2014.09.03 甲子園
横浜DeNA 3 - 1 阪神
ひとりで投げた!
山口、5安打1失点 完投
チームを救う141球


ここで負ければ数字の上でも気持ちの上でも萎えてしまう、事実上ペナントレース離脱の危機。
そんな中、元守護神がチームを窮地から救ってくれました。

9回を投げ抜きプロ初完投。
強打の阪神相手に堂々たるピッチングでした!

しかも5安打されたうち、3本が内野安打。
球数は141球と多目ながら阪神打線を寄せ付けない内容でした。

しかもしかも、5安打は4回までの話。
5回以降は一人のランナーも出さないという完璧な内容。

4回には二死満塁の大ピンチの中、大和をストレートで空振り三振!
力でねじ伏せました。


これ以降はまったくランナーを出さなくなったわけです。

失点したのは不運な当たりが重なった初回のみ。
スミ1。

ベイスターズ打線は白崎のタイムリー、バルのソロ、下園のタイムリーで3得点。
なんとか山口を援護。

さあ、3-1で迎えた最終回。
私は三上投入を信じて疑いませんでした。

山口の球数の多さ
前の試合のリベンジ
チームとしての戦い方

三上投入の条件は満たしていましたが、中畑監督は山口続投を決断!

私はこの決断は英断だったと思っています!

なんていっても山口は5,6,7,8回と4イニング連続の三者凡退。
阪神打線を沈黙させていました。
味方は3得点してるとはいえ、決してベイスターズの流れとはいえない試合展開。
だったら動いて試合に刺激を与えずに、そのまま静かに終わらせた方が得策。

山口のペースに完全にのまれた阪神打線に切り開く力はなく、福留、今成を連続三振!
最後の新井をピーゴロに討ち取りゲームセット!

前の試合のこともあり、今成を三振に討ち取ったときはスカっとしました。

山口が先発として、そして守護神として前日の借りを返し、なんとかチームを転落の危機から救ってくれたのです!


豪腕健在!
やはり彼には先発があっているのでしょう!
一事勝てない時期が続きましたが、この秋に状態を上げてきました。

まだまだ。
まだまだ今年のペナントは離さない!
しがみついて最後まで上位を苦しめ、セリーグ大混乱の中心となれ!



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