2015.08.14 マツダ

横浜DeNA 4 - 8 広島

守乱から連打

砂田、一回に集中打を浴び4失点

同点に追いつくも頼みのリリーフが打たれた・・・


実はこの試合が始まる前までの記録で気になるデータがありました。


砂田の左右別対戦成績の被打率


対右打者 .314

対左打者 .140


右打者に対してこれだけ打率で打たれていたとは意外。

ストレートがひざ元にビシっと決まって爽快な見逃三振も奪える砂田。

イメージとは裏腹に意外とヒットを打たれているんですね。


で、その砂田に対して、広島は右打者をズラリ。


そして、右打者に対して投げ込んでくるストレートに狙いを絞ってきていたようです。

結果、連打連打で4失点。


結果論になってしまいますが、その辺りは警戒しなくてはなりませんでした。

砂田もそろそろデータが出てくるころで、各チームが対策を練ってくる頃。

まずは自分の得意な形で立ち上がりたいと、素直にいつも通りのピッチングをしてしまったんでしょう。


ただ、この失点劇は先頭の菊地のサードゴロを白崎が弾いて出塁を許してしまったことに始まったといってもいいでしょう。

また、その後にロペスがファールフライを1つ落球。

2アウト分を損失しているんです。


先制点は新井のサードゴロの間に入るのですが、これもランナーがいなければなんでもないゴロ。


2回からは砂田に立ち直りの傾向があっただけに、実に無念の初回の守備になってしまいました。


サードにはバルディリスに変わって白崎が入っていましたが、彼はショートでは軽快なフットワークと強肩で守備面での向上をアピールさせていただけに残念。

(バルのサードの守備がいかに強みだったかが分かりました)


相手先発の薮田も酷い出来。

緒方監督も2回途中で堪忍袋の緒が切れて降板させるという采配。

これに乗じてベイスターズも連打で3得点するなど、試合は荒れ模様でした。


5回表にワイルドピッチで同点に追い付きますが、砂田も初回に余計な体力を使ってしまった影響か、ついに5回裏に勝ち越しを許して降板。


その後、何とか継投で粘っていましたが、頼みの高橋が丸に3ランを浴びてジ・エンド。


追撃のムードを出すこともなく、どちらかと言うと勝つ算段のあった試合を落としてしまいました。


いや~、それにしても初回の守乱が痛かった。

そして加えて砂田があれほど連打をくらっては大量得点にもなります。


春先に連勝していたころは、味方が1点、2点という試合はザラで、結局先発投手の粘り強いピッチングで勝ちを拾っていました。

今はもはやその面影もありません。


ローテーションが正常運転していない状況。

もう一度全員キャンプをやり直したいくらいでしょう。



ところで嶺井がこのところ打撃好調。

右方向へ大きな当たりが出ています。

昨年、西武との交流戦でプロ初安打が逆転サヨナラタイムリー3ベースとなった、まさにその時の打撃のように打っています。

まだ確立は出来ていませんが、これが嶺井の打撃スタイルなのかもしれません。

頑張って自分のものにして欲しいです。


またも窮地に立たされたベイスターズ。

いよいよこのマツダでトドメを刺されることになるかもしれません。

思えば良くここまで戦いました・・・・・


いや、ダメだ!!

悔しい!!

まだ終われない!


明日はマエケン粉砕だ!。

そして、先発予定の三嶋。

完封するくらいの気概で臨んでもらいたい!

失点しなければ負けないんだ!

全員で守っていこう!

全員で攻撃していこう!



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