2015.08.18 横浜スタジアム

横浜DeNA 3 - 1 ヤクルト

久保リベンジ!

制球と緩急で立体的ピッチング!

7回を投げて4安打1失点でチームを勝利に導く!

ヤクルト相手に相性の悪い久保が先発のマウンド。

態々相性の悪い相手に久保を起用する必要があるのか・・・・と試合開始前は思っていました。

しかし、今日の久保はリベンジに燃えていたようです。


7回、球数は105球でヒットは4本。

その打ちの1本である比屋根に打たれたホームランが非常に勿体なかったですが、しっかりとゲームを作ってチームに勝利を導いたピッチングはお見事でした!


ストレートの走りは抜群でした。

また縦系のスライダーも切れ味よく低めへコントロールされており、それに加えて足の上げ方で微妙にタイミングをずらすなど、ヤクルトの打者が完全に翻弄されていました。


今日の審判は割と外角をとってくれる傾向にあったので、久保としてもストライクを先行させやすかったはず。

内角は非常に厳しく、なかなかストライクをとってくれませんでしたが、それでもしつこく投げ続けて最後はバッターが手を出してしまうという流れ。


完全に久保のゲームでした。


仲間の攻守に助けられたシーンもありましたが、結果は1失点。

試合展開により、勝ち星をつけてあげられなかったのが無念・・・

次回もこの調子でマウンドに上がってもらいたいです。


打線の方はランナーは出すもののなかなか得点出来ない苦しい状況。

バルディリスのタイムリーで1得点で、1-1の同点のまま終盤へ突入していきました。


すると8回。

この日非常にいい感じでバットが出ていた梶谷に特大のホームラン!!

ライトの場外に消えるドンピシャのホームランでついに勝ち越し!


続く筒香にも技ありのホームランが飛び出してスコアを3-1とし、最後は山崎が締めてゲームセット。

攻撃面にはまだまだ課題はあるものの、やはりホームランの影響は大きいと感じる試合でもありました。


それもこれも、先発の久保がしっかりと終盤まで最少失点でゲームを作ってくれたおかげですね。

今年も行われたスターナイトの第1戦を物にでき、DeNAの営業的にも大きく貢献出来たのではないでしょうか!


■最後に笑えれば


イベント中にバックスクリーンで放映された「今シーズンのここまでの戦い」的な映像が、テレビ中継の最後に流されました。

非常に感動を誘うもので私は満足しました。

作りも良くできていて感心もしましたね。

あれを観て、この苦しいブログ書きも勇気がわいてきます。

今シーズン最後までしっかりと書いていこうと改めて思いました。


■筒香の芸術的なホームラン




それにしても8回に飛びだした筒香のホームランは技ありというか、神業というか・・・・

呆れるほどとんでもない、芸術的なホームランでした。


投手秋吉の独特のサイドスローから、シンカー気味に落ちてくる球でしょうか。

空振りをとりに、あるいはひっかけさせて内野ゴロをとりにいったボール。

筒香は泳ぎ気味でバットを出しており、ここまではバッテリーの思惑通り。

しかし規格外なのが次の瞬間。


下の写真の通り、インパクトの直前はバットはボールより上にあるんです。

そこからバットのヘッドが下がらないように振りおろすようなイメージでボールをとらえ、まるで卓球のカット打法のような打ち方でボールを上に上げてしまいます。

これが完全にホームラン性の角度で上がっていき、筒香に軍配。

たまたま決まったホームランなのか、それとも瞬時の反応で体が動いた筒香の打撃センスなのか。

この打撃をされるともともとローボールヒッター気味の筒香のホームラン量産に期待がかかります。

いよいよ彼の本当の覚醒が始まったのかもしれません。

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