2014.09.20 マツダスタジアム

横浜DeNA 1 - 3 広島

沈黙の中で

ブランコが痛恨のタイムリーエラー

8回裏の広島の攻撃。

1-2とロースアの接戦に持ち込み、最終回の攻撃に備えて何とかテンポ良く三人で終わらせたかった守りでした。

結果はノーヒットで1失点。。。

先頭の木村が三振振り逃げ。

次打者梵が送りバント。

そして迎えた打者は石原。

なんでもない1,2塁間のショートゴロを山崎がさばき、なんでもない送球。

これをなんと、ブランコがグラブに当てて後逸・・・・

ショートバウンドでもなく、顔の前に来たボールでした。

目を切った・・・・・

いやいや、目を切っても捕れるんじゃないか位のキャッチボール的なボール。

2塁ランナーの木村が難なくホームイン。

慌ててファールゾーンへボールを追いかけていく42番の線番号がとても悲しい。

まったくもって切ない失点シーンを目撃することとなってしまいました。


打線は打てないながら、試合としてはロースコアの痺れる展開。

5回にはこの試合初安打となる柳田のヒットを足がかりに、高城に代打下園を送って見事にタイムリー。

同点に追い付きました。


しかし、打てません。

次のヒットが生まれたのが8回表のグリエルの二塁打。

これが3本目。

加えて最終回に黒羽根が4本目のヒットとなる二塁打を放ち、この日は打ち止め。


柳田、下園、グリエル、黒羽根にそれぞれ1本ずつヒットが出ただけ。

下園は代打、黒羽根は途中出場。

先発した野手でヒットが出たのは柳田とグリエルだけということになります。


昨日は見事な集中打もありましたが、この日は沈黙打線に逆戻り。

相手投手が少し状態が良いと途端に打てなくなるのは今日に始まったことではありませんが、それにしても打てなさ過ぎですね・・・・


う~ん、やっぱりガラっと変えた方がいいかなと思いますよ。

ある程度3位との差が開いていますので、最後まで諦めるなとは言うものの、残り試合数を考えれば現実的な数字ではありません。

来季のことを考えて筒香を4番に据えるのも良いでしょう。

実際、筒香の得点圏打率は特筆すべき打率だし、今日もノーヒットとは言え、チャンスで勝負を避けられた場面もありました。


筒香はいいんですが、その他の方々はいったいどうなんでしょう。

そもそもバルディリスをベンチに下げて、代わりに柳田を起用しているにも関わらず、なぜグリエルをサードに入れないのでしょうか。

柳田がセカンドに入った方がバランス的には良いと思います。

ベンチ内ではその辺りの事情がしっかりと説明されているのか、あるいは理解されているのかは分かりかねますが、ファンとしてはちょっと心配になってしまいますね・・・・・


先発した井納は6回2失点。

6安打という内容にはまずまず。

しかし低めへのストレートはやっぱり魅力。

前半はあれだけ勝てていたのに、後半はなかなか勝ちがつかなくなりました。

何故か井納の時は打線の援護があることで有名だったのですが、援護がもらえずに散るケースが多くなってしまいましたね。

そういう意味でも打線が明らかに低下していることは間違いありません。

投手防御率が飛躍的に改善されているにも関わらず、勝ちが伸びてこない、これはやはり得点能力に起因します。


来季への展望も大事ですが、プロ野球は興業。

やはり勝つための最善策をとってほしいです。

私にはまだ余力があると感じています。


3位とのゲーム差が広がりましたが、まずまずして広島相手に3つ勝とうなんて贅沢な話。

ここは明日勝って2勝1敗にして満足しましょう。

その後に控える阪神戦、これも勝ち越しを目標としたい。


とにかくトータルで勝てるプランを。

その結果、3位に届かなかったならば、それはもう実力。

阪神、広島のどちらかがある程度まとまった連敗をしない限り、CSというのは無理な情勢です。

だったら、まずは自分たちの戦い方をきっちりすること、これを徹底してもらいたいですね。


いかんせん、今年の横浜はエラーが多すぎます。



明日は三浦、相手は前田。


きっと三浦がやってくれるでしょう!



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