8/10 秋田

横浜DeNA 2 - 3 ヤクルト

延長11回サヨナラ負け

アトリ、ストライクがとれず押し出し


横浜ニューマシンガン

延長11回の裏。

マウンドに上がったのは大田でした。


先発コーコランが7回2失点。

なんと6回に先制のタイムリーを許すまでノーヒットというから大したピッチングと言いたいところですが、7四球もされていると打つ方もゲンナリしてしまいます。


ともあれ、それでも試合は作りました。


9回、2アウトまで追いつめられながら4番ブランコが起死回生の同点2ラン!

ハーラートップを走る小川の完封を阻止する貴重なホームランとなりました。

9回、10回とソーサを投入し、凌ぐ横浜。


11回表。

2アウト満塁のチャンスを得て、代打宮崎。

この宮崎があわやレフト前かという惜しいショートライナーに倒れ、チャンスを逸した時点で、横浜の流れはとまってしまったようです。


加えてリリーフ人員割れ。

野手も全て使い切ると言う総動員体制を敷いていましたが、ソーサを出すタイミングも悪くはなかったです。

問題は、そのソーサの後誰が投げるか・・・・


大田がマウンドにあがり、そのパワーピッチングに期待をするしかありませんでしたが、荒れ模様のピッチング内容。

先頭を四球で出すという最悪のパターン。


ここでヤクルトは畠山に送りバントを命じ、1アウトランナー2塁という形をとりました。


さて。

この場面。

横浜ベンチがとったのは1塁を埋めるという策。

当たっている森岡を歩かせるという選択をとりましたが、コントロールに苦しむ大田にとって果たしてプラスになったのでしょうか。


ここで1塁を埋める意味というのは、内野を守りやすくするということと、あわよくば併殺をとりにいくという作戦になるわけです。

今日のアトリの投球を見て、併殺をとりにいくという計算がたつのでしょうか。

これはもう、本当に神頼み的な采配です。


結果、案の定四球を出して満塁。


大ピンチが絶体絶命のピンチに変わりました。


1アウト満塁。

もはや万事休す。


ヤクルト山田にフルカウントまでもっていかれ、最後は変化球を見極められて押し出し四球。

ゲームセット。


この継投に間違いはなかったか・・・・


何か他に手はなかったか・・・・


あまりにやるせない、9連敗となりました。