雨の天候が心配されましたが、曇り空でスタートした同志社vs立命館の春の練習試合。
1回生同志の戦いは毎年 春の恒例になっています。
ここ2年ほどは接戦になりながら同志社が勝てていないのではないでしょうか。
今年の同志社の1回生は粒揃い、FW、BKバランスの取れたチームは、今年こそ勝利の雄叫びを、挙げて欲しい。
U20日本代表に選ばれているPR北川賢吾選手(東福岡)は海外遠征から帰国しての初先発!
期待が持たれます。彼のプレーは流石ですね。
質の違いを見せてくれました。
高校ジャパン候補 宮島選手(飯田高校)から松下選手(同志社香里)のキックパスを受けた尾﨑選手の2つ目のトライで10-0とリード。
幸先の良いスタートです。
ワントライを返されるものの、11番古賀選手(同志社)選手の粘りのトライで前半を17-7とリードして折り返しました。
今日こそは勝つぞ!という意気込みが感じられる前半戦でした。
でも前半の後半からは、同志社の選手の足が止まってきているのが気がかりでした。
むしろ立命の選手の基本に忠実なプレーが光っている。
組織だったプレーは立命館のほうが上廻っていると感じたのは私だけでしょうか?。
さて後半、前半牽引役を演じてきたNo8田淵選手(天理)の姿が見えません。
同じくロック浅岡選手(同志社香里)選手もベンチに横たわっている。
頼りの宮島選手も足を引きずっているゾ。
この日は今にも泣き出しそうな雨雲からは雫は落ちてはいませんでしたが、もしろ湿度が高い気候は選手達にとっては試練だったかもしれません。
ここからは体力勝負!
怪我人も出て、かなりのメンバーが入れ替わった同志社を尻目に、立命の選手が息を吹き返した感じでした。
それにしても立命のスピード溢れる攻撃は立派でした。10番宗像 仁選手(静岡聖光)、15番平岡 洋選手(静岡聖光)、後半出場の20番柴田雄仁選手(御影)、この3人のスピード溢れる攻撃に後半は翻弄されましたネ。
静岡聖光高校、静岡の高校はラグビーではあまり聞かない学校ですね。素晴らしい、この宗像君。彼のプレースキックも100発100中でした。ど真ん中を射抜く彼のキックは惚れ惚れしますね。
後半は足の止まった同志社。後半は19-42、トータル36-49での敗戦。
後半には15番鳥原選手(同志社香里)の獅子奮迅の独走トライはありましたが、ここは潔く、立命の1回生に脱帽でした。
まだ故障調整中のSO垣内選手(東海大仰星)、FL土井選手(常翔啓光)が復帰すれば、どこにも負けないチームが出来上がるはず。
来週の関学1回生対決がありますが、課題のフィットネス強化に夏合宿を通じて取り組んで欲しい。スタミナとスピードを・・・。期待しています。