ジュリア&グリーン 日本酒とワインとラグビー三昧

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 1回生対決に引き続き行なわれた同志社Avs立命館A。やや波に乗りそうな今年の同志社と実力がイマイチ分からない立命館。戦前の私の予想では同志社の圧勝でした。でもフタを開けてみると・・。

 あれ、れ、れ、れ・・。立命館の3連続トライです。ぽ~んと取られたトライのあとは、風に乗ったペナルテイキックを敵陣深くに蹴りこんだ立命館、ラインアウトからモール。教科書どおりに攻める立命のモールになすすべもなく連続モールトライを許す同志社。これでは先が思いやられますね。モールデフェンスはどうなっているのでしょうか。私の脳裏にも重くて暗い陰が・・。

 でもここから盛り返すんですね、今年の同志社は。強風の吹くこの日の宝が池。圧倒的な不利な状況をなんとか凌ぐ同志社。粘りを演出したのは日野君のガッツ溢れるプレー、そしてその日野君のトライでした。怪我の大久保大明神の後を受ける橋本君のナイスランのトライもあり「、前半を14-19の立命5点リードで折り返しました。


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 後半は同志社が風上に廻る。後半は同志社のペースでしたね。このリズムを作ったのは7番に入った金本君の存在でしょうか。ラインアウトのキャッチャーとして彼のセンスは秀逸。相手ラインアウトへのチャージも相手に取っては脅威でしょう。さらに力強いというよりは軽やかな彼の突進は新しい同志社ラグビースタイルを創造してくれそうな予感がしました。

 何はともあれ28-24で同志社大学の勝利。胸をなでおろして競技場を去るファンの顔にも安堵の表情が印象的ではありました。

 

 同志社ラグビー部サポーターとしてひとつ苦言を。先週の天理戦でも開始早々10分間で、この時はFBの快走に同じようなパターンでトライを献上。この日の立命戦でも開始からの短い時間で、同じようなモール攻撃で2トライを献上。

何が言いたいのかと言うと、ちょっと試合への入りの体勢に問題があるのではと。その後はうまく調整して防いでいるのだから、やってやれないことはない。その辺は次の試合からは注意してもらいたいものです。


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 しかし次週は長野・伊那での早稲田戦。楽しみでもあり、不安でもあります。