2015.08.16 マツダ

横浜DeNA 2 - 7 広島

完敗

頼みのモスコーソが打たれ、打線沈黙

連勝を掛けてマウンドにあがったモスコーソ。

試合前の本人談によれば「クォリティスタートをしてチームに貢献したい」とのことでしたが、残念ながら2本のソロホームランを浴びるなどして4回3失点で降板。

広島先発の福井の好投の前に沈黙する打線を考えれば、この時点で敗色濃厚となりました。

ストレートの走りは悪いわけでもなく、角度のあるストレートも見られましたが時折浮いてくるストレートを狙い打たれての結果。

広島打線はモスコーソのストレートを基準にタイミングをとっていた節があり、それに対して力負けしたような印象でした。


2番手としてマウンドにあがった須田も、このところ結果を出していましたが田中にホームランを浴びるなどで2失点。

高橋も前回登板のリベンジを期しますが、新井にソロを浴びるなどして2失点。


終わってみれば合計4本のホームランを被弾し、トータル7失点と完全に打ち負け。


味方打線はたったの4安打で広島投手陣の前に2点を返すのがやっと。

先発の福井に3安打と沈黙しましたが、4つの四球を生かすことができず攻撃力の無さを露呈する結果となりました。

3点ビハインドで迎えた4回の攻撃、先頭の山下が二塁打で出塁するも、梶谷が三振で何もできず。

筒香を歩かされてロペスが併殺に倒れるという、まさに相手の思うつぼで無得点だったのが試合の流れを大きく決定付けましたね。


4番の筒香に対して3つの四球と勝負を避けられ、3番梶谷、5番ロペスが4タコとまったく仕事をさせてもらえず。

特に梶谷は3三振と三振王まっしぐら。

まさにお手上げの状態でした。


力で押してくる投手にはどうしても歯が立たないのがベイスターズ打線。

2戦目はマエケンに一歩も引かない三嶋の好投がありましたが、この日は残念ながら広島打線に豪快にやられてしまいました。


さて、上位浮上に向けて、大事な3戦目に完敗してチームとしてはいよいよもって厳しい状況に追い込まれました。

4位の広島には2.5ゲーム差。

CS圏内の3位までは4.5ゲーム差。


苦しいことは苦しい。

でも、昨年はもっと苦しい位置からCSを狙っていました。

次は3位のヤクルトと直接対決。

今年のスターナイトは浮上へ最後の望みをかける3連戦となりそうです。


それにしても、打線が一向に上がってこないですね。

今日のように筒香と勝負を避けられて、梶谷、ロペスが不発だと攻撃の形が作れません。

ここへ来て、「ああ、、、グリエルが来てくれていればなぁ~」という思いも出てしまいますが・・・


ただ、広島もなりふり構わず勝ちに来ていました。

この三連戦で大瀬良を3連投させるなど、秋の大終盤のような投手リレーをしており、互いに苦しい状況に変わりはありません。


とにかく去年は5位に終わっているだけに、今年は少しでも順位を上げたいところ。

ベイスターズ浮沈のカギは先発投手陣の整備。

そして一向に上向いてこない打線のメンテナンスがどこまで出来るか。


既にCS進出には黄色信号。

大型連勝をするためには、何か閃きのようなものが必要。


ただ同じ負け方を繰り返しているチームに、どう刺激を与えることが出来るか、注目していきたいと思います。

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