2012.03.08 オープン戦 京セラ
横浜DeNA 5 - 1 オリックス
ジオ!5回1失点!
オリックスとのオープン戦。
開幕ローテの構想のジオが期待に答える5回1失点の好投を演じました!
昨日までのオープン戦ではそれぞれの投手が課題を残しつつもチームの失点はかなり少ないですね。
さて、ジオ。
ジオとしては結果を残したいので、球種を試している感じではなく完全に本番モードでした。
昨日のピッチングを確認しましたが、全体的に球が高いという印象でしたね。
そこが気になります。
ただ、とにかくストレートというストレートがなく、全てボールが動いていました。
球威も中々あり、スライダーがアウトローに決まるとまず打てないようなボールという印象。
打たれたホームランも決して甘いボールではなかったので、打った高橋をほめておけばいいでしょう。
昨日の投球で開幕ローテは決定ですね!
頼もしい助っ人が来てくれました!!
その後を受けたリリーフ陣も篠原、加賀、林、大原慎と1イニングずつ投げてしっかり0に抑えました。
初回の石川の3塁打は貴重な先制タイムリーでもありました。
石川が外野の間を抜けるような長打を打てるようになると、俊足を揃えている上位打線なだけにかなり強力な攻めが出来ます。
荒波がいやらしくゴロを放っての内野安打を期待する打者ならば、石川には左中間、右中間への打球を増やしての足で稼ぐ長打を打って欲しいと思います。
打ったら走れ!
ここ最近の感じを見ていると、横浜DeNAは三塁にランナーが居る場合、内野ゴロは基本的にゴーのようですね。
『打ったら走れ!』
まるで少年野球のようですが、去年はそれすら出来なかったことを考えれば難しいこと考えずに単純な思考のほうが選手の力を発揮できるとは思います。
ましてや打線に俊足を並べているのですから、前向きな走塁はチームの方針でもありますしね!
石川の本塁突入が成功したことにより、打ち損じたはずのラミレスが救われます。
チームにいい循環が流れますね。
積極的な攻めで得点して、堅実な投手リレー。
まだまだ不安定な要素はたくさんありますが、去年とは雲泥の差を感じます。
いえいえ・・・・・
去年と比べてどうするんですか!
ダメです!
去年を基準にしちゃだめです!
よく言われる「前より良くなった」という言葉ですが、これって自分を納得させるために便利な言葉ですね。
横浜DeNA、前より良くなった、、、では結局最下位は変わりません。
何もかもが全て変わった・・・・・
よくも悪くもまずは変わるということ。
そして、それは一歩一歩確実に行われていると思います。