ポップはやらないんです。アニメーションだけです。」と聞いて驚愕した記憶がよみがえってきた。
俺からしてみたらこんな感じ・・・
ロックで言えば「ロックはやらないんです。ポイントだけです。」
BREAKIN'で言えば「6歩のフットワークはやらないんです。ウインドミルだけです」
一言で言えば「あり得ない」はなし!!
当然ながらダンスのジャンルも分かってない彼女の自称「アニメーション」は我々の言うアニメーションとは程遠く、ただ単に奇抜な動きというだけでした。
それをダンサーとして出演させるメディアにも大きな責任はありますが・・・
我々のダンスはそれぞれカルチャーとしてのバックグラウンドを持っています。
歴史はまだまだ浅いけど、それでも既にそれなりの流れと文化をもって成立し、進化し、発展しております。
そういう事を理解しないで、ある一部分の表面的な事をとらえて、そして奇をてらったことをして周りからもてはやされている人のなんと浅い事かと、残念でなりません。
簡単に出来る事
奇をてらった事
ただ単に派手な事
ウケ狙いだけの事
揃っているとかいないとかだけのグループダンス
それらの事も全て、自分からしたら同じ事です。
ストリートダンスが、何故ここまで世界に広がり、浸透しているのか。
それは、その中に必ず核となる、「ゆるぎない部分」があるからだと思います。
はやりすたれや、表面だけのものは、一旦はやってもすぐにスタレて無くなっていきます。
かつてブレイキングは、アメリカで一度ハヤリ物としての扱いを受け、完膚なまでに追いやられましたが、今や立派に息を吹き返して世界の隅々まで広がり、ますます発展しております。
それはその背後に文化としてのバックグラウンドがあるからだと思います。
そんな事をいろいろ思い出させてくれた今日の素晴らしいイベント、バトルでした。
今日は短い時間の中で本当にさまざまな事を思わされました。
・我々のダンスのオリジネイターの一人、MR.WIGGLESへの BIG RESPECT。
・そういうオリジネイターが来てくれるその場所に、もっと多くの人が足を運ぶべきだという事
・いつもWIGGLESを呼んで、若い世代を含め多くの人達との接点を作ってくれているマサミさんへの感謝
・そして、最後まで過酷なバトルを戦い抜いたリョウスケとマドカへの拍手!!
などなど
この刺激を糧に、自分も自分のダンスのため、教える生徒のため、我々の素晴らしいカルチャーのために微力ながら頑張っていこうと思います!!
皆さん、ありがとうございました。
P.S.
MCがACKYといのも贅沢!
そしてKAISTARは相変わらず俺好みの曲をかける!!
KOGATAROOもお疲れさん!!
REP GENERATION 最高のイベントでした!!
2月22日(日)、鶴見WAAAPSにて初となるイベント REP GENERATION を開催しました!
このイベントは、世代別にバトルを行い、各世代ごとのNO.1を決定し、その後、全ての世代の1位同士が戦って全世代の1位を決めるという新しいコンセプトのイベントです。
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS の WORLD FINALS において開催されていた Dirty30、Naughty 40 という、30代、40代のバトルに影響されて、企画したイベントです。
とにかく、イギリスでのバトルの中では、この中年B-BOY BATTLE が一番熱かった!!
その熱気を是非日本に! という思いで企画、開催しました。
年代分けは
1.9歳以下
2.10代
3.20代
4.30代
5.40代以上
の5つに分けて行いました。
初開催、プロモーション不足という事もあってか、エントリーはそこまで多くなかったです。特に9歳以下、40代以上は少なくて残念でしたが、それでも内容的には素晴らしかったなと思いました。
年代別に簡単に感想をまとめます。
●9歳以下
B-BOY界の未来をしょって立つ可愛い子供達。
ヘッドスピンをかます女の子。
アクロバットをかます女の子。
女子強いな!!可愛いだけじゃない!
けれど今回は男のメンツをマイロ君が守ってくれました(笑)
バランスのいい踊りでよかったです。おめでとう!!
●10代
恐らく一番大変だったのは10代でしょう。10歳でも10代、19歳でも10代。この年齢の差、体力、技術の差はかなり厳しいと思います。
その意味では、10代で見事優勝したSYO-YAは素晴らしかった。
しかも遠方から一人での参加!
12歳にしてこのスキル!!
素晴らしいの一言です。
これからも頑張って、いろいろと結果を出していってほしいですね。
●20代
一番体力、スキルともに充実位しているのがこの世代。
それだけにここで勝つのは大変だったと思う。
接戦、激戦、多く行われました!!
スキル、個性とも高い人たちが多かった!!
特に20代決勝のKOHEI VS SMILY は今回のバトルの中で最も見ごたえのある、素晴らしいものだった!
●30代
YURIEやYUKなど実力派が顔をそろえた30代。
体力的には20代、30代には負けるのかもしれないが、そんな様子も全く見せないB-BOY、B-GIRL達の熱いムーヴ。スキルが体力を完全にカバーしていただけでなく、気力は相当充実しておりました。
実は自分の生徒が3人30代に参加してくれましたが、全員一回戦負けでした(笑)
これは、指導者として大いに反省しなければいけません!!
次は1回戦突破できるようになってもらおうと思います。
●40以上
OVER40は4人しかエントリーがいなかったのでBEST4からのバトルとなりました。
下は40歳から上は49歳まで!!(ちなみに俺は47歳)
エビさんが49歳とは知らなかったし、あのバックスピンをマジカで見たのは初めてだったので嬉しかったです。
ともかく、40代以上のB-BOY。ずっとやってきた人もいれば、40過ぎで始めた人もいるという話。
そんな、様々な人達が、バトルで交流をもてる、素晴らしいカルチャーであると改めて思いました。
OVER40がいつかALL GENERATION で優勝出来る日が来ることを期待しております!!
●ALL GENERATION
そして、全ての世代を制したのはYUK!おめでとう!
今までもUK B-Boy Championships などでかかわりがあった彼。
体力、バリエーション、スタイル、皆決まってました!!
ここぞというところでの勝負強さもあったと思う。
"WINNER OF ALL GENERATION !!"
素晴らしい称号です。
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS のソロバトルのシード権をゲットしたので、そっちも頑張ってほしいです!!
皆それぞれ凄かったし、いい踊りしてたけど、そんな中でも
俺が見ていて凄いなとか、やるなと思ったB-BOY、B-GIRL達を敢えて数人だけ上げておきます。
Lil Bean:ナイスなスタイルとスピーディーな動き。踊りも良かった。
CHIERI:柔軟性とフレイヴァー。スピードもなかなかのもの!
SMILY:バリエーション、フロー、B-BOYフレイヴァー抜群だった
KOHEI:オリジナリティのあるB-BOY感と、音とのシンクロが最高。
G:質の高いフットワーク。長身から繰り出すオリジナルフレイヴァー。
TAECO:B-GIRLでこれだけの味はなかなか出せない、味のあるフットワーク。
といったところでしょうか。
他にもいいムーヴかましてた人達沢山いました。
刺激になりました!
次回もまた夏前後にこの企画を行いたいと思います。
各世代の皆様、
REPRESENT YOUR GENERATION
&
RESPECT OTHER GENERATION
のWRでお願いします!!
●UNDER9優勝:
KID MILO(UP ROCK CREW / Tacobell crew)
●10s優勝:
SHO -YA
●20s優勝:
SMILY(TACOBELL CREW / BATTLE REDMAN)
●30s優勝:
●ALL GENERATION 優勝:
YUK(battle red man SIVA)
●Over40優勝:
kazu(湘南bboyz、ganjastic)
イベント詳細は以下をチェックしてください!
www.aasd.jp
このイベントは、世代別にバトルを行い、各世代ごとのNO.1を決定し、その後、全ての世代の1位同士が戦って全世代の1位を決めるという新しいコンセプトのイベントです。
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS の WORLD FINALS において開催されていた Dirty30、Naughty 40 という、30代、40代のバトルに影響されて、企画したイベントです。
とにかく、イギリスでのバトルの中では、この中年B-BOY BATTLE が一番熱かった!!
その熱気を是非日本に! という思いで企画、開催しました。
年代分けは
1.9歳以下
2.10代
3.20代
4.30代
5.40代以上
の5つに分けて行いました。
初開催、プロモーション不足という事もあってか、エントリーはそこまで多くなかったです。特に9歳以下、40代以上は少なくて残念でしたが、それでも内容的には素晴らしかったなと思いました。
年代別に簡単に感想をまとめます。
●9歳以下
B-BOY界の未来をしょって立つ可愛い子供達。
ヘッドスピンをかます女の子。
アクロバットをかます女の子。
女子強いな!!可愛いだけじゃない!
けれど今回は男のメンツをマイロ君が守ってくれました(笑)
バランスのいい踊りでよかったです。おめでとう!!
●10代
恐らく一番大変だったのは10代でしょう。10歳でも10代、19歳でも10代。この年齢の差、体力、技術の差はかなり厳しいと思います。
その意味では、10代で見事優勝したSYO-YAは素晴らしかった。
しかも遠方から一人での参加!
12歳にしてこのスキル!!
素晴らしいの一言です。
これからも頑張って、いろいろと結果を出していってほしいですね。
●20代
一番体力、スキルともに充実位しているのがこの世代。
それだけにここで勝つのは大変だったと思う。
接戦、激戦、多く行われました!!
スキル、個性とも高い人たちが多かった!!
特に20代決勝のKOHEI VS SMILY は今回のバトルの中で最も見ごたえのある、素晴らしいものだった!
●30代
YURIEやYUKなど実力派が顔をそろえた30代。
体力的には20代、30代には負けるのかもしれないが、そんな様子も全く見せないB-BOY、B-GIRL達の熱いムーヴ。スキルが体力を完全にカバーしていただけでなく、気力は相当充実しておりました。
実は自分の生徒が3人30代に参加してくれましたが、全員一回戦負けでした(笑)
これは、指導者として大いに反省しなければいけません!!
次は1回戦突破できるようになってもらおうと思います。
●40以上
OVER40は4人しかエントリーがいなかったのでBEST4からのバトルとなりました。
下は40歳から上は49歳まで!!(ちなみに俺は47歳)
エビさんが49歳とは知らなかったし、あのバックスピンをマジカで見たのは初めてだったので嬉しかったです。
ともかく、40代以上のB-BOY。ずっとやってきた人もいれば、40過ぎで始めた人もいるという話。
そんな、様々な人達が、バトルで交流をもてる、素晴らしいカルチャーであると改めて思いました。
OVER40がいつかALL GENERATION で優勝出来る日が来ることを期待しております!!
●ALL GENERATION
そして、全ての世代を制したのはYUK!おめでとう!
今までもUK B-Boy Championships などでかかわりがあった彼。
体力、バリエーション、スタイル、皆決まってました!!
ここぞというところでの勝負強さもあったと思う。
"WINNER OF ALL GENERATION !!"
素晴らしい称号です。
UK B-BOY CHAMPIONSHIPS のソロバトルのシード権をゲットしたので、そっちも頑張ってほしいです!!
皆それぞれ凄かったし、いい踊りしてたけど、そんな中でも
俺が見ていて凄いなとか、やるなと思ったB-BOY、B-GIRL達を敢えて数人だけ上げておきます。
Lil Bean:ナイスなスタイルとスピーディーな動き。踊りも良かった。
CHIERI:柔軟性とフレイヴァー。スピードもなかなかのもの!
SMILY:バリエーション、フロー、B-BOYフレイヴァー抜群だった
KOHEI:オリジナリティのあるB-BOY感と、音とのシンクロが最高。
G:質の高いフットワーク。長身から繰り出すオリジナルフレイヴァー。
TAECO:B-GIRLでこれだけの味はなかなか出せない、味のあるフットワーク。
といったところでしょうか。
他にもいいムーヴかましてた人達沢山いました。
刺激になりました!
次回もまた夏前後にこの企画を行いたいと思います。
各世代の皆様、
REPRESENT YOUR GENERATION
&
RESPECT OTHER GENERATION
のWRでお願いします!!
●UNDER9優勝:
KID MILO(UP ROCK CREW / Tacobell crew)
●10s優勝:
SHO -YA
●20s優勝:
SMILY(TACOBELL CREW / BATTLE REDMAN)
●30s優勝:
●ALL GENERATION 優勝:
YUK(battle red man SIVA)
●Over40優勝:
kazu(湘南bboyz、ganjastic)
イベント詳細は以下をチェックしてください!
www.aasd.jp
PARTY VOL.2 ありがとうございました!!
ブギーゾーンとフェイス、そしてカラーズによるダンスステージ「PARTY VOL.2」が終了しました。
参加者、保護者、スタッフ、先生、関係者、そしてご来場の皆様、本当にありがとうございました。
いろいろと、大変な事、面白い事、山盛りありました(笑)
細かくは書ききれない事ばかりですが、ダンスを通じて、子供から大人まで、そしてスタジオを超えて交流し、一緒の舞台を作れるという事の幸せを改めて感じました。
可能であれば、もっといろんな皆さんとお話もしたかったのですが、いつも時間に限りがあり、残念です。
チャンスがあれば、是非関わった皆さんと交流を深めていきたいと思います。
皆さん是非TKO NIGHTにも来てください!
朝まで語れます(笑)
あくまで生徒さんたちの作品がメインのステージですが、今回は、スタジオを超えた先生ナンバーがジャンル別に3つ行われ、どれも素晴らしい内容で印象的でした。
HIP-HOPやJAZZは実際客席から見させてもらいましたが、ホントに良かった!
各ジャンル、全く違う良さがあるもので、それが分かり易く伝わった内容だったお思います。
個人的には、今や数少ないストリートダンス界の先輩、佐久間さんやオウジさんと一緒に踊れるというのがとても幸せでした。
先輩をRESPECTし、学びながら後輩につなげていくという作業をこれからも行っていきたいと思います。
沢山の方に支えられて成り立っている舞台でした。
裏方のスタッフの皆さんには本当に感謝です。
特にBZのスタッフ、Diskとショウヘイが沢山作業をしてくれて、今回乗り切る事が出来たと思います。
ありがとうございました!
5日が誕生日だったのですが、7日が本番という事で、それどころではない怒涛の週末でした。
お祝いメッセージをいただいた方も、皆さんありがとうございました。
参加者、保護者、スタッフ、先生、関係者、そしてご来場の皆様、本当にありがとうございました。
いろいろと、大変な事、面白い事、山盛りありました(笑)
細かくは書ききれない事ばかりですが、ダンスを通じて、子供から大人まで、そしてスタジオを超えて交流し、一緒の舞台を作れるという事の幸せを改めて感じました。
可能であれば、もっといろんな皆さんとお話もしたかったのですが、いつも時間に限りがあり、残念です。
チャンスがあれば、是非関わった皆さんと交流を深めていきたいと思います。
皆さん是非TKO NIGHTにも来てください!
朝まで語れます(笑)
あくまで生徒さんたちの作品がメインのステージですが、今回は、スタジオを超えた先生ナンバーがジャンル別に3つ行われ、どれも素晴らしい内容で印象的でした。
HIP-HOPやJAZZは実際客席から見させてもらいましたが、ホントに良かった!
各ジャンル、全く違う良さがあるもので、それが分かり易く伝わった内容だったお思います。
個人的には、今や数少ないストリートダンス界の先輩、佐久間さんやオウジさんと一緒に踊れるというのがとても幸せでした。
先輩をRESPECTし、学びながら後輩につなげていくという作業をこれからも行っていきたいと思います。
沢山の方に支えられて成り立っている舞台でした。
裏方のスタッフの皆さんには本当に感謝です。
特にBZのスタッフ、Diskとショウヘイが沢山作業をしてくれて、今回乗り切る事が出来たと思います。
ありがとうございました!
5日が誕生日だったのですが、7日が本番という事で、それどころではない怒涛の週末でした。
お祝いメッセージをいただいた方も、皆さんありがとうございました。
感謝の気持ち
今日は川口市社会福祉協議会主催のダンスコンテストにジャッジとして参加させていただきました。
毎度思う事ではありますが、公共の団体が主催してダンスコンテストを行っていただける環境の幸せを感じます。
自分たちが若いころでは、決して考えられなかった環境です。
アンダーグラウンドのイベントと大分雰囲気も違い、多少戸惑う事もありましたが、いろんな所でダンスが広がっていっている事が実感できて嬉しく思いました。
最後の方に少しお話をさせていただいた時にも言いましたが、
この、
当たり前のようにイベントがあって、出れる場所があるという恵まれた環境は
決して当たり前ではありません。
関係各位の努力と準備の結果として出れる場所がある訳です。
それに伴って目標やモチベーションが生まれ、ダンスを通じて努力したり、協調したり、何かを成し遂げる喜びを得たりすることが出来る訳です。
なので、是非イベントやそれを運営している方々に常に感謝の気持ちを持っていただきたいと思います。
審査発表が終わった後に、イベント全体の締めの挨拶がありました。
お話の最中に会場から出ていく人達が結構見受けられました。
ダンスの結果発表も終わり、もう自分達には関係ないと思われたのかもしれません。
気持ちは分かりますが、こういう時こそ感謝、リスペクトの精神です。
そんなに長い話ではないんです。
ほんのちょっと最後の挨拶をされている間、イベントを開催していただいた感謝の気持ちをもって最後まで話を聞いていただけたらと思います。
HIP-HOP のカルチャーのベースにはリスペクトの精神があります。
それは、他者と争うバトルカルチャーだからこそ生まれてきた、他者尊重の精神だと思います。
このカルチャーのそういうよい部分をもっと広げていけたら嬉しいなと思います。
出演、観覧、運営関係者の皆様 ありがとうございました。
毎度思う事ではありますが、公共の団体が主催してダンスコンテストを行っていただける環境の幸せを感じます。
自分たちが若いころでは、決して考えられなかった環境です。
アンダーグラウンドのイベントと大分雰囲気も違い、多少戸惑う事もありましたが、いろんな所でダンスが広がっていっている事が実感できて嬉しく思いました。
最後の方に少しお話をさせていただいた時にも言いましたが、
この、
当たり前のようにイベントがあって、出れる場所があるという恵まれた環境は
決して当たり前ではありません。
関係各位の努力と準備の結果として出れる場所がある訳です。
それに伴って目標やモチベーションが生まれ、ダンスを通じて努力したり、協調したり、何かを成し遂げる喜びを得たりすることが出来る訳です。
なので、是非イベントやそれを運営している方々に常に感謝の気持ちを持っていただきたいと思います。
審査発表が終わった後に、イベント全体の締めの挨拶がありました。
お話の最中に会場から出ていく人達が結構見受けられました。
ダンスの結果発表も終わり、もう自分達には関係ないと思われたのかもしれません。
気持ちは分かりますが、こういう時こそ感謝、リスペクトの精神です。
そんなに長い話ではないんです。
ほんのちょっと最後の挨拶をされている間、イベントを開催していただいた感謝の気持ちをもって最後まで話を聞いていただけたらと思います。
HIP-HOP のカルチャーのベースにはリスペクトの精神があります。
それは、他者と争うバトルカルチャーだからこそ生まれてきた、他者尊重の精神だと思います。
このカルチャーのそういうよい部分をもっと広げていけたら嬉しいなと思います。
出演、観覧、運営関係者の皆様 ありがとうございました。
自分を愛することから始まる、RESPECTの精神!!
今忙しくて、それどころじゃないのに、
今書いておかないと機会を逃しそうなので、頑張って書いておきます。
それは俺がHip-Hopから学んだRESPECTの精神であります。
先日、FACEBOOKでホリエハルキ君の動画を見て思いました。
残念ながら、FACEBOOKの動画はアメブロに貼り付けられないみたいなので、
是非FACEBOOKにログインしてから以下のリンクで見てみてください。
まぁとりあえず、見てください!!
https://www.facebook.com/photo.php?v=475414922585217
この男は凄い!
映画WILD STYLE のDOULBE TROUBLEのRAPをモチーフに、日本語でRAPしております。
ちょっと大げさではあるが、この男の、HIP-HOPに対する愛、
HIP-HOPと関わってきた人生がにじみ出るような、
あふれ出るようなパフォーマンスだと思います。
彼の動画を見て、素直にそう思えた自分を振り返った時にふと、
RESPECT に対する精神について思いが及びました。
俺はこれを人間社会からも学んだが、HIP-HOPからも学んできたと思う。
ハルキは、数少ない、というよりももうほとんどいない同い年のストリートダンサーです。高校時代、原宿の歩行者天国で踊っていた頃からの知り合いです。
踊りに対する考え方や、方向性はかなり違っていたせいもあってか、会って話をしたり挨拶したりする事はあるものの、一緒に飲みに行ったりするような親しい間柄ではありません。
それでも、ホコ天で知り合ってからもう約30年が経ちました。
話は一旦変わりますが・・・
世の中には、人の事を悪く言ったり、足を引っ張ったりする人が結構います。
人の事を馬鹿にしている人も沢山います。
そういう人は自分に自信がない人です。
自分に自信がないから、相手の事を悪く言ったり、馬鹿にしたりして、相対的に自分の地位を上げようとするのです。
自分自身それに気づいていない人も沢山います。
そういう人は周りの人も巻き込んで、自分の意見に同調させようとます。
不必要に人を馬鹿にしたり、上から目線で人に接する人は、「自分に自信がない」と人に言って回っているようなものです。
日本の教育に絶対的に足りないのは自尊心の教育だと思う。
「人のために」という事はよく聞きますが、「自分を愛する」という教育は基本されていないかと思います。
ただの自惚れた過信で、困難にあたるとすぐなえてしまったりする人はよく見かけますが、真に自信を持っている人は本当に少ないと思います。
よく、歌の文句に
「自分を愛せなければ人の事は愛せない」
みたいな言葉が出てきますが、若いころはこの意味がまったく理解できなかった。
自分を愛することをよく知らない俺は、いろんなシーンで苦しい思いをしてきたと思う。
しかし、HIP-HOPを、
特にBREAKIN'を通して、
俺はその大切さを少しづつ学んできた。
バトルを通してチームのあり方、人とのかかわり方、
そして長所の活かし方を学び、
海外のB-BOYやダンサー達を通して、人間のアイデンティティのあり方や、
オリジナリティを学び、
ダンスのショーを通して、自己表現の仕方や、音楽との人間のかかわりについて学び、
他にも沢山の事をこのカルチャーから学んできた。
自分と境遇が似ている人や、近い存在が注目されていたり、
自分より優れていると感じたりすると、やっかみの気持ちが出る人は多いと思う。
「あいつより俺の方が、私の方がもっとすごいのに」
とか
「あいつは本当はわかっていないダメなやつだ」
とか、
そういう事を周りに言って自分の方が上だと印象付けようとしたりする。
これも全て自分に対する自信の無さからくる言動ではないだろうか。
自分に自信がある人は、
「あいつのこの部分は本当に凄い」と素直に言える。
何故なら、裏を返せば
「でも、俺のこの部分もとってもいい」
という自分への自信、自尊心があるからだ。
どんな人にだっていいところもあれば、悪いところもある。
優れているところもあれば、劣っているところもある。
当たり前だ。
自分が全部だめだと思っていたら、それが苦しいから、
他の人をけなしたり、低く見ることで自分の立ち位置を確保しようとするのではないか?
自分自身にも少なからず経験がある。
人の成功を素直に喜べなかったり、けなしたりしてウサを晴らすというか、
自分が偉くなったような気分になるというか・・・
でもそんな俺もHIP-HOPを通して多くを学んできた。
HIP-HOPの根底には様々なものがあると思うが、RESPECTの精神もその大切な一要素だと思う。
例えばHIP-HOPのダンスでは、、
個々がいかに個性的であり、その個性の集まりがいかに調和するかという事に重点が置かれている。
チームのバトルでは、メンバーそれぞれの特性に重点が置かれ、その特性を生かしたチームが勝利を収める。
HIP-HOPは、「個」にベースを置きそこから発展した「集団」をとらえるカルチャーなのである。
それは「集団」の中の「個」という考え方とは真逆である。
そして、「個」を尊重する考えのベースは「自尊心」なのではないかと思う。
自分を愛し、自分を認めることができて初めて相手を認めることも可能になる。
そこから次の新しいものが積みあがってくるのだ。
新しい自分、今より素晴らしい自分に出会えるのだと思う。
ようやく話を戻すが、
俺には無い素晴らしいものを沢山もっている、同級生の「ホリエハルキ」を見て、素直に「凄い、素晴らしい」と思えたのは、
裏を返せば「俺にだっていいところがあるじゃないか」と思える自分がいると改めて感じたのだ。
関係ないハルキを引き合いにだして、こんな長ったらしい文章を書いて、申し訳ないが、俺は彼の素晴らしいパフォーマンスを見て、ふとこんな事を感じたのです。
俺もハルキも、全く同じ時代を、
同じカルチャーの上を、
まるで違う道順で歩いてきた。
でも2人ともHIP-HOPから多くの事を学んできた、
HIP-HOPに育てられた、HIP-HOPの子供だ。
そんな俺達も育てられて30年もたてば、
今度は自分達が、学んできた素晴らしい多くの事を次の世代に伝える立場になってきたのだと思う。
だから我々はこれからもそれぞれの立場で、HIP-HOPと関わり、活動していくのでしょう。
次の世代にRESPECTの精神を伝えるために!!
PEACE UNITY LOVE & HAVIN' FUN
を伝えるために!!
今書いておかないと機会を逃しそうなので、頑張って書いておきます。
それは俺がHip-Hopから学んだRESPECTの精神であります。
先日、FACEBOOKでホリエハルキ君の動画を見て思いました。
残念ながら、FACEBOOKの動画はアメブロに貼り付けられないみたいなので、
是非FACEBOOKにログインしてから以下のリンクで見てみてください。
まぁとりあえず、見てください!!
https://www.facebook.com/photo.php?v=475414922585217
この男は凄い!
映画WILD STYLE のDOULBE TROUBLEのRAPをモチーフに、日本語でRAPしております。
ちょっと大げさではあるが、この男の、HIP-HOPに対する愛、
HIP-HOPと関わってきた人生がにじみ出るような、
あふれ出るようなパフォーマンスだと思います。
彼の動画を見て、素直にそう思えた自分を振り返った時にふと、
RESPECT に対する精神について思いが及びました。
俺はこれを人間社会からも学んだが、HIP-HOPからも学んできたと思う。
ハルキは、数少ない、というよりももうほとんどいない同い年のストリートダンサーです。高校時代、原宿の歩行者天国で踊っていた頃からの知り合いです。
踊りに対する考え方や、方向性はかなり違っていたせいもあってか、会って話をしたり挨拶したりする事はあるものの、一緒に飲みに行ったりするような親しい間柄ではありません。
それでも、ホコ天で知り合ってからもう約30年が経ちました。
話は一旦変わりますが・・・
世の中には、人の事を悪く言ったり、足を引っ張ったりする人が結構います。
人の事を馬鹿にしている人も沢山います。
そういう人は自分に自信がない人です。
自分に自信がないから、相手の事を悪く言ったり、馬鹿にしたりして、相対的に自分の地位を上げようとするのです。
自分自身それに気づいていない人も沢山います。
そういう人は周りの人も巻き込んで、自分の意見に同調させようとます。
不必要に人を馬鹿にしたり、上から目線で人に接する人は、「自分に自信がない」と人に言って回っているようなものです。
日本の教育に絶対的に足りないのは自尊心の教育だと思う。
「人のために」という事はよく聞きますが、「自分を愛する」という教育は基本されていないかと思います。
ただの自惚れた過信で、困難にあたるとすぐなえてしまったりする人はよく見かけますが、真に自信を持っている人は本当に少ないと思います。
よく、歌の文句に
「自分を愛せなければ人の事は愛せない」
みたいな言葉が出てきますが、若いころはこの意味がまったく理解できなかった。
自分を愛することをよく知らない俺は、いろんなシーンで苦しい思いをしてきたと思う。
しかし、HIP-HOPを、
特にBREAKIN'を通して、
俺はその大切さを少しづつ学んできた。
バトルを通してチームのあり方、人とのかかわり方、
そして長所の活かし方を学び、
海外のB-BOYやダンサー達を通して、人間のアイデンティティのあり方や、
オリジナリティを学び、
ダンスのショーを通して、自己表現の仕方や、音楽との人間のかかわりについて学び、
他にも沢山の事をこのカルチャーから学んできた。
自分と境遇が似ている人や、近い存在が注目されていたり、
自分より優れていると感じたりすると、やっかみの気持ちが出る人は多いと思う。
「あいつより俺の方が、私の方がもっとすごいのに」
とか
「あいつは本当はわかっていないダメなやつだ」
とか、
そういう事を周りに言って自分の方が上だと印象付けようとしたりする。
これも全て自分に対する自信の無さからくる言動ではないだろうか。
自分に自信がある人は、
「あいつのこの部分は本当に凄い」と素直に言える。
何故なら、裏を返せば
「でも、俺のこの部分もとってもいい」
という自分への自信、自尊心があるからだ。
どんな人にだっていいところもあれば、悪いところもある。
優れているところもあれば、劣っているところもある。
当たり前だ。
自分が全部だめだと思っていたら、それが苦しいから、
他の人をけなしたり、低く見ることで自分の立ち位置を確保しようとするのではないか?
自分自身にも少なからず経験がある。
人の成功を素直に喜べなかったり、けなしたりしてウサを晴らすというか、
自分が偉くなったような気分になるというか・・・
でもそんな俺もHIP-HOPを通して多くを学んできた。
HIP-HOPの根底には様々なものがあると思うが、RESPECTの精神もその大切な一要素だと思う。
例えばHIP-HOPのダンスでは、、
個々がいかに個性的であり、その個性の集まりがいかに調和するかという事に重点が置かれている。
チームのバトルでは、メンバーそれぞれの特性に重点が置かれ、その特性を生かしたチームが勝利を収める。
HIP-HOPは、「個」にベースを置きそこから発展した「集団」をとらえるカルチャーなのである。
それは「集団」の中の「個」という考え方とは真逆である。
そして、「個」を尊重する考えのベースは「自尊心」なのではないかと思う。
自分を愛し、自分を認めることができて初めて相手を認めることも可能になる。
そこから次の新しいものが積みあがってくるのだ。
新しい自分、今より素晴らしい自分に出会えるのだと思う。
ようやく話を戻すが、
俺には無い素晴らしいものを沢山もっている、同級生の「ホリエハルキ」を見て、素直に「凄い、素晴らしい」と思えたのは、
裏を返せば「俺にだっていいところがあるじゃないか」と思える自分がいると改めて感じたのだ。
関係ないハルキを引き合いにだして、こんな長ったらしい文章を書いて、申し訳ないが、俺は彼の素晴らしいパフォーマンスを見て、ふとこんな事を感じたのです。
俺もハルキも、全く同じ時代を、
同じカルチャーの上を、
まるで違う道順で歩いてきた。
でも2人ともHIP-HOPから多くの事を学んできた、
HIP-HOPに育てられた、HIP-HOPの子供だ。
そんな俺達も育てられて30年もたてば、
今度は自分達が、学んできた素晴らしい多くの事を次の世代に伝える立場になってきたのだと思う。
だから我々はこれからもそれぞれの立場で、HIP-HOPと関わり、活動していくのでしょう。
次の世代にRESPECTの精神を伝えるために!!
PEACE UNITY LOVE & HAVIN' FUN
を伝えるために!!